ノーベル平和賞に南アフリカ出身のナバネセム・ピレイ氏 国連人権高等弁務官など務める|TBS NEWS DIG

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今年のノーベル平和賞が発表され、南アフリカ出身で、国連人権高等弁務官などを務めたナバネセム・ピレイ氏(85)が選ばれました。

ナバネセム・ピレイ氏、通称ナビ・ピレイ氏は、南アフリカ出身で、反アパルトヘイト活動家の弁護人として活動。政治犯として収容された人に対する拷問の実態を明らかにしました。

その後、ルワンダ国際刑事裁判所の長官や、ICC=国際刑事裁判所の裁判官、国連人権高等弁務官などを歴任。現在は、ICJ=国際司法裁判所の裁判官を務めています。

近年では、イスラエルとパレスチナに関する国連人権理事会が設置した調査委員会の委員長も務めました。

委員会は去年、2023年以降にイスラエルがガザで行った作戦がジェノサイド=大量虐殺にあたると認定する報告書を発表しています。

ノーベル平和賞の選考委員会は、「平和と国際法の推進に向け尽力した」と評価。ICCの赤根智子所長らがアメリカのトランプ政権から制裁を受けていることなどを念頭に、「裁判官が制裁を受け、彼らの制度が攻撃されているなかで、私たちは勇気、先見性、決意を持った人々を必要としている」とし、ピレイ氏について、「まさにそうした資質を示している」と強調しました。

選考委員会 フリードネス委員長
「国際的な制度やルール、そして、関連する諸機関を攻撃し、弱体化させている人たちへの明確なメッセージです」

選考委員会のフリードネス委員長は、今回の平和賞についてこのように述べ、「ピレイ氏だけでなく、国際法に関わる機関や個人も力づけるものとなることを願う」と話しました。

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