10月24日、ロシアが全土で一斉に核ミサイル発射訓練を実施し、世界に衝撃が走りました。
この訓練は、ウクライナ戦争をめぐる緊張が高まる中、プーチン大統領が核兵器使用の条件を拡大すると発表してから1ヶ月後に行われました。
北部のプレセツク発射場からヤルス大陸間弾道ミサイルが発射され、極東カムチャツカ半島の実験場に着弾。
さらに、バレンツ海からは原子力潜水艦2隻がシネバとブラバミサイルを発射し、長距離爆撃機Tu-95MSも巡航ミサイルを発射しました。
プーチン大統領は「核兵器の使用は国家安全保障の最後の手段」と述べながらも、「地政学的緊張と外部からの脅威が高まる中、最新の戦闘準備が整った戦略軍を持つことが重要」と強調しました。
この訓練は、ウクライナへの長距離ミサイル供与を検討している西側諸国への警告とみられています。
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