【4月17日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:35 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:40 ウクライナ・ロシア情勢最新ニュース
1:50 ウクライナ「弾切れ」で撃墜できず大惨事に
2:37 ロシア新たなダム崩壊 市民激怒市長はドバイで豪遊
4:00 ロシア軍歩兵に女性囚人採用「高給と自由を保証」
4:36 各地域の戦況
5:52 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面の戦況
9:14 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
13:50 後方地域の爆発炎上事件
14:25 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説！1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤：ロシア軍 青：ウクライナ軍 オレンジ：係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は？
データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。
—
一方、7000棟以上が浸水したオレンブルグ地方の第2の都市オルスクでは、
洪水の発生時に市長が家族とドバイに避難していたとして住民から大きな批判を浴びています
ロシア汚職防止財団によると、
オルスク市のコズピツァ市長はドバイにスイミングプールとジムを備えた90平方メートルのアパートを3300万ルーブルで購入し、洪水が起きたときは家族と一緒にドバイにいたとして住民の怒りを買っています
またイズベスチャによると、オルスク市当局はダムの維持費用を今年3分の1に大きく削減し、160万ルーブルの予算しか割り当てていなかったことも判明しました
3番目
ロシアでは、ウクライナ戦争のために女性の囚人を採用していることがわかりました
女性受刑者たちは主に衛生兵、
狙撃兵に採用されることが多く、
特に希望があれば突撃兵としても採用されるとのことです
刑務所内では情報が限られ、ウクライナ戦争の実態については知らされず、
高額の給与と除隊後の自由を約束されているため人気は高く、応募する囚人は全員生きて家に帰れると信じて応募しているとのことです
■それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面のフルスクリーン表示で
日付とともに追いかけることができます
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
テルニーで8回、
シベルスク周辺とバフムト方面で33回
攻撃をおこないました
○スバトベ・クレミンナ線
テルニーの7.5キロ東では、
ウクライナ軍がロシア軍に反撃し、
4月12日の動画でお伝えしたロシア軍の
占領地からロシア軍を後退させることに
成功しました
ウクライナ軍がロシア軍を砲撃と
クラスター砲弾で砲撃していて、
新たにルハンスク・ドネツク州境が
この付近の最前線となりました
お見せしているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
この場所をロシア軍占領地から係争地に
戦況図を更新しました
○シベルスク周辺
1番目
ビロホリフカでは、
位置情報つきの映像その他の情報によると、
ロシア軍の第2戦車軍の
第7自動車化ライフル旅団が
ビロホリフカに向かって
攻撃をおこないましたが、
これは失敗し、
反対にウクライナ軍は鉱山の水処理場の手前の
塩山まで反撃し、
そこで陣地戦となっています
お見せしているのはロシア側のもので、
地図で示した場所の様子を
観察している映像となっています
この付近にウクライナ軍がいることが
わかりましたので、
係争地からウクライナ軍が奪還したとして
戦況図を更新しました
○チャシフヤール周辺
連日お伝えしていますが、
ロシア軍はプーチン大統領の就任式
と言われる5月9日までに占領する命令を受け、
チャシフヤールの占領作戦を開始しています
ウクライナ軍の防空が枯渇しているため、
ロシア軍はチャシフヤール周辺に
一日20から40回の近接空爆をおこない、
ウクライナ軍の動きを牽制しています
戦況はロシア軍が
わずかずつ前進していますが、
5月9日に占領できるかどうかは、
空爆とウクライナ軍の防衛が
どうなるかが大きなカギとなります
1番目
ボホダニフカでは、
ロシア軍は南側の集落を
前進しようとしていますが、
ウクライナ軍は森の手前にある陣地で
ロシア軍の前進を阻止しています
今のところは戦況図に変更はありません
2番目
カナルではロシア軍は
引き続き町の最初にある
高層アパートに空爆をおこない、
突入の際に障害とならないよう
建物を破壊しています
また、ごく少数のロシア兵は町を回り込んで
水路まで到達していて、
ウクライナ軍のドローンが排除しています
3番目
未確認の情報では、
南側の森林でもロシア兵が運河を越えて
ノヴィの町の南に浸透している
との情報があり、
気が抜けない展開となっています
ノヴィの町の南では、
幅1キロに渡って運河の水が
