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【今日のニュース要約】
2026年9月7日、中国商務部が日本産ジクロロシランの反ダンピング調査で仮決定を公告し、翌8日から輸入時に保証金を積ませる臨時措置が始まりました。率は企業ごとに80.8%から最大99.2%。信越化学工業が99.2%、デンカの子会社デナールシランが80.8%、その他の日本企業が99.2%です。調査は2026年1月7日に始まり、2027年1月7日までに終わる予定です。
【背景:6割を買っている相手に、99.2%】
ジクロロシランは、半導体のウエハーに薄い膜を張るために使うガスです。ロジック、メモリ、アナログ。半導体と呼ばれるもののほとんどが、この工程を通ります。中国側の主張は「日本からの輸入価格が累計31%下がり、国内産業が損害を受けた」というもの。申し立てたのは唐山三孚電子材料という中国企業で、制度そのものは日本にもある、ふつうの仕組みです。
ただし、中国が2025年1〜6月に輸入したこの材料の市場シェアは約60%が日本産。報道では日本勢の世界シェアはおよそ7割とされています。他から買える相手が少ないとき、積んだ保証金は中国の半導体工場のコストとして残ります。輸出規制は売る側が閉じることで、反ダンピングは買う側が高くすることです。高くすると決めた側が、いちばん多く買っています。
【チャプター】
0:00 導入
1:03 第一章 この材料は、何をするものなのか
3:32 第二章 中国は、何を根拠に「安すぎる」と言ったのか
6:16 第三章 保証金は、関税と何が違うのか
8:36 第四章 その率は、誰が払うことになるのか
10:37 第五章 日本は、どれだけ握っているのか
12:54 第六章 何が決まって、何が決まっていないのか
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