71歳のプーチン大統領と70歳の習主席は、1949年に毛沢東が宣言した中華人民共和国をソ連が承認してから75年を記念する祝賀行事に参加する。
米国は中国を最大の競争相手、ロシアを国民国家の最大の脅威と位置付ける一方、ジョー・バイデン米大統領は、今世紀は民主主義と独裁国の存亡をかけた争いによって定義されるだろうと述べている。
プーチン大統領と習近平氏は、量子コンピューティングや合成生物学からスパイ活動やハード軍事力に至るあらゆる分野で中国が米国の覇権に挑戦しているのと同じように、西側諸国を退廃的で衰退しているとみなす幅広い世界観を共有している。
習氏との会談後、プーチン大統領は、彼らはアジアにおける閉鎖的な同盟関係ではなく、多極世界のために働いていると述べた。
プーチン大統領はロシアと歴史的なつながりがある北東部の都市ハルビンも訪問する。チャイナ・デイリー紙によると、ロシアのメーカー約80社によるロシア製品を専門に扱うモールが木曜日にオープンした。
米国とその同盟国がウクライナ侵攻で両国、特にロシアに制裁を課す中、中国は近年、ロシアとの貿易・軍事関係を強化している。
西側諸国政府は、中国はロシアが制裁に耐えられるよう支援する上で重要な役割を果たし、ロシアがウクライナの戦場で使用した主要技術を提供したと主張している。
しかし、かつては世界共産主義階層におけるロシアのジュニアパートナーだった中国は、世界のロシアの友人の中で群を抜いて最も強力である。
プーチン大統領の到着は、中国のトップ外交官である王毅に対し、ロシアへの軍事支援の増大に対して警告する目的もあり、先月末のアントニー・ブリンケン米国務長官の北京訪問に続くものである。
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