【1月14日ウクライナ情勢 概要】
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0:00 はじめに
0:40 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:19 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
1:32 ロシア原油輸出に大打撃!世界各地で入港禁止
2:38 ガスプロム本社従業員50%削減へ大ナタ
3:34 北朝鮮最新防空システムがロシアのドローンにより破壊
4:46 各地域の戦況
5:14 ロシア領クルスク、ハルキウ方面の戦況
7:25 北東部 ルハンスク州 東部 チャシフヤール方面 テルニー トレツクの戦況
10:50 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
15:10 後方地域の爆発炎上事件
16:25 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
16:43 シリア情勢戦況図
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最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!毎日戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています
#ウクライナ戦況
#ウクライナ情勢
#プーチン大統領
—
ウクライナとロシア情勢のニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で
必要なところを見ることもできます
1番目
ロシアの石油輸出が
大幅に停滞している報道が続々出てきました
ロイターは、
アメリカがロシアの石油タンカー160隻に
制裁を発動した結果、
65隻以上の石油を積んだタンカーの入港が禁止され、
中国、
シンガポール、
バルト海などの沖合に停泊せざるを得なくなった
と伝えました
船舶の位置データでも、
5隻が中国の沖合に、
7隻がシンガポール沖合に停泊し、
その他25隻が目的地を失ったとしています
インドと中国は制裁対象の船の入港を拒否し、
中東からの石油供給に振り替える動きが
出ていると伝えています
ロシアの経済アナリストのネスミヤン氏は、
「中国は抜け道があれば利用するだろうが、
リスクがあればロシアとの取引は
しないことがはっきりした
中国とロシアには、
クレムリンが宣伝するほどの同盟関係は
ないことがわかった」と指摘しました
2番目
ロシアメディアは、
ロシア石油大手のガスプロムの内部文書を公開し、
本社の人員を半分にすると報道しました
副会長の名前で出された文書では、
ガスプロムは成果を明確化し、
部門間でシームレスな情報交換が
できるようにするため、
4100人の従業員を2500人にすると記載されています
ガスプロムは昨年売上が33%減少し、
3090億ルーブル(4500億円)の損失を出し、
経費節減のため本社をモスクワから
サンクト・ペテルブルクに移転し、
都落ちしました
関係者は、
「解雇は3か月前に通知し、
採用できる求人を通知する必要がありますが、
解雇後も給与を支払う必要があり、
費用がかかる」と述べたとのことです
3番目
クレムリンを愛するロシアの軍事ブロガーは、
「クルスクでウクライナの西側防空システムを破壊した」
とする映像を公開したところ、
これを見たOSINTアカウントが、
「これまでロシアになかった北朝鮮の
防空ミサイルのレーダーだった」と結論づけ、
話題となっています
このミサイルは2020年の朝鮮労働党75周年記念パレードで
初めて確認された
最新式の短距離防空ミサイルのレーダーで、
トール防空システムをもとに10輪トレーラーに
乗せて作られたものと考えられています
記事によればこのシステムは
本来平壌を防衛するものでしたが、
北朝鮮が自国の能力をアピールする目的で
クルスクに移動し、
北朝鮮の兵士が操作していたと思われます
しかしロシアのドローンオペレーターは
見たこともない装備だったため、
西側の装備と間違えた可能性があるとのことです
専門家は、
ロシアは北朝鮮兵士を肉攻撃にのみ使用している上、
北朝鮮自慢の兵器を破壊し、
両国の軍事協力に緊張をもたらす可能性がある
と指摘しています
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面でフルスクリーン表示に
していただくと、
日付とともに追いかけることができます
説明にあたり、
過去に海外で起きた事件を参考に、
ルジアンやRuzzian軍などYouTube用に
最適化した表現を使用していますのでご了承ください
●北東部 クルスク、
ハルキウ方面
現在Ruzzian軍が奪還作戦をおこなっているクルスクと、
ハルキウ方面の戦況についてお伝えします
○クルスク方面
作戦に影響を与えるクルスクの天気は、
雪
最高気温-1度、
最低気温-5度
今日の天気予報は、
くもりとなっています
この方面でルジアンは17回の攻撃を行ないました
Ruzzianの軍事ブロガーによると、
Ruzzian軍はマラヤロクニャ方面のクルグレンコエ、
ポグレブキ、
スジャ北東のルスコエポロチノエ、
南東のマフノフカで攻撃を行ない、
奪還を試みましたが、
戦況図に変化のある情報はありませんでした
一方、
ウクライナ軍の特殊作戦部隊は
北朝鮮軍の朝から晩まで続いた攻撃を撃退し、
北朝鮮兵士17人が地獄に召され、
一人が生き残りました
生き残った北朝鮮兵は
ウクライナの特殊部隊が近づくと
手榴弾で自爆しましたが、
ウクライナの兵士は途中で気がついて
その場を離れたとのことです
映像は途中までですが、
地面に伏せた北朝鮮兵から
素早く離れるところが写っていて、
とっさの判断であったことがわかります
○ハルキウ方面
この方面でルジアンは4回攻撃を行ないました
そのうちボフチャンスクの東にあるティケでは、
ルジアンが攻撃を行ない、
集落に入りました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第425オチ大隊のもので、
地図の場所付近の様子となっています
ルジアンは集落に入ったものの
ウクライナ軍の抵抗にあって後方の森林に後退し、
戦況図ではその場所まで
ルジアンがわずかに占領したとして更新しました
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから、
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
クピャンスク方面で4回、
スバトベ・クレミンナ線で8回、
シベルスク周辺で12回、
チャシフヤール方面で14回、
トレツクの方向は13回攻撃をおこないました
○スバトベ・クレミンナ線
この方面ではルジアンが前進の機会をうかがい、
ウクライナ軍がドローンで見つけて排除しています
そのうちスバトベとクレミンナの中間にある
マキイウカでは、
10日の動画でルジアンが集落の北西と南西で
前進をおこないウクライナ軍が撃退したとお伝えしました
ルジアンはその後も
小規模なグループによる浸透作戦をおこない、
地図の森林の先端で旗を掲げて占領を主張しました
ご覧いただいているのはルジアンの撮影したもので、
前進ルートに沿って設置されている偵察機器を
ドローンで破壊した後に森林を進んで
地図の場所で旗を掲げた様子となっています
戦況図ではこの場所まで1キロほど
ルジアンが前進したとして更新しました
○チャシフヤール方面
この方面では市街地北の住宅地と中心部の工場で
地上戦となっています
そのうち煉瓦工場では、
ルジアンが工場の東側に侵入し、
工場の一部を占領しました
位置情報付きの映像によると、
ルジアンが工場の南にある地図の学校の建物に
ドローン攻撃を行ない、
ウクライナ軍の最前線が
この場所となっていることがわかります
この場所は12月19日にウクライナ軍が奪還し、
工場は10日前に奪還しましたが、
複数の情報を総合して、
工場敷地の一部をルジアンが占領したとして
戦況図を更新しました
その後ルジアンの第98空挺師団は
引き続き煉瓦工場の中に突入し、
工場内で戦闘となっていると考えられます
○トレツク方面
この方面で戦況図に影響のある情報はありませんが、
戦争研究所では、
ルジアンがトレツクの81.4%を支配している
と評価しています
一方ウクライナ軍はトレツク市街地の北、
中央、
南の鉱山を引き続き支配していて、
Ruzzian軍は都市を迂回して進むことができず、
まっすぐ市街地に入り、
十字砲火を浴びて市街戦で重大な損失を
こうむり続けています
ウクライナ軍の第28機械化旅団のアルヒモフ報道官は、
この方面の戦況について、
「トレツクには民間人が残っていて、
その中にラクダと呼ばれる敵の運搬係が
弾薬を運んでいる
しかしラクダは民間人に変装している」
とRuzzian軍が戦争法に違反している事実を説明しました
●南東部 ドネツク州
ポクロフスク、
クラホフ、
ヴェリカノボシルカ方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
ポクロフスク方面では58回、
クラホフ・ヴェリカノボシルカ方面で5回攻撃をおこない、
ポクロフスクの占領に向け戦力を重点配分しています
○ポクロフスク方面
この方面でルジアンは正面攻撃を避け、
ポクロフスクから東西に延びる補給線の遮断を目指し、
東西で回り込むように前進を試みています
戦争研究所では、
今後数ヶ月の予定でポクロフスクから
ウクライナ軍を追い出す作戦を開始した可能性が高い
と評価しています
1番目
ポクロフスク東側のヴォズドヴィジェンカでは、
複数の情報を総合すると、
ルジアンがT0504号線のインターチェンジに向けて
攻撃をおこない、
地図の工場を占領したとして戦況図を更新しました
2番目
ポクロフスク南東のリシフカでは、
ルジアンの攻撃位置から
ウクライナ軍が集落の支配を拡大させたと考えられ、
その範囲を係争地とルジアンの占領地から
一部奪還したとして更新しました
一方、
南側の郊外ではルジアンが川まで前進したとして
更新しました
これにより、
ウクライナ軍は1平方キロを奪還し、
ルジアンは2平方キロ占領しました
3番目
ポクロフスク南西のピシチャネは、
ウクライナ軍が防衛線の後方に下がり、
位置情報付きの映像によると地図の建物で
ルジアンが旗を掲げて占領を主張していますので、
集落を占領したとして戦況図を更新しました
4番目
そのすぐ北西にあるコトリネでは、
複数の情報を総合すると、
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