【3月29日ウクライナ情勢 概要】
0:00 はじめに
1:06 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:12 ウクライナ情勢に関する最新ニュース
2:22 モスクワ無差別襲撃事件 早速全容解明黒幕は●○だった!
4:04 ロシア軍ロシア軍機を撃墜して墜落
4:36 ロシア資金枯渇 あと●か月しかなかった
5:32 ロシア巨大製油所操業停止でガソリン輸入国に転落
6:03 各地域の戦況
6:18 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面の戦況
8:34 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
13:08 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リスト
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
・高解像度でフルスクリーン表示で違った感動
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。
—
ウクライナ情勢に関するニュースを簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
モスクワのクロッカスで起きた銃撃事件について、
昨日の動画ではプーチン大統領が検察にハッパをかけたことをお伝えしましたが、
早速その通りの話が出てきました
リアノーボスチによると初期捜査の結果、
押収したスマートフォンからウクライナへの送金記録があったとのことで、
捜査当局は「ウクライナ民族主義者との関係を示す証拠だ」としています
一方、ホワイトハウスのカービー調整官は、この発表について「ばかげており、プロパガンダである」と一蹴しました
またこの事件の背景についてベラルーシのメディアによると、
事件によりクレムリンで権力構造が変化し、
強硬派のパトルシェフ派がポイントを稼いだとしています
実際にロシアで死刑制度が復活、
ペスコフ報道官の存在が後退、
ポーランド駐在のロシア大使の強硬姿勢、
ジルコンミサイルが使用されたことと一致するとしています
そしてプラウダは、ウクライナ主要情報総局のブダノフ長官の話を交えてこの背景を解説し、
クレムリンはモスクワでの襲撃作戦計画を先月知り、
数人高官を追い落とす権力争いに利用できると考えた急進派は作戦の実行を許可し、
詳細な情報を入手して現場にFSBの職員を立ち会わせたが、
予想をはるかに超える事件となり、
慌てて逮捕したとの分析を載せています
2番目
ロシア軍機がロシア軍により撃墜され、墜落しました
午後6時頃、クリミア半島のセヴァストポリの海岸近くでロシア軍の防空が作動し、ロシア軍のSu27が墜落しましたSu35という情報もあります
映像では燃えさかる機体がフラットスピンに陥り、海に激突する瞬間が捉えられています
パイロットは脱出したとのことです
3番目
ウォールストリートジャーナルは、ウクライナ戦争によりロシアは1日3億ドルを使い、
「資金は枯渇しつつある」と分析しています
プーチン大統領が頼る石油収入をプールしたロシア国民福祉基金のうちクレムリンが使えるのは残り200億ドルしかないとのことです
またメデューサは統一ロシア党を代表する人物を含めた二人からの話として、
「プーチン大統領はハリコフとキーウのいずれかを占領して戦争を縮小させるつもりだ」と伝えました
そしてゼレンスキー大統領はCBSの独占インタビューに応じ、
「ロシアは5月末か6月にウクライナで新たな攻撃を開始する可能性がある」と述べました
ロシアの継戦能力は今年がピークと言ったところでしょうか?
4番目
以前の動画でお伝えしましたが、
先週土曜日にウクライナのドローン攻撃を受けたロスネフチのクイビシェフ製油所は操業を停止しました
サマラにあるクイビシェフ製油所はロシア全体の一次精製能力の14%を占めています
また、これに伴いロシアは産油国ですが、生成能力が低下し、
ベラルーシからガソリンを輸入することになりました
■それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面のフルスクリーン表示で
日付とともに追いかけることができます
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面
ハルキウ、クピャンスクから
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
テルニーからシベルスク周辺で5回、
バフムト方面では4回
攻撃をおこないました
○バフムト方面
ロシア軍はチャシフヤールの占領に向けて
攻勢を仕掛けています
ウクライナ軍の第80ドローン強襲旅団の
ソザンスカ報道官は、
この方面の戦況について、
敵はバギーに加えバイクで前線を
突破しようとしていて、
状況は依然困難であるが
制御されていると述べ、
ロシア軍が前進を試みていることを
説明しました
また別の指揮官は
滑空爆弾による空爆と人員不足により
状況は困難となっていると伝えました
1番目
ロシアに近いSNSでは、
ロシア軍は前哨地となるカナルの町に
あと500メートルまで近づいた
と主張しています
一方位置情報付きの映像によると、
この日ロシア軍の攻撃は
目立ったものはなく、
ロシア軍のBTR装甲車両が
地図で示した場所で地雷とドローンにより
破壊された情報がある程度で、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更のある情報はありませんでした
2番目
イワニフスケでは、
ロシア軍の第98空挺師団の部隊が
前線で攻撃を仕掛けていますが、
ロシア軍の砲撃の位置から、
ウクライナ軍はザリチナ通りと
T0504号線の南西側で防衛を行っていて、
こちらも戦況図に変更はありません
この方面の戦況は今のところ
安定していますが、
戦争研究所によると、
ロシア軍が戦力を集中させた場合には
突破される可能性が高まっているとして、
気が抜けない状況が続いています
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカの天気は、はれ
最低気温は6度、最高気温は16度
今日の天気は風が強く、
雨が降ると予想されています
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況について
お伝えします
○アウディーイウカ方面
この方面でロシア軍は14回
攻撃をおこないました
ウクライナ軍の第3突撃旅団の
ゾーリン副司令官は、
連日テレビに登場し、
「敵軍は兵士を補充して
新しい部隊を投入したほか、
装甲車両、戦車を使い始め、
攻撃力を強めてベルディチとセメニフカに
攻撃をしているが、
今のところ攻撃は失敗している」
と述べました
1番目
ベルディチでは、
位置情報付きの映像によると
ロシア軍の2両のBMPと1両の戦車が
地図で示した場所まで前進し、
射撃した後空挺部隊が降車して展開し、
車両が後退する様子が収められ、
この場所が最前線となったことが
確認できます
お見せしているのはロシア側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
従ってこの車両が前進したところまでを
ロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
2番目
オルリフカでは、
ロシア軍は戦車、
装甲車両でセメニフカの方向に
攻撃を仕掛けましたが、
セメニフカに入る前に
オルリフカの南で
ウクライナ軍のドローン攻撃にあい、
ロシア軍はT80戦車と偵察車両を失い
撃退されました
お見せしているのはウクライナ軍の
第三突撃旅団のもので、
オルリフカの地図で示した場所の様子
となっています
戦況図に変更はありません
それ以外のペルヴォマイスケ、
ネヴェレスケの攻撃軸では、
ロシア軍の攻撃も低下傾向にあり、
攻撃はウクライナ軍が撃退して
戦況図に変更はありませんでした
○マリンカ方面
この方面でロシア軍は
クラスノホリフカから
ノヴォミハイリフカで27回
攻撃をおこないました
この方面のウクライナ軍のヴォロノフ士官は
インタビューに応じ、
「敵の攻撃は通常3両のBMPでやってきて、
2両が破壊されたところで
残った一両が撤退する
時には敵の攻撃は一度に
二人の兵士を突撃させ、
我々の陣地をすり抜けようとしている」
として、車両による攻撃に加え、
歩兵のグループで突撃する戦術も
併用していることを指摘しました
このうち地上戦が集中している
ノヴォミハイリフカでは、
ウクライナ側からは情報統制があった模様で、
先のヴォロノフ士官のインタビューでも
ノヴォミハイリフカに言及せず、
「それ以外にロシア軍の攻撃に
さらされている町がある」
として伝えられました
一方、今日出てきた位置情報付きの
映像から判断すると、
ウクライナ軍は地図で示した場所で
ロシア軍のT80を撃退し、
郵便局の西でドローンと砲撃により
ロシア軍を攻撃し、
ロシア軍は町の南のチミリャジェバ学校通りで
攻撃を仕掛けましたが、
ウクライナ軍がクラスター砲弾で
ロシア軍を砲撃し、
ロシア軍は20人の歩兵と戦車、
BMPを失ったことから、
ロシア軍がここまで
前進してきたことがわかります
お見せしているのは
ウクライナ側の戦術評価のもので、
地図で示したチミリャジェバ学校通りの
様子となっています
従って、郵便局の西側まで
ロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
少し地図を引いて説明すると、
ロシア軍はブフレダールの
補給線となるO0532号線の支配を
目指していると考えられ、
反対にウクライナ軍の後方に
パラスコヴィイフカ、
コスチャンチニフカ、
アントニフカといった町が連続していて、
ウクライナ軍は当面市街戦で
後方に下がりながらロシア軍の戦力を
削っていくものと思われます
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でロシア軍はスタロマイオルスク、
ロボチネに4回、
クリンキーでは1回
攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍により撃退されました
一方ドニプロ川沿いでは、
詳細な場所は不明ですが、
ロシア軍がボートを使って
機雷を設置しようとしたところ、
以前ロシア軍が設置した機雷に触れて
爆発したという情報があります
今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました
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