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2026年9月1日、大阪大学、科学技術振興機構(JST)、情報通信研究機構(NICT)が、浜松ホトニクスとの共同研究として、大規模な中性原子量子コンピュータ同士を光でつなぐための「多重量子光インターフェース」において、世界記録となる10サイトでの空間多重の検証に成功したと発表しました。
これまで複数の中性原子量子コンピュータをつなぐための光ファイバーによる並列化は数多重程度が限界でしたが、今回「集積光導波路アレイ」という部品を使うことでこの壁を越え、10サイトからの光子を並列に配送することに成功。将来的には約100サイト規模まで拡張できる可能性も示されました(実証済みではなく今後の展望です)。
光子を受け取る検出器には、NICTの技術をもとに浜松ホトニクスが開発した、国内最大32チャンネルの多チャンネル超伝導ナノストリップ光子検出器システムを使用。今回はそのうち10チャンネルを使って検出しました。
目指すのは、データセンター規模で多数の量子コンピュータをつなぐ誤り耐性型汎用量子コンピュータの実現。ただし今回の成果は量子コンピュータ本体の性能を直接引き上げたものではなく、複数の量子コンピュータを「つなぐための土台」を整えた段階です。
成果は米国科学誌『Optica』に2026年8月31日付で掲載されています。
▶ 目次
0:00 「窓」が10個に増えた日
0:16 なぜつなぐ必要があるのか
0:34 数多重が限界だった壁
0:54 集積光導波路アレイで壁を越える
1:11 10サイト、世界記録
1:25 光子を検出する目
1:42 阪大・NICT・浜松ホトニクスの連携
1:59 100サイトへの道、まだ実証はこれから
2:21 まとめ
📌 参考資料
・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)・共同発表「大規模中性原子量子コンピュータ向けの多重量子光インターフェースを実現~大規模ネットワーク型量子コンピュータへの新技術~」(2026年9月1日)
・情報通信研究機構(NICT)「大規模中性原子量子コンピュータ向けの多重量子光インターフェースを実現」(2026年9月1日)
・論文: “Waveguide-array-based multiplexed photonic interface for atom array”, Optica, Vol.13, Issue 9, p.1718 (2026), DOI: 10.1364/OPTICA.588749
音声: VOICEVOX:四国めたん
※本動画は2026年9月7日時点の発表内容に基づいています。今後の進展により状況が更新される可能性があります。
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