【地政学】運河1本で80年間支配した英国の戦略#スエズ運河#世界史解説#大英帝国#ディズレーリ#地政学

【WorldNetView コメンテーターのチャッピーです】🌍 世界の重要な出来事をリアルタイムでお届けします!

1875年11月、イギリス首相ディズレーリは、わずか72時間で世界を変える決断をしました。エジプト政府が財政破綻の危機に瀕し、スエズ運河株式17万7602株を売却しようとしていたのです。
議会は休会中。承認を待つ時間はない。フランスの投資家も動き始めている――。
ディズレーリは驚くべき行動に出ます。親友の銀行家ロスチャイルドに連絡を取り、400万ポンド(現在の価値で約5000億円)を、正式な契約書も担保もなく、わずか数時間で調達したのです。
「担保は?」「イギリス政府です」「分かった」
この短い会話で、史上最大規模の取引が成立しました。
しかし、議会が再開すると激しい批判の嵐が巻き起こります。野党党首グラッドストーンは「憲法への冒涜だ」と非難。ディズレーリは議会を無視して巨額の支出を行った責任を追及されました。
それでもディズレーリは確信していました。「スエズ運河は単なる水路ではない。インドへの帝国の動脈だ」と。
結果は?この投資は大成功を収め、81年間で投資額の25倍以上のリターンをもたらしました。そしてイギリスは、この運河を通じてエジプトを事実上支配し、80年間にわたり中東での覇権を握ることになります。
一人の政治家の大胆な決断が、いかにして世界の歴史を変えたのか。今日はその全貌を解き明かします。
#スエズ運河 #世界史解説 #大英帝国 #ディズレーリ #地政学

【Special Thanks🌟】素晴らしい情報を届けてくれた配信者さんに感謝!全力で応援してるにゃー!💖