ロシア軍がウクライナ東部ハルキウ州の国境地帯への攻撃を強める中、プーチン大統領は、州都ハルキウを制圧する計画はないと述べた。
プーチン大統領は17日、訪問先の中国・ハルビンで記者団からハルキウへの攻撃を問われて「国境に緩衝地帯を作らざるを得ないと公言してきた。ハルキウ市に関しては、現時点で制圧する計画はない」と述べ、責任はロシアを攻撃するウクライナ側にあると主張した。
ハルキウ州では激しい戦闘が続いていて、17日までに約9300人の住民が避難し、ロシア国防省は12の集落を制圧したとしている。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、「ロシア軍が国境を越えたのは十分な防空体制がないからだ」と述べ、支援遅れを指摘した。
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