ロシア「ぐぬぬ」クリミア空軍基地で空爆【2月1日】アメリカから「無敵の最新兵器」到着【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】クリミアでロシア戦闘機続々破壊|バイデン大統領ウクライナ支援「プランB」

ロシア「ぐぬぬ」クリミア空軍基地で空爆【2月1日】アメリカから「無敵の最新兵器」到着【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】クリミアでロシア戦闘機続々破壊|バイデン大統領ウクライナ支援「プランB」

0:00 はじめに
0:49 ウクライナ情勢の全般的な事柄
1:31 ウクライナとロシア情勢ニュース
1:42 バイデン大統領 ウクライナ支援に「プランB」発動
3:10 アメリカから「無敵の兵器」ウクライナに到着
4:15 ロシアがドローン使用急増
5:06 各地域の戦況
5:15 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面の戦況
7:58 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
11:53 南部 ザポリージャ州ベルボヴェ、ロボチネ、ノヴォプロコピフカの戦況
12:11 後方地域の爆発炎上
13:24 南部 ヘルソン州クリンキーの状況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストへ

■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
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YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
1月29日の動画では、アメリカがギリシャに対してF35の輸出を許可し、
輸送機、
エンジンなど無償で譲渡することになったとお伝えしましたが、
このことについてフォーブスは、詳細な記事を掲載しました
それによると、
アメリカ共和党がウクライナ支援を阻止している中、
バイデン政権はウクライナ軍事支援の「プランB」を開始したと伝えています
記事はその仕組みについて触れ、
アメリカの法律では大統領権限で米軍の兵器を売却できる規定があり、
年間5億ドルまでの範囲で武器を譲り渡すことができます
しかも譲渡する価格に決まりはないため、
今回のギリシャのように無償で譲ることもでき、
5億ドルの枠の中で大量の兵器を提供することも可能となるわけです
ギリシャはS300やトール、オーサなど旧ソ連製の兵器を保有していることから、
ギリシャ政府はこれらの兵器をウクライナに提供する準備に取りかかっている模様です
今回はプランBの最初ということもあり、
ギリシャを通じた玉突きの仕組みでウクライナに武器を提供することとなりましたが、
今後はアメリカが直接ウクライナに武器を提供する可能性があるとしています
2番目
アメリカ国防総省によると、
当初昨年秋に提供予定としていたGLSDBがようやくウクライナに提供されることになりました
これはHIMARSやM270多連装ロケットから発射できる弾頭で、
従来の戦闘機用のGBU39爆弾に、
昔からあるM26ロケット弾の推進器を取り付けて地上発射型にしたもので、
慣性誘導とGPS誘導で最大100マイル(160キロ)の目標を正確に破壊できる能力があります
今回開発試験が終了し、
ウクライナで初めて実戦投入されることになりました
250ポンド爆弾の威力があり、
HIMARSよりも射程が長く、
電子戦にも強いことから無敵の活躍が期待できます
提供時期については安全上の理由で公表されていませんが、
ポリティコは31日にもウクライナに到着する予定と報じています
3番目
ウクライナ戦争でデータ分析をおこなう研究者はレポートを公表し、
ロシア軍がドローンの使用回数でウクライナ軍を越える可能性を指摘しました
この研究者は公開情報に基づいてドローンの使用回数を目標ごとに集計したところ、
車両ではウクライナ軍が2057回とロシア軍の3倍ですが、
歩兵では双方の数が1700回と拮抗し、
陣地ではロシア軍が505回とウクライナ軍の10倍となったことが明らかになりました
両軍により重点目標が異なっているものの、
ここ数ヶ月、
ロシア軍は急速に使用回数を増加させていると分析しています
それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところをお伝えします
北東部 ルハンスク州方面
東部 バフムト方面
ハルキウ、クピャンスクから
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍はシンキフカで5回、
テルニーで7回、
バフムト方面で6回攻撃をおこないました
シベルスク周辺
スピルネでは、ウクライナ軍が反撃に出ました
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍がスピルネの東にある渓谷に
砲撃をおこなっていることから、
この付近にウクライナ軍が前進したことが
確認できます
この場所は昨年7月にロシア軍が
占領したところで、
2週間ほど前にウクライナ軍が
反撃を開始して前進したところですが、
引き続き係争地として戦況図を更新しました
バフムト方面
1番目
イワニフスケの東では、
おとといの動画でロシア軍が攻勢を仕掛け、
