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有事の金の価格は、値下がりしています。2025年12月からの金の国際取引価格です。
2026年1月29日には、約5594ドルと史上最高値となりました。しかし、中東情勢の悪化後は下落傾向で、6月3日の価格は、4484ドルになっています。「金」は安全資産と言われ、中東情勢の悪化などの有事に価格が下がりにくいと言われています。
「有事の金」なぜ価格は下がったのか?
なぜ金の価格は下がったのか。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員に話を聞きました。
芥田さんは「当初は、安全資産の需要もあり、買われる場面もあったが、金を売ってドルを買う動きが強くなっている」と話しています。ドルが買われた背景については「原油価格の高騰により、物価が上がる『インフレ』の懸念が高まっている。インフレの懸念が高まったことで、アメリカの中央銀行にあたるFRBが金利を引き上げる可能性が高まっています。
金利が付かない『金』を売って、金利がつくドルを買う動きが強くなった」と指摘していました。ただ、「安全資産の需要とドル離れの動きも残っていて、一方的に金が売られる状況ではない。しばらく現在の価格が続くのではないか」と話していました。
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