イギリス軍は保有するFV107シミター偵察戦闘車全両を廃棄する計画を発表しました。FV107シミターは2023年4月に英陸軍から退役していました。しかし、これらはウクライナに供与される可能性があります。
5月10日にイギリス政府が提供した新たなレポートにより、イギリス陸軍の装軌式装甲戦闘車両シリーズCVR(T)114両が、退役後、廃棄を待っている状態である事が明らかになりました。ジェームズ・カートリッジ国防調達担当大臣は114両のうち97両はFV107シミター偵察戦闘車になり、FV107シミターを含め、すべてが廃棄処理中であると述べました。2023年4月に全車両が退役して以降、シミターの処分は英国防衛装備品販売庁によって管理されてきました。 2023年12月に更新された最新の情報によると、1両のシミターが処分され、18両が外部に売却されています。ララトビアなどでは現役であり、まだ現代でも運用できる車両で、売却される可能性もありますが、シミターはウクライナへの軍事支援パッケージにも含まれており、現状のウクライナの戦況を考えれば、廃棄される車両はウクライナに渡る可能性があります。
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