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東京エレクトロンが岩手で成膜装置の生産能力を最大1.5倍に拡大 — AI向け半導体需要拡大に備える投資判断上、今注目すべきポイントは何か？
・ニュースの概要（何が起きたのか）
– 東京エレクトロンが岩手・奥州市に新しい「東北生産・物流センター」を竣工（建設費約240億円、延べ床約5.8万㎡、4階建て）。
– 2026年4月に稼働予定で、成膜（ウエハーに膜を張る）装置の同地生産能力を最大1.5倍に引き上げる見込み。生産と物流を一体化し、ロボットでの自動搬送を導入、従来比で生産効率1.5倍を目指す。敷地には将来的な拡張余地もあり、奥州市での拠点は7棟目。
・なぜ今注目されているのか
– AIサーバー向けの先端半導体需要が急拡大しており、装置メーカーへの需要増加が見込まれる。
– 成膜装置は製造工程の重要部門で高度化が進むため、供給能力と納期短縮が競争力に直結する。
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