地下トンネルを通っていて、
そのまま歩いて西に行くことができ、
総攻撃の際には重要なロシア軍の
前進ルートとなると思われます
ここまで戦況図に変更はありません
○マヨルスク周辺
ニウヨークでは、
ロシア軍がRBK500クラスター爆弾を
確認できるだけで15発
ウクライナ軍陣地に投下し、
ウクライナ軍の戦力を分散させる
陽動作戦の可能性もありますが、
ロシア軍がこの方面に
攻勢を仕掛ける構えを見せています
爆弾はおよそ直径500メートルの範囲に
散らばっていて、
すべてが命中するわけではないようですが、
近くで爆発するだけでも損害が発生し、
空爆がウクライナ軍の脅威となっています
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカの天気は、くもり
最低気温は12度、最高気温は25度
今日の天気予報は、くもりとなっています
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします
○アウディーイウカ方面
この方面でロシア軍は15回
攻撃をおこないました
この日は強風が吹き、
ドローンの有効性が低下したことから、
ウクライナ軍が地上戦で反撃に出ました
1番目
位置情報つきの映像によると、
昨日ロシア軍が占領したとお伝えした
ノヴォバクムチフカの東の線路では、
ウクライナ軍が反撃をおこない、
一部の陣地を奪還しました
その後ロシア軍が多連装ロケットと
ドローンで奪われた陣地に攻撃をおこない、
ロシア軍と陣地戦となり、
双方に損害が発生しています
投稿主は映像を確認していますが、
テレグラムでもお見せできるものでは
ありませんので画像を加工して表示しますが、
その範囲をロシア軍占領地から
係争地に戦況図を更新しました
2番目
ベルディチでは、
ロシアに近いSNSではウクライナ軍が
前進したと主張し、
ウクライナに近い情報では
ロシア軍が前進したと相容れない情報が
交錯していますので、
地上戦となっていることは
間違いないと思われます
位置情報つきの映像では、
ロシア軍が池の畔のウクライナ軍陣地に
ドローンで攻撃をおこなっているものがあります
こちらは戦況図には変更はありません
3番目
ペルヴォマイスケでは、
ウクライナ軍が北、
西の2か所、
南の病院と学校の5方向から攻撃を仕掛け、
奪還作戦をおこない、
ロシア軍と戦闘となっています
ロシア軍も占領した場所に
ほとんど兵を配置していないようで、
ウクライナ軍は次々と陣地を奪還し、
ロシア軍は奪われた陣地に
急遽ドローンを飛ばして応戦しています
お見せしているのはそのうち
北側の攻撃軸の様子で、
ウクライナ軍が陣地を奪っているところを
ロシア軍のドローンが細かく
観察しているところとなっています
この攻撃作戦の成否は今は不明で、
戦況図に変更はありませんが、
陣地が簡単に奪われたことから考えると、
ロシア軍は攻撃に夢中で前線の維持に
回す兵力が少ないのかもしれません
○マリンカ方面
この方面でロシア軍は30回
攻撃をおこないました
1番目
マリンカの北にあるクラスノホリフカでは、
ロシア軍は北東のウクライナ軍陣地に
多連装ロケットで攻撃をおこない、
同時に南東の方向から攻撃を仕掛けました
ウクライナ軍は砲撃とドローンで
応戦していますが、
同時にウクライナ軍は防衛しやすい
町の中心にある工場で防衛を
おこなうことにした模様で、
ウクライナ軍は線路の南の住宅地から
撤退しました
あいたところにロシア軍が前進し、
ウクライナ軍の激しい砲撃で
損害を出しながらもロシア軍が占領しました
また、ロシア軍は亀の子戦車2号を作り
前線に投入し、突破を図りました
ウクライナ軍も砲撃で応戦しましたが、
なかなか砲撃が当たらず、
亀の子戦車2号は線路を越えて前進し、
ウクライナ軍の防衛線となる
工場の手前まで来たところでUターンし、
無事に陣地に帰っていきました
お見せしているのはロシア側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
南側の住宅地の大部分を
ウクライナ軍の支配地と係争地から
ロシア軍が占領したとして、
工場の手前までを係争地に
戦況図を更新しました
それ以外のノヴォミハイリフカなどでは、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退し、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
●後方地域
ウクライナ治安局（SBU）は、
ロシアのネボU可般型レーダーを
破壊したと報告しました
ブリャンスクに設置された
VHFレーダーは700キロの範囲の空中目標を
500メートルの正確さで
立体的に監視できるとされ、
ウクライナの前線のほとんどを
カバーするものとなっています
攻撃の方法などは公表されていませんが、
このレーダーは1基1億ドルといわれ、
SBUによれば
「レーダーはザルになった」とのことです
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でロシア軍は
スタロマイオルスクとロボチネで7回
攻撃をおこない、
クリンキーでは5回
攻撃をおこないましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました