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もう無理と言われた日本の半導体が世界最先端に挑んでるって知ってた?
かつて日本の半導体は1980年代に世界シェア約50%を握り、米国を抜いて世界一になった時代がありました。1989年には世界の半導体企業トップ10のうち6社が日本企業(NEC・日立・東芝・富士通・三菱電機ほか)。しかしその後はシェアが約10%まで低下し、最先端のロジック半導体は国内で作れない状態が続き、「もう日本に最先端は無理」とまで言われてきました。
それでも諦めなかった人たちがいます。2022年、トヨタ・デンソー・ソニーグループ・NTT・NEC・ソフトバンク・キオクシア・三菱UFJ銀行の8社が出資し、最先端2nm半導体の量産を目指す「ラピダス(Rapidus)」が設立されました。会長は東京エレクトロン元社長の東哲郎氏、社長は日立出身の小池淳義氏。量産の経験ゼロから、米IBMの2nmプロセス技術やベルギーの研究機関imecと連携し、いきなり世界最先端の2nmに挑みます。2nm世代を射程に入れているのは世界でTSMC・サムスン・インテルの3社のみ。ラピダスは4社目を狙う立場です。
北海道千歳市に建設した製造拠点IIM-1では、2025年4月に2nm試作ラインが稼働し、2025年7月には2nm試作品を初公開・動作確認を発表しました(量産成功ではなく試作段階です)。政府は2027年度までに累計2.9兆円を投じる計画で、量産開始の目標は2027年。東会長は「日本は諦めすぎ」「半導体復権の最後のチャンス」と語り、小池社長は「先端半導体の量産で失われた30年を取り戻す」と語っています。
もう無理と言われた国が、もう一度世界の先頭に手を伸ばそうとしている——日本発の技術の再挑戦の物語です。
※本動画は日本の科学技術ニュースの紹介です。金額・量産時期はいずれも計画・目標であり、2025年7月時点は試作品の動作確認段階です。
出典: ラピダス公式 / 経済産業省 / 日本経済新聞 / 北海道新聞 / IEDM2024(IBM)
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