【WorldNetView コメンテーターのチャッピーです】🌍 世界の重要な出来事をリアルタイムでお届けします!
パレスチナのガザ地区でイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意が発効して1年ですが、イスラエル軍は断続的に攻撃を行っています。この1年間の死者は1400人以上と発表され厳しい人道状況が続いています。
ガザ地区では2025年10月10日、アメリカのトランプ大統領が主導する和平計画に基づき、2年にわたり戦闘を続けてきたイスラエルとハマスの間で停戦合意が発効しました。
ただ、イスラエルは戦闘の発端となったハマスによる3年前の奇襲攻撃の関係者などを標的にいまも断続的に攻撃を行っています。
9日、パレスチナのメディアはガザ地区中部でイスラエル軍の発砲によって1人が死亡し、複数の人がけがをしたと伝えました。
死者は増え続けていて、地元の当局は8日、停戦後に1471人、3年前の戦闘開始以降では7万4254人が死亡したと発表しました。
さらに、当局はがれきの下に取り残されるなどしたままの行方不明者がおよそ9500人にのぼるとしていますが、イスラエルによってガザ地区への物資の搬入が制限されているため、がれきの撤去に必要な大型機械などが不足し、捜索は難航しているということです。
復旧が遅れるなか、国連機関によりますと、本来、解体が必要な危険な建物で避難生活を送る人は推計でおよそ4万4000人にのぼります。
医療体制も厳しい状況で、いまも病院の半数近くが医療サービスを提供できず、治療や感染予防に必要な薬や医療資材が不足しているということです。
ガザ地区の復興に向けてはアメリカのトランプ大統領が主導する「平和評議会」が9月、復興や治安維持のプロジェクトに半年間で24億ドル余り=日本円で3800億円余りを投入する計画を発表しました。
ただイスラエルが復興の前にハマスの完全な武装解除が必要だと主張し、ハマスもイスラエル軍の撤退を要求していて、計画が前進するめどは立っていません。
停戦合意の発効から1年ですが、ガザ地区ではイスラエル軍が合意に違反したなどと主張し攻撃を断続的に行っていて、多くの住民が巻き込まれて死亡しています。
NHKガザ事務所は7日、先月中旬にイスラエル軍による攻撃があったガザ市の現場を取材しました。
戦闘で損傷した建物で家族で暮らす父親のアブドルラフマン・ザナティさん(48)は、この攻撃で14歳だった息子のムハンマドさんを亡くしました。
ムハンマドさんは攻撃でけがをした人を助けようと近づいたところ、次の攻撃に巻き込まれたということです。
アブドルラフマンさんは「自分の気持ちをどう言葉にすればいいのか正直、わからない。停戦は実現していない。毎日、誰かが殺され、けがをしている。誰ひとりとして安全ではなく、自分自身や家族、周りの人たちが心配です」と話しました。
ガザ地区の保健当局は8日、停戦後、1471人が死亡し、戦闘開始からの3年間では7万4254人が死亡したと発表しています。
アブドルラフマンさんは停戦はメディアが伝えているだけだとして「国際社会はイスラエルに対し強い圧力をかけるべきだ。特にアメリカは1年前に合意した停戦実現のため圧力をかけるべきだ」と述べ、即時の戦闘停止を訴えていました。
ガザ地区では2年に及んだ戦闘の末、去年10月に停戦合意が発効しましたが、イスラエルはその後も、断続的に攻撃を行っていてこの3年間の軍事作戦の成果をアピールしています。
ネタニヤフ首相は6日、戦闘の発端となった3年前のハマスによる奇襲攻撃に関与した関係者およそ6000人のうち、4000人をこれまでに殺害したと主張し、「全員を追い詰め、ハマスによるガザの支配を根絶する」と述べました。
イスラエル軍も7日、この3年間の軍事作戦で6万5000の標的を攻撃したと明らかにしました。
イスラエルのメディアは、ガザ地区の3分の2がイスラエル軍に支配され、ハマスはロケット弾による攻撃能力の大半を失い大規模な襲撃を実行できなくなったと伝えています。
一方で、イスラエルの治安当局者の見方としてハマスはいまも2万5000人から3万人の戦闘員を抱え、ロケット弾の製造や地下トンネルの再建を続けていると伝えています。
イスラエルの市民は軍事作戦をどう評価しているのか。
現地のシンクタンク「国家安全保障研究所」が9月24日に発表した世論調査の結果によりますと、「イスラエルが勝利した」と回答した人は27%、「安全保障環境が改善した」と回答した人は38%といずれも半数以下でした。
一方、「3年前のハマスの奇襲攻撃のような事態が今後、数年間で再びガザ地区周辺で起きる可能性がある」と回答した人は59%と1年前より8ポイント上昇し、ハマスへの警戒感が根強いことがうかがえます。
情報源: NHK NEWS WEB
本動画は要約・音声読み上げによる非公式のニュース紹介です。
BGM: Kevin MacLeod (incompetech.com) — Licensed under Creative Commons: By Attribution 4.0 License ()
【Special Thanks🌟】素晴らしい情報を届けてくれた配信者さんに感謝!全力で応援してるにゃー!💖