ロシア前のめり過ぎで返り討ち【2月19日】アウディーイウカで深追い損害多数&連日爆撃機撃墜【ウクライナ戦況図】F-16ウクライナ配備時期明らかに|ウクライナ軍新陣地構築|ロシア攻勢勢い低下か

ロシア前のめり過ぎで返り討ち【2月19日】アウディーイウカで深追い損害多数&連日爆撃機撃墜【ウクライナ戦況図】F-16ウクライナ配備時期明らかに|ウクライナ軍新陣地構築|ロシア攻勢勢い低下か

0:00 はじめに
0:59 ウクライナ情勢の全般的な事柄
1:45 ウクライナとロシア情勢ニュース
1:56 ロシア空軍機連日撃墜される
2:20 AIドローン編隊開発中 数千機で面制圧も
3:09 F-16の配備時期明らかに
4:05 各地域の戦況
4:14 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面の戦況
5:01 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
8:46 南部 ザポリージャ州ヴェルボヴェ、ロボチネの戦況
11:06 後方地域の爆発炎上事件
11:53 南部 ヘルソン州クリンキーの戦況
12:08 ロシア投資家向け「ゴールデンビザ」発足

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストへ

■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。

ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから725日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1080名
戦車11両
装甲戦闘車53両
砲40門
防空システム3基
航空機3機
ドローン36機
巡航ミサイル2発
その他車両9両
となっています
ロシア軍の兵士の損失は一日で1000人を超え高い水準で続いています
戦線全体で、一日で82回の地上戦の報告がありました
■ウクライナ情勢に関するニュースを簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
昨日の動画で、ロシア空軍機3機を撃墜したとお伝えしましたが、
ウクライナ空軍の報告によると、
18日の午前6時頃、東部戦線でSu34爆撃機を撃墜したと発表しました
ウクライナ軍が撃墜したのは二日連続で、これで4機目となりました
2番目
ブルームバーグが匿名の軍関係者の話として伝えるところでは、
AIによって自律飛行する数千機のドローンをウクライナに提供する計画があると伝えました
数千機のドローンが編隊飛行する技術は開発中で、
人間は目標の範囲を指定するだけで、
敵の特定の陣地に多数のドローンを編隊飛行させ、それぞれのドローンが相互に通信しながら目標を認識し、一斉に攻撃することが可能となり、
一定の範囲の陣地を制圧できる可能性があるとしています
NATO軍事委員会のバウアー議長は、人工知能と組み合わせた面制圧用のドローンは、「ロシアの砲撃よりは成功するだろう」と語ったとのことです
3番目
外交専門誌のフォーリンポリシーは、
ウクライナの空に最初のF16戦闘機が出現するのは今年6月になると伝えています
リトアニアのアヌサウスカス国防大臣は同誌の取材に対し、
「6月にはF16が登場すると思う」と述べ、
匿名の欧州の当局者も同様の時期を明らかにしたとのことです
また、アメリカの航空宇宙分野の雑誌によると、
アメリカでF16の訓練を受けているウクライナ軍のパイロットは、
現在8人で、
アメリカの会計年度末に当たる9月までにさらに4人開始される予定とのことです
また、注目の訓練の終了時期については、
最初に訓練をはじめた4人について、
5月から8月の間に完了する予定であると伝えています
■それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところをお伝えします
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面
ハルキウ、クピャンスクから
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
テルニーからビロホリフカで12回、
バフムト方面では14回
攻撃をおこないました
未確認の情報として、
ノヴォセリフスケの南の郊外で
ウクライナ軍が攻撃をおこない
前進しているという情報、
テルニー、
イワニフスケでロシア軍が
攻撃して前進している
という情報がありますが、
これらは確認ができたら
改めてお伝えします
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカの天気は、ゆき
最低気温は-3度、最高気温は2度
今日の天気は、はれの予報となっています
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況について
お伝えします
○アウディーイウカ方面
ロシア軍はこの方面に14回
攻撃をおこないました
ウクライナ軍の
タルナフスキー司令官によると、
ロシア軍がアウディーイウカに
攻撃を始めた10月10日から2月17日までの
ロシア軍の損失は、
兵士47186名
戦車364両
装甲戦闘車748両
砲248門
航空機5機と報告しています
またウクライナ軍はこの方面に
第3突撃旅団のほかにも2つの特殊部隊、
一つの旅団と一つの大隊の増援を送っていて、
撤退後はそのまま防衛に当たる
ことになっていて、
戦争研究所の分析では、
ロシア軍の攻勢は近々ピークを過ぎる
