【インフレ率】通貨から逃げろ!物価が上がり続ける理由とは?

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みなさんこんにちは、投資家のヒデビシャスです。

ニュースで「インフレ率」という言葉をよく耳にします。
でも、この言葉の本当の意味を正しく理解している人は意外と少ないかもしれません。

インフレ率とは、物価が1年前と比べてどのくらい上がったかを示す指標です。
ニュースで毎月発表される「インフレ率○%」という数字は、
その月の物価を「前年同月」と比較した「前年同月比」で表されています。

たとえば、2025年10月の物価が2024年10月より10%上がっていれば「+10%」。
そして2027年10月の物価が2026年10月より1.8%上がっていれば「+1.8%」と発表されます。

つまり、「インフレ率が下がった」というのは、
物価の上昇スピードがゆるやかになっただけであって、
物価そのものが下がったという意味ではありません。

たとえば、パンが100円から110円になり、翌年112円になったとします。
このとき、インフレ率は「+10% → +1.8%」に落ち着きました。
でもパンの値段は、100円に戻ることはありません。

このように、インフレ率が落ち着いても、
私たちの生活コストは上がったまま固定されるのです。
結果的に、同じ1,000円でも買える量が減り、
お金の「価値(購買力)」は低下したままになります。

インフレが一段落したあと、
経済は「高コストが当たり前」の新しい世界に再びバランスを取り直していきます。
企業は高い仕入れ価格や人件費を前提に経営を行い、
私たち消費者も「これが今の値段」として受け入れていく。

つまり、
“インフレが収まった”というのは、
通貨の価値が変わった後の世界で、
新しい安定を取り戻したという意味なのです。

インフレ率の「前年同月比」が示すのは、
物価がどのくらいの速さで上昇しているかという“スピード”です。
一方で、物価そのもの――つまり“水準”は、
一度上がったら簡単には下がりません。

だから私たちは、
コストが上がったままの現実を受け入れ、
通貨の価値が変わった世界で生きていく。

まさに現在、その価値が変わろうとしている時だと思います。
ビットコインの上昇、ゴールド、日経平均、米国株指数の史上最高値更新。
これらはインフレにより新しい通貨の価値での値にすぎません。

ここまで物価が上昇して怖いと思いますが、早く通貨から逃げた方が良いかもしれません。

※注意:ここで紹介している内容はあくまで私の分析・意見です。
投資は自己責任で行ってください。投資判断は必ずご自身で行うようお願いします。

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