ウクライナ・ゼレンスキー大統領 国連総会出席前にアメリカ・ペンシルベニア州の砲弾製造工場を訪問

ウクライナ・ゼレンスキー大統領 国連総会出席前にアメリカ・ペンシルベニア州の砲弾製造工場を訪問

ウクライナのゼレンスキー大統領は、国連総会への出席を前にアメリカ・ペンシルベニア州の砲弾製造工場を訪問しました。

アメリカ・ニューヨークで行われている国連総会に出席する予定のゼレンスキー大統領は22日、SNSに空港に降り立った写真とともに、「アメリカに到着した」と投稿しました。

ゼレンスキー大統領は訪問について、「主な目的はウクライナと国民を強くするためだ。この戦争は国際的な努力に基づく正当な平和によってのみ終結する」とのメッセージを投稿し、「ウクライナの『勝利計画』はすべての同盟国に共有される」と、ロシアとの間で続く戦闘の終結に向けたプランにも触れました。

ゼレンスキー大統領は、アメリカに到着してすぐ、ペンシルベニア州のスクラントン陸軍砲弾製造工場を訪れました。

この工場は、ウクライナ軍が使用している155ミリ砲弾が生産され、ウクライナはこれまでに300万発以上の提供を受けているということです。

ゼレンスキー大統領は訪米中、ニューヨークで開かれている国連総会の未来サミットや一般討論で演説をするほか、首都ワシントンでは、バイデン大統領とハリス副大統領とも会談する予定です。