【ウクライナ戦況図】いま「あり得ない」出来事が起きています

【ウクライナ戦況図】いま「あり得ない」出来事が起きています

【4月16日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:35 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:43 ウクライナ・ロシア情勢最新ニュース
1:53 ロシア輸出代金回収できず 中央銀行のデータがロシアの苦境を浮き彫りに
3:44 ウクライナに供与されるF-16に「最新兵器」搭載へ
4:10 ロシア製油所復旧できたのはたった○割
4:48 各地域の戦況
5:14 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面の戦況
10:16 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
14:11 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから

●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。

ウクライナ情勢に関するニュースを簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ロシアは輸出をしても代金を受け取ることができなくなっています
昨年12月のアメリカの制裁強化により各国銀行がロシア企業への送金を拒否する事案が相次ぎ、
ロシア中央銀行の3月末時点の国際収支データによると、
ロシアからの輸出額は396億ドルだったのと同時に、
ロシア企業が外国に有する資産も155億ドル増加しました
この「ロシア企業が外国に有する資産」の中には輸出代金の売掛金も含まれ、
海外に販売しても、代金の受け取りができていないことを意味します
3月に入り回収できない輸出代金が前月より5倍に急増したことになります
センタークレジットバンクのエコノミストのスヴォーロフ氏は、
「海外に輸出された金額の4分の1が回収できず海外に滞留している」と述べ、
ロシア第2位のVTBバンクのコスティン代表はロシア銀行協会の講演で、
「ロシアの名前を出しただけでビジネスにストップがかかる」と不満を述べました
現在トルコ、UAEをはじめ中国の銀行までもロシア企業の送金拒否や口座の強制解約をおこなっていて、
ノリリスク・ニッケル社のベルリン代表は、「制裁リストに載っていなくてもほぼすべての大手銀行がロシア企業への送金を拒否している」と述べ、
センタークレジットバンクのスヴォーロフ代表は、「これは危険な状況で、外貨準備が枯渇すると、インフレが加速する」と懸念を表明しました
そのためか最近ルーブルの下落が続いていて、現在1ドルは93ルーブルで、節目と言われる100に近づいています
2番目
ノルウェーのエイデ外務大臣はキーウで会見し、「ノルウェーはオランダとともに、最新兵器を搭載したF-16をウクライナに移送する計画だ」と述べました
この最新兵器が何を指すのかは不明ですが、大臣は、「正確な数字などは言えないが、敵陣の背後を攻撃する能力で重要な長距離攻撃能力」とのことです
3番目
ロイターが業界関係者の情報として伝えるところでは、
今年に入りウクライナの無人機攻撃で破壊された製油所のうち、復旧できたのは3分の1しかないとのことです
ロイターの集計では、3月の時点で失われた石油精製能力は13.6%でしたが、
4月にはリャザンのロスネフチ最大の製油所の復旧が完了するなどしたものもありますが、
修理中のものや修理に時間がかかるもの、修理しても回復できないものも多いとのことです
■それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを
中心にお伝えします
その変化は大画面のフルスクリーン表示で
日付とともに追いかけることができます
最初にお断りを申し上げます
今日は今までにない戦況の変化があることから、
画像などは少なめになりますので
ご了承ください
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の戦況について
お伝えします
この方面では、
クピャンスクからスバトベ・クレミンナ線で
地上戦の報告はなく、
シベルスク周辺とバフムト方面では、
ロシア軍はビロホリフカ、
ヴェルホノカミヤンスケ、
ノヴィ、
チャシフヤール、
クリシチフカ、
ニウヨークに攻撃をおこないました
○シベルスク周辺
1番目
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍は珍しく、
ヴェルホノカミヤンスケの南東の
ウクライナ軍陣地にクラスター砲弾で
攻撃をおこない、
ウクライナ軍の消耗を誘っています
この場所はこれまで注目されていない上、
ルハンスク州とドネツク州のちょうど境にあり、
ウクライナ軍の対応に困難があると
考えたフシがあります
エストニア軍のモッツ参謀長は、
最近のロシア軍の戦術は
「アメーバ戦術」と言えるもので、
ウクライナ軍の前線の脆弱性を手当たり次第に
探そうとしていると指摘し、
戦争研究所では、ウクライナ軍の防空、
砲兵、
人的資源の不足をついた消耗戦術を
おこなっていると指摘しました
2番目
反対にウクライナ軍はスピルネの南で
ドローン40機を使った攻撃をおこない、
ロシア軍のT80を破壊しました
お見せしているのはウクライナ軍の
第54機械化旅団のもので、
地図で示した場所の様子となっています
3番目
ヴィムカの南の鉄道沿いでは、
これまで係争地としてきた部分について、
その一部をロシア軍占領地に
戦況図を修正しました
○チャシフヤール周辺
連日お伝えしていますが、
ロシア軍はチャシフヤールの占領作戦を開始し、
今後想定される総攻撃の準備を
おこなっています
ウクライナ軍の予備軍のケヴリュク大佐は
ウクライナのテレビに登場し、
「チャシフヤールはバフムトや
アウディーイウカとは異なり、
戦略上非常に重要な高地で、
もしチャシフヤールが占領されれば、
20キロ西のドルシキフカ、
10キロ南西のコンスタンチノフカへの
足がかりとなり、
ドネツクの防衛線全体の崩壊に
つながりかねない」と警戒感を示しました
そしてさらに悪いことに、
ウクライナ軍は最前線のカナル周辺を
防衛していた第67機械化旅団を後方に下げ、
第241郷土防衛旅団を配置することに
なりました
理由は過激派思想の指揮官がいて
部隊内部の混乱が目に余る状態だった
とのことですが、
機械化旅団と郷土防衛旅団では、
持っている装備が異なるため、
簡単に言えば戦力ダウンとなります
そんな中、
ロシア軍はカナルの町に焦点を絞り、
正面と側面から攻撃をおこない、
少しずつ間合いを詰めています
1番目
ロシア軍はカナルの町に激しく空爆と砲撃、
ドローン攻撃をおこない、
地図を拡大するとO0506号線沿いにある
高層アパート、
学校などの建物を破壊するとともに、
地下の陣地を一つ一つ潰して
市街戦に向けた準備をおこなっています
ロシア軍はおそらくこのO0506号線から
突入する可能性が高いと思われます
2番目
同時にロシア軍はカナルの北の森林に
攻撃をおこない、
前進しました
位置情報つきの映像によると、
ウクライナ軍のドローンが森林を抜けたところで
攻撃していることから、
この場所にロシア軍の存在が確認できます
この付近を係争地からロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
3番目
また、カナルの南の森林でも、
ロシア軍は地図で示した場所に
熱気化爆弾を投射した上、
近接空爆もおこない、
ウクライナ軍の動きを入念に封じ込めています
ウクライナ軍もロシア軍の陣地に
ドローンで応戦していますが、
攻撃の種類と数ではロシア軍が
圧倒している状態となっています
ロシア軍はカナルを北と南から包囲するか、
カナルをやり過ごして川を渡るか、
どちらの戦術も選択できるように
攻撃をおこなっています
それ以外のロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカの天気は、はれ
最低気温は13度、最高気温は23度
今日の天気予報は、くもりとなっています
昨日もお伝えしましたが、
強風の予報でドローンの飛行に
影響が出ることから、
ロシア軍の攻勢が激しくなることが
予想されます
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします
○アウディーイウカ方面
この方面でロシア軍は8回
攻撃をおこないました
1番目
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍はノヴォバクムチフカの方向に進んだ後、西に前進し、
現在ウクライナ軍が線路の分岐と
ノヴォバクムチフカの南東の郊外で
砲撃とクラスター砲弾で前進を阻止しています
線路部分は1月にウクライナ軍が
奪還したところでしたが、
その範囲をウクライナ軍の奪還地から
ロシア軍占領地と係争地の拡大として
戦況図を更新しました
またロシア軍はこの場所を足がかりに
ノヴォバクムチフカの北にある
オチェレティネの方向にも
前進しようとしていて、
気が抜けない展開となっています
2番目
また位置情報つきの映像によると、
ロシア軍はセメニフカの町の中心部に入り、
少なくとも市街戦となっている模様です
ロシア側に近い情報では、
ロシア軍は砲撃とドローンで
ウクライナ軍の陣地を砲撃したのちに
南から前進し、
市街地中心のウクライナ軍陣地を
占領したと伝えています
位置情報つきの映像でも
少なくとも市街戦になっているか、
ロシア軍が一部占領したと思われ、
その範囲を係争地の拡大として
戦況図を更新しました
セメニフカはウクライナ軍の最精鋭の
第3突撃旅団が防衛していましたが、
苦戦している可能性があります
地図を少し引くと、
セメニフカにロシア軍が入ったということは、
これまで川を利用してきた防衛線は
突破されたことを意味しますので、
次は5キロ後方の
ノヴォポクロフスケを中心とした陣地に
下がって防衛することになると思われます
それ以外については戦況図に影響のある情報は
ありませんでした
○マリンカ方面
この方面でロシア軍は16回
攻撃をおこないました
1番目
マリンカの北にあるクラスノホリフカでは、
ロシア軍は線路の南側の住宅地一帯に
多連装ロケットによる攻撃をおこなった後、
突撃部隊が前進し、
未確認ですが住宅地の東側半分と、
線路の北の一部分を占領したとの情報があります
その範囲を係争地の拡大として
戦況図を更新しました
2番目