可能性があると分析しています
現在ロシア軍は主に新たに占領した
地域の確認をおこなっている模様で、
いくつかのウクライナ兵が
市内に取り残されているとの情報もあり、
今後は救出作戦がおこなわれる
ことも考えられます
このチャンネルは14歳以下のお子様も
見ることもありますので
詳しい話はしませんが、
ロシア軍が武装解除した
ウクライナ軍の兵士や捕虜に対して
残忍な扱いをおこなっているとの話が
いくつか見受けられます
1番目
昨日ウクライナ軍の存在が確認された
駅の西側では、
ウクライナ軍が撤退し、
ロシア軍が占領しました
その範囲を係争地から
ロシア軍占領地に戦況図を更新しました
2番目
新しくロシア軍の目標となった
ラストチョキネでは動きがありました
位置情報付きの映像によると、
集落の北の工場があるところに
多連装ロケットを打ち込んで
ウクライナ軍の動きを牽制するとともに、
集落とその東に近接空爆をおこない、
その後ロシア軍は地上部隊を出して、
地図で示した空き地に攻撃を仕掛けました
現在ここで地上戦となっている模様で、
ロシア軍がやや優勢となっています
この空き地をウクライナ軍の支配地から
係争地に戦況図を更新しました
ちなみにラストチョキネは
戸数200個ほどの小さな集落となっています
アウディーイウカの
戦況の変化としては以上で、
ロシア軍は占領地の確認に数日かけた後、
次の目標を定めて攻撃を
おこなうと思われます
○マリンカ方面
この方面では、
ロシア軍はヘオリイフカ、
ノヴォミハイリフカに23回
攻撃をおこないました
その中で、位置情報付きの映像によると、
ロシア軍はソロドケの東の郊外の
森林境界沿いに5回空爆をおこない、
この場所にウクライナ軍がいることが
確認できます
その場所を係争地から
ウクライナ軍が奪還したとして
戦況図を更新しました
●南部 ザポリージャ州
この方面でロシア軍はヴェルボヴェと
ロボチネに13回攻撃をおこない、
活動を活発化させています
そのうちロボチネでは、
位置情報付きの映像を総合すると、
ロシア軍は空爆と多連装ロケットで
ロボチネの町を攻撃した上で、
南、南西、西の攻撃軸で
地上攻撃をおこない、
前進しようとしました
ウクライナ軍もドローン、
砲撃、
多連装ロケットで応戦しました
1番目
このうち南の攻撃軸では、
一日で陣地の支配が入れ替わる
激戦となっています
お見せしているのはロシア側のもので、
ロシア軍が地図で示した場所に
戦車で突撃をおこなっている
ところとなっています
ウクライナ軍もこれに応戦し、
砲撃とドローンで
ロシア軍をたたいています
この付近をウクライナ軍の奪還地から
係争地として戦況図を更新しました
2番目
また町の南西の攻撃軸でも、
ロシア軍は装甲車両で突撃をおこない、
ウクライナ軍の砲撃をかいくぐり、
地図で示した場所まで到達することに
成功しました
反対にウクライナ軍は最前線と
後方の両方に砲撃、
多連装ロケットでロシア軍の戦力を削り、
前進を阻止しています
この付近をウクライナ軍の奪還地から
係争地に戦況図を更新しました
3番目
またロボチネの北西でもロシア軍は前進し、
ウクライナ軍がドローンで
塹壕を攻撃しています
お見せしているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所でロシア兵を
観察している様子となっています
この付近をウクライナ軍の奪還地から
係争地に戦況図を更新しました
またロシア軍はロボチネと
ヴェルボヴェの間の高地を
北上しているという情報もあり、
ロボチネを包囲しようとしている
可能性がありますので
今後要注意となります
●後方地域
地元のテレグラムチャンネルが
占領当局の情報として伝えるところでは、
プーチン大統領を支持する
統一ロシアの有力党員4名が
モスクワから来て、
大統領選の選挙活動の指示を
おこなうためにマリウポリに到着し、
地元の統一ロシア党の党員2名と
打ち合わせをした後、
レストランから届けられた
食事とビールで会食をしたところ、
それを食べた6人とも
地獄に召されたとのことです
連邦保安局FSBは症状から
ヒ素による中毒とみて
レストランを調べましたが
毒物は検出されず、
配達員は姿を消して
行方不明となっています
●南部 ヘルソン州
ロシア軍はこの方面でクリンキーに2回
攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍によって撃退され、
戦況図に変化のある情報はありませんでした
■その他
ロシアは、
投資家向けの新しい移民プログラム
「ゴールデンビザ」を導入しました
これはロシアに一定額投資すると
ロシアの居住権を取得できるもので、
何種類かのコースがあり、
例えば社会事業への投資で
21万5千ドル(2800万円)、
モスクワ市内の不動産投資で
71万5千ドル(9400万円)とやや高いですが、
極東地域だとこれが
わずか28万5千ドル(3700万円)の金額で、
本人だけでなく、
配偶者、
子供、
両親、
祖父母、
孫までもロシアの居住権が
与えられるというものです
しかも利益の本国へ送金する際の
制限もないという、
これまでにない
魅力的なプログラムとなっています
一方フォーブスはこの問題点として
様々なメディアの話を紹介し
ロシアではプーチンの支配は独裁的で、
法の支配が全くないこと、
教会をはじめ様々な組織が
腐敗していること、
西側の制裁が今後も続くと
記述している点を挙げ、
「まに受ける投資家はいないだろうが、
不法な資金の逃避先としては
有効かもしれない」と結論づけました
今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました