【4月4日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:07 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:15 ウクライナ情勢に関する最新ニュース
2:25 ロシア6月に追加動員30万人へ ゼレンスキー大統領記者会見で明かす
3:21 ロシア経済 急速にソ連末期と同じ道を歩む 物資不足へ
4:08 クリミア大橋に3度目の試練 ウクライナ高官明言 橋の防衛ガラ空き
4:56 各地域の戦況
5:11 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面の戦況
7:18 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
11:07 後方地域の爆発炎上事件
11:52 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
12:13 ロシアでガソリン「買えない」不足深刻化
#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リスト
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
・高解像度でフルスクリーン表示で違った感動
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。
—
ウクライナ情勢に関するニュースを簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ゼレンスキー大統領はフィンランドのシュトゥッブ大統領との共同記者会見で、「ロシアは6月1日にさらに30万人の動員を準備している」と明らかにしました
ロシアは今月、毎年定例の動員で15万人徴集したばかりで、合計するとこの規模はウクライナ占領地にいるロシア兵47万4千人とほぼ同じ規模になります
動員の次は訓練で、
ロシアでは500名規模の歩兵大隊を訓練するのに27日しかかからないとされますが、
30万人を訓練するには数ヶ月かかるものと思われます
対するウクライナ軍の動員余力は、
フィナンシャルタイムズの集計で370万人とされ、
その中で今年50万人かそれ以下の動員があるだろうと言われています
2番目
ロシアの経済メディアのフィナンズは、今後ロシアのマクロ経済は急速にソ連末期に近づくと指摘しました
ちなみに旧ソ連はアメリカとの軍拡競争に敗れ、1990年に崩壊しました
専門家がプーチン大統領の施策を分析し、
経済学の公式となるGDPと政府支出、投資、消費、輸出、輸入の公式に当てはめると、
ロシアは今後6年以内に旧ソ連の末期と同じ状態になり、
戦争の終了と同時に軍事支出で支えてきた産業は崩壊し、
深刻な物資不足と不況は避けられないと予測しました
3番目
ガーディアンがウクライナ軍の高官を含む軍事情報筋の話として、
「クリミア大橋は数ヶ月以内に3回目の攻撃を受け、
ロシアはそれを防ぐことができない」と報じました
記事によると、
ロシアは橋を防護するための様々な措置を講じている一方、
ある高官は、「先月、
クリミア大橋の南で哨戒中だった最新艦のセルゲイコトフが沈没したのはその準備作戦だ
いまやクリミアから黒海艦隊は撤退し、
ウクライナは水上ドローン、空中ドローンなど複数の手段を持っている」として、作戦成功に自信を示しました
■それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面のフルスクリーン表示で
日付とともに追いかけることができます
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
テルニーで10回、
バフムト方面では6回
攻撃をおこないました
○シベルスク周辺
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍はスピルネとヴェセレの間の
線路沿いに砲撃をおこなったあと、
歩兵が突撃して陣地を占領しました
お見せしているのはロシア側の映像で、
地図で示した場所の陣地で防衛していた
ウクライナ軍が早々に撤退し、
ロシア軍が撤退後に陣地の掃討作戦を
おこなっている様子となっています
この場所はここ4ヶ月間動きがなかった
地点でしたが、
係争地からロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
○チャシフヤール周辺
イワニフスケでは、未確認の情報として
ロシア軍が南の工場に攻撃を
仕掛けた可能性があるとお伝えしましたが、
1日経過してその通りとなりました
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍は地図で示した工場に
ドローン攻撃をおこなったことから、
この場所にロシア軍の存在が確認でき、
さらにロシア軍は町の端を回り込んで
今度は北上し、
集落にとりつこうとしています
お見せしているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所にロシア軍が
前進しているのを観察している
ところとなっています
南の工場とその周辺をロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
それ以外にはロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカの天気は、くもり
最低気温は7度、最高気温は16度
今日の天気予報は、
くもりときどきはれの予報となっています
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況について
お伝えします
○アウディーイウカ方面
この方面のロシア軍は14回
攻撃をおこないました
1番目
ベルディチでは、
ロシア軍は町の北側に面制圧用の
サーモバリック爆弾を投射して
ウクライナ軍の動きを封じた後、
北側の道路から攻撃をおこない、
ウクライナ軍の砲撃の記録では、
地図で示した場所まで前進し、
そこが最前線となっています
お見せしているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所で前進するロシア兵の
様子となっています
その範囲を係争地からロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
2番目
ここ数日ロシア軍が最大規模の戦力を投入して
撃退されたオルリフカ、
トネンケ周辺については、
今日はロシア軍の攻撃の情報がなく、
戦況図に変更はありません
しかしロシア軍の第6戦車連隊は、
大きな損害を出したにもかかわらず、
トネンケで活動を続けています
これに対応してウクライナ軍はオルリフカ、
トネンケにドローンで攻撃をおこない、
ロシア軍の戦力を削っています
3番目
ペルヴォマイスケでは、
未確認の情報ですがロシア軍が
池の北側で600メートルほど
前進したとの情報が複数あり、
この範囲を係争地の拡大として
戦況図を更新しました
こちらは確認が取れれば
再度戦況図を更新します
○マリンカ方面
この方面でロシア軍は
ノヴォミハイリフカを中心に24回の攻撃を
おこないました
1番目
これまで激しい攻防戦が続いていた
ノヴォミハイリフカでは、
位置情報付きの映像がいくつか入ってきて、
それによると、
ウクライナ軍の砲撃位置から
ロシア軍は市街地で6ブロックほど
前進している可能性が高く、
その範囲を係争地からロシア軍占領地に
戦況図を更新しました
お見せしているのはウクライナ側のもので、
地図で示した市街地の様子となっています
もはや町の影はなく、
荒れ果てた地面が広がっている
場所になっています
2番目
また、4月1日の動画では、
ロシア軍が町の南の郊外で西の方向に
攻撃を仕掛けてきたと
お伝えした所については、
その後の映像から、
ロシア軍が塹壕を掘って拠点化し、
ウクライナ軍がドローンで塹壕のロシア軍を
攻撃していることから、
この付近もロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
これ以外には、場所は不明ですが、
アウディーイウカ方面のどこかで、
ウクライナ兵とロシア兵が
接近戦で戦ってロシア軍が撃退される映像や、
ロシア兵がズボンを下ろしたまま前進し、
ウクライナ軍のドローンに撃退される
映像などがありますが、
大事なところは14歳以下のお子様には
お見せできない刺激的なものばかりですので、
概要欄のテレグラムのチャンネルに
掲載しておきました
●後方地域
マリウポリ市長顧問のペトロ・アンドリューシチェンコ氏によると、
占領下のマリウポリでは、
衛生状態が悪いなか、
ここ最近天候が暖かくなったため、
1月に発生が確認されたコレラが
急速に拡大していると伝えています
コレラは特に小学校で
感染が広がっていますが、
ロシア占領当局は感染拡大を
公表しないため、
気がつかない市民も多く、
汚染された水や食料の摂取により
感染が止まらない状態だとのことです
占領下の病院は負傷したロシア兵で
溢れかえっていますので、
感染しても適切な医療が
受けられないでしょう
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でロシア軍はスタロマイオルスク、
ロボチネに4回、
クリンキーでも8回
攻撃をおこないましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍に前進はありませんでした
■その他
最近ウクライナのドローンが
ロシアの石油精製施設を攻撃し、
ロシアの石油精製能力の15%が失われたと
お伝えしましたが、
ロストフナドヌーでは、
ガソリンスタンドで
ガソリンの売り切れが相次いでいます
SNS上では、店は開いていて、
従業員がいるにもかかわらず、
ガソリンの入荷がなく、
入荷の予定も不明との書き込みが相次いでいます
今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました
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