前進した可能性があるとお伝えしましたが、
地図で示した場所では、
ウクライナ軍第5突撃旅団が対戦車砲で
ロシア軍のBMP2歩兵戦闘車を
撃破していることから、
この付近にロシア軍がいることが確認でき、
対戦車砲であることから両軍の距離は
近いことがわかります
お見せしているのはウクライナ側の
戦術評価のものとなっています
この付近に自動車学校がありますが、
この自動車学校を係争地から、
ロシア軍占領地に戦況図を更新しました
2番目
その南のクルデュミフカでは、
位置情報付きの映像によるとロシア軍が
わずかに前進しました
ウクライナ軍は、町の防衛線の外にある
境界森林に入りましたが、
ロシア軍に見つかり、
砲撃にあい撤退しました
お見せしているのはロシア側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
ここは12月10日頃にロシア軍が
クルデュミフカの周囲の防衛線を
再占領してから、
ロシア軍の監視対象となっていることが
判明しましたので、
この付近をウクライナ軍の奪還地から
係争地に戦況図を更新しました
それ以外にはこの方面で
戦況図に影響のある情報はありませんでした
南東部 ドネツク州
アウディーイウカの天気はくもり
最低気温は-4度、最高気温は5度
今日の天気は、雪の予報
しばらく0度を挟んだ気温となる模様で、
地面の凍結が緩んでくると
装甲車両の使用が難しくなる可能性があります
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします
アウディーイウカ方面
この方面でロシア軍はアウディーイウカ、
ペルヴォマイスケ、
ネヴェレスケで合計33回攻撃をおこないました
ロシア軍の一日の総攻撃回数の3分の2が
この方面に集中し、
中でもロシア軍は唯一の突破口となった
南側の住宅地に戦力を重点的に投入して
市街戦となっていて、
詳細が徐々に判明しました
1番目
まずツァルスカオホタのレストランの
手前の分岐では、
ウクライナ軍がドローンで監視し、
戦力を削っています
位置情報付きの画像によると、
ここにいたロシア軍のT80とMTLB装甲戦闘車が
破壊されました
2番目
しかしレストランのすぐ北では、
位置情報付きの映像によると
ウクライナ軍の陣地があり、
ロシア軍はドローンを積極的に投入しています
お見せしているのは戦況図の場所の様子で、
ウクライナ軍の陣地の様子となっています
以上から、レストランの手前までを
ロシア軍の占領地として、
また、レストランは係争地として
戦況図を更新しました
3番目
そして住宅地では、
南北方向で市街戦となっています
ロシア軍は南の森林から住宅地に入り、
家から家に渡り歩いて拠点化を試みています
反対にウクライナ軍は北側と
西側に部隊を投入して
ロシア軍の前進を阻止しています
以前お伝えしたことも含めてお伝えすると、
ロシア軍は
南のチェルニセフスコホ通りを占領し、
中央のスポルティヴナ通りに浸透し、
対するウクライナ軍は北の
ソボルナ通りに歩兵を投入して
市街戦となっているほか、
西側で装甲車両を投入して
ロシア軍の拡大を阻止しています
以上のことから、
南の森林とチェルニセフスコホ通り、
スポルティヴナ通りをロシア軍が占領し、
北のソボルナ通りを係争地として
戦況図を更新しました
この場所はアウディーイウカの要塞の中にあり、
唯一の突破口となっていることから、
今後も激しい市街戦が予想されます
それ以外にはロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
マリンカ方面
ロシア軍はヘオリイフカの方向、
ノヴォミハイリフカに16回攻撃を仕掛けました
いくつかの情報を総合すると、
ここ数日の攻撃でロシア軍は
毎日1個中隊規模の損失を出して
ウクライナ軍に撃退されながらも
徐々に前進していて、
戦況図では、
ノヴォミハイリフカの北側で
ロシア軍占領地の範囲を拡大させて修正しました
ロシアの軍事ブロガーは、
ロシア軍はノヴォミハイリフカを
包囲しようとしていると伝えていますので、
今後も要注意です
南部 ザポリージャ州
この方面では、
小規模な陣地戦となっていて、
ヴェルボヴェの北でウクライナ軍が
陣地を固めた情報がありますが、
戦況図自体に影響のある情報は
ありませんでした
後方地域
1番目
昨日の動画でお伝えしましたが、
サンクトペテルブルクでマズット製油所で
爆発があった情報があります
2番目
クリミアのセヴァストポリ近くの
ベルベク飛行場にミサイル攻撃があり、
ロシア国防省は、
ミサイル20発を撃墜したと主張していますが、
映像によると飛行場から大きな煙が
立ち上っているのが確認でき、
この方面ではロシア占領当局による
情報の検閲が厳しく、
限られた画像しかでていませんが
SNSの情報を総合するとロシア兵20名が
無力化され、
駐機してある数機の飛行機と
ヘリに損害が出たとのことです
ウクライナ空軍のオレシュチュク司令官が
攻撃の事実を説明していることから、
攻撃はストームシャドウか
スカルプミサイルが使われた可能性が
高いと思われます
この飛行場は9月にも攻撃されていますが、
今回は損害が大きく、
詳細がわかればまたお知らせします
南部 ヘルソン州
この方面ではロシア軍はクリンキーに
空爆をおこない、15回
地上攻撃をおこないましたが、
戦況図には変更はありませんでした
今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました