【10月30日ウクライナ情勢 概要】
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0:00 はじめに
0:37 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:44 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
1:55 チェチェン軍施設に空爆!ロシア内戦開始の狼煙
3:49 北朝鮮軍兵舎にハイマース攻撃|経験者が壮絶体験語る
5:26 各地域の戦況
5:55 ロシア領内クルスク方面、ウクライナ・ハルキウ方面の戦況
7:08 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
10:03 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
15:24 後方地域の爆発炎上事件
15:39 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、ドニプロ川沿いの戦況
15:59 ロシア軍が新たな感染者だらけの病人部隊創設
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マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!毎日戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています
#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領
—-
ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから980日となりました
まずは全般的な事柄です
先程公表された
ウクライナ軍の参謀本部の最新の発表によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1560名
戦車8両
装甲戦闘車29両
砲38門
多連装ロケット1両
防空システム2基
ドローン40機
その他車両92両
となっています
戦線全体では、
一日で149回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できる
ウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対1.6で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその1.6倍になります
ロシア側の損失は戦車、
歩兵戦闘車が多く、
反対にウクライナ側は通信施設、
ピックアップが目立ちます
■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
チェチェン共和国のゲデルメスにあるロシア特殊部隊大学に早朝ドローン攻撃があり、
爆発と火災が発生しました
画像では建物から炎と煙が発生していることが確認できます
この建物はチェチェンのカディロフの肝いりで作られた私立の教育機関で、
2013年に設立され、
現在ウクライナの志願兵の訓練もおこなっています
今年プーチン大統領にちなみ「プーチン大学」に変更する予定だったとのことです
チェチェン共和国に対するドローン攻撃は初めてで、
この場所はウクライナの前線から850キロ離れていることから、
当初ウクライナの長距離ドローンによると考えられていました
しかし攻撃は早朝で建物に人はなく、
ウクライナが攻撃するには不自然であると指摘されています
以前の動画でもお伝えしましたが、
チェチェンでは不審な事件が相次いでいます
1週間前には何者かがグロズヌイでロシア軍のトラックを銃撃し兵士が死亡した事件がありました
この背景について報道では、
ダゲスタン人が発射した自爆ドローンによる攻撃であったとの可能性を指摘しました
ロシア通販大手のワイルドベリー社の経営権を巡るダゲスタン共和国とチェチェン共和国の争いの延長線上にあるのではないかと指摘しています
ワイルドベリー社を巡っては、
過去の動画でお伝えしましたが、
ダゲスタン共和国の寡頭政治家が経営を支配していることに対し不満を持つチェチェン側が9月18日、
モスクワの本社を襲撃して銃撃戦となり、
その後カディロフがダゲスタン側に「血の復讐」を宣言したことで知られています
2番目
スペインのメディアがウクライナの国家国境警備局の責任者の話を独占記事として伝えるところによると、
ウクライナ軍は北朝鮮軍のいる可能性のある場所をハイマースと砲撃で攻撃しています
この作戦は10月26日に開始され、
その結果についてはまだ明らかになっていないとのことです
この責任者は、
クルスクでは現在4万人のロシア軍が入っていて、
これに北朝鮮軍が加わるとクルスクのロシア軍の戦力が25%強化されるとしています
また北朝鮮軍が展開することにより、
ロシア軍はクルスクから東部ドンバス地域に部隊を再配置することが可能となるとも分析しています
一方、
HIMARSの攻撃を生きのびたロシア兵がロシアの宣伝活動家のインタビューに答え、
その様子を語りました
この囚人兵は、
「集団でいたところに突然HIMARSがやってきて、
一度に200人の兵士が襲われた
兵士の少年たちは横に飛んでいって、
大きな火の玉が現れ、
顔を上げたところ、
部屋全体が兵士のなきがらで山のように覆われた
こんな様子は見たこともなく私の手足も全部骨折した」と述べました
さらに特別軍事作戦に参加した決断については、
「後悔した」と語り、
「刑務所で座っていた方が良い」と語ったとのことです
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
説明にあたり、
海外で起きた出来事を参考に、
ルジアンやRuzzian軍などYouTube用に
最適化した表現で、
日本語でのみお送りしていますのでご了承ください
●北東部 クルスク方面、
ハルキウ方面
8月にウクライナ軍が侵攻したクルスク、
5月にRuzzian軍が侵攻した
ハルキウ方面の戦況についてお伝えします
●クルスク方面
作戦に影響を与えるクルスクの天気は、
雨
最低気温6度、
最高気温11度
今日の天気予報は、
くもりとなっています
この方面のRuzzian軍は奪還作戦を行なっていますが、
攻撃は低調になりました
確認できる情報では、
ノヴォイヴァニフカの北でRuzzian軍が攻撃を仕掛け、
ウクライナ軍に撃退された情報、
Ruzzian軍がプレフォボの北東の森林で
空爆を行なった情報がある程度で、
戦況図に変更はありません
●ハルキウ方面
この方面でルジアンは
ヴォフチャンスクで4回攻撃を行いましたが、
こちらも戦況図に変更はありません
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクからチャシフヤール方面の
戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
クピャンスク方面で13回、
スバトベ・クレミンナ線で15回、
シベルスク周辺は少なくとも4回、
チャシフヤール方面で3回、
トレツクの方向では1回
攻撃をおこないました
○クピャンスク方面
クルリャキフカから
コリスニキフカのRuzzian軍の突出部では、
位置情報付きの映像によると
Ruzzian軍はコリスニキフカの方向と
クルリャキフカに攻撃を仕掛けましたが、
いずれもウクライナ軍が反撃し、
Ruzzian軍は損害を出して撃退されました
戦況図に変更はありません
○スバトベ・クレミンナ線
この方面でもRuzzian軍の攻撃は成果がなく、
戦況図に変更はありませんが、
Ruzzian軍は攻撃のペースを上げようとして
負傷者を強制的に前線に送り出しています
そのため士気は上がらずRuzzian軍の第283、
第488自動車化ライフル連隊では
ウクライナ軍のドローンから身を守る方法がない
として戦闘拒否が相次いでいるとの情報があります
ちなみにこれらの部隊は
テルニーの東に配置されています
○チャシフヤール方面
チャシフヤールの北のフリホリフカでは、
位置情報付きの映像によると
ルジアンとウクライナ軍のドローンが
追いかけっこをした末にルジアンが撃退されました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第56機械化旅団のもので、
地図の場所でルジアンが木の陰に隠れて
1つのドローンに注意をしているところに
もう一つのドローンがやってきて
両方から観察されているところとなっています
こちらも戦況図に変更はありません
○トレツク方面
トレツク市街では、
ウクライナ軍がルジアン軍から陣地を奪い、
市街地で一部奪還しました
位置情報付きの映像によるとRuzzian軍は
地図の場所に砲撃を行い、
この場所がウクライナ軍の支配下にあることが
確認できます
ご覧いただいているのはRuzzian軍の映像で、
地図で示した場所の様子となっています
この付近はここ1週間ほどウクライナ軍が
押している場所で、
継続的に存在が確認できることから、
その範囲を係争地からウクライナ軍が
奪還したとして戦況図を更新しました
●南東部 ドネツク州
ポクロフスク、
クラホフ・ブレミフカ方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
ポクロフスク方面で31回、
クラホフ方面では48回、
ブレミフカ方面で12回攻撃をおこないました
○ポクロフスク方面
この方面でルジアンはセリドヴェに北、
東、
南の3方向から正面突撃を行ない、
ウクライナ軍がドローンで応戦しています
しかしルジアンは損害を出しつつ前進し、
セリドヴェの市街地は北側の一部を除き
ルジアンが占領しました
1番目
西側正面のセリドヴェの北にある住宅地では、
位置情報付きの映像によると、
ルジアンが前進し、
ウクライナ軍がドローンで排除しています
ルジアンはおびただしくお休みになっていますが、
後続の攻撃も続き前進を止めるほどには
なっていない模様です
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第68ジャガー大隊のもので、
地図の場所の様子となっています
戦況図ではこの場所の手前までをルジアンが
前進したとして戦況図を更新しました
2番目
さらにセリドヴェの北西では、
位置情報付きの映像によると、
ルジアンは高速道路に通じる道路沿いに前進し、
ウクライナ軍がドローンで応戦しています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第150偵察打撃大隊のもので、
この道路沿いにいるルジアンを一つ一つ
探して観察している所の一部となっています
戦況図ではここまでルジアンが占領したとして
戦況図を更新しました
面積はここまでで9平方キロほどになります
セリドヴェの占領は近いと思われますが、
ウクライナ軍が砲撃とドローンでルジアンの前進を
遅らせていて、
占領には至っていない状況となっています
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