ジョン・ミアシャイマー教授  「米国はウクライナ戦争をエスカレートさせいる」  2025年7月15日   john mearsheimer

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ジョン・ミアシャイマー教授:米国はウクライナ戦争をエスカレートさせている
7月16日2025年

差し迫った地政学的問題:中東とウクライナ紛争の深層
アンドリュー・ナポリターノ判事とジョン・ミアシャイマー教授によるこの動画では、現在の世界が直面している最も差し迫った地政学的問題、特に中東とウクライナの紛争に焦点を当て、その複雑な力学と米国の役割について深く掘り下げています。

中東情勢:イランとイスラエルの緊張
中東の状況は極めて緊迫しており、イランがイスラエルからの攻撃の可能性を強く認識し、自衛と反撃の両方を計画していると指摘されています。
イランは、ホルムズ海峡の封鎖を含む、イスラエルに重大な損害を与える能力を持っていると示唆されています。

トランプ政権によるイランへの爆撃は、中東の不安定化を招き、米国をイランとの戦争に引きずり込んだと見なされています。ミアシャイマー教授は、バイデン政権がイランとの戦争を回避したことを評価し、トランプ大統領の行動を批判的に見ています。

ネタニヤフ首相とトランプ大統領の会談では、ガザとイランが主要な議題でした。ネタニヤフ首相は、イランがウラン濃縮を再開した場合にイランを攻撃する許可をトランプ大統領から得ようとし、ガザとヨルダン川西岸の民族浄化を確実にするために停戦を阻止しようとしていたと推測されています。
イスラエルは、ガザでの作戦やイラン、シリア、レバノンでの軍事作戦において、米国に大きく依存していることが強調されています。

ウクライナ紛争:矛盾と停滞
ウクライナ紛争に関しては、トランプ大統領のウクライナへの武器供給の一時停止に関する矛盾した発言が取り上げられています。彼は当初、一時停止について知らなかったと主張しましたが、後に自分が命令したと述べ、さらにその後、「ピート」が評価を行っていたことを知っていたと主張するなど、発言が二転三転しています。

クレムリンはトランプ大統領の発言を「でたらめ」で矛盾していると見ているだろうとミアシャイマー教授は示唆しています。
プーチン大統領は、トランプ大統領の言葉ではなく、状況の基本的な事実と論理に焦点を当てていると推測されています。ウクライナの軍隊は「死を待つホスピス患者」に例えられ、その厳しい状況が浮き彫りになっています。

CIAがNATOに軍事装備を販売し、それをウクライナにリースするという新しいシステムは「ルーブ・ゴールドバーグ装置」のようなものだと批判されており、これらの武器が戦場の状況を大きく変える可能性は低いとミアシャイマー教授は考えています。

トランプ大統領は、ガザ、イラン、ウクライナ戦争において失敗しており、戦争を終わらせるという彼の主張にもかかわらず、米国は紛争に深く関与していると結論付けられています。

ドイツの軍事化と核兵器の潜在的脅威
ドイツの軍事化について、ミアシャイマー教授は、それが「帝国ドイツ」や「第三帝国」の再来につながるとは考えていません。しかし、米国が安全保障の傘、特に核の傘をドイツから引き上げた場合、ドイツが核兵器を保有する可能性について懸念を表明しています。
ドイツが核兵器を保有することは、ロシアを「非常に怖がらせる」可能性があり、クレムリンを動揺させるだろうと述べられています。ロシアの戦略家の中には、核兵器の使用を検討すべきだと主張する者もいると指摘されています。

ミアシャイマー教授は、核兵器が使用される可能性は低いものの、冷戦時代よりもはるかに現実的になっていると考えており、世界の安全保障に対する深刻な懸念を提起しています。

国際政治の複雑さと、主要な国家間の相互依存性を浮き彫りにしています。中東とウクライナにおける現在の紛争は、単一の解決策では対処できない多層的な課題を提示しており、米国の外交政策の矛盾が、これらの地域の不安定化に拍車をかけている可能性を示唆しています。

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