ロシア兵大混乱&戦意喪失【1月28日】ロシア国防省「給料ゼロ・補償ゼロ・恩赦なし」【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】フーシ派がロシア原油タンカーを襲撃|メドベージェフ副議長の秘密バレる

ロシア兵大混乱&戦意喪失【1月28日】ロシア国防省「給料ゼロ・補償ゼロ・恩赦なし」【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】フーシ派がロシア原油タンカーを襲撃|メドベージェフ副議長の秘密バレる

0:00 はじめに
1:08 ウクライナ情勢の全般的な事柄
2:14 ウクライナとロシア情勢ニュース
2:25 ロシア国防省 囚人兵の条件を突如変更「給料ゼロ・補償ゼロ・恩赦なし」
3:51 ロシア最先端企業ハッキングされ軍事データ大量消去
4:46 フーシ派過去最大の攻撃目標は「ロシア原油タンカー」
5:46 各地域の戦況
5:55 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面の戦況
9:44 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
12:30 南部 ザポリージャ州ベルボヴェ、ロボチネ、ノヴォプロコピフカの戦況
13:02 南部 ヘルソン州クリンキーの状況
13:26 メドベージェフ副議長の秘密がバレる

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストへ

■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。
—–
ウクライナ情勢に関するニュースを簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ウクライナ戦争に参加したロシアの囚人兵は、
前線ではストームZ突撃部隊として肉攻撃に投入されますが、
最近はロシア政府から約束された支払もなく、
負傷した際の補償も受け取れず、
半年勤務すれば恩赦を受けられるという特典まで否定されるようになりました
本来ならロシアの囚人兵は、
ざっくり契約金約20万ルーブル(32万円)、
月給20万ルーブル(32万円)で契約し、
負傷した場合には300万ルーブル(480万円)の補償金を受け取ることができ、
さらに半年間参加すればどんな重罪でも恩赦を受けられることになっていますが、
このすべてがロシア政府から拒絶されている例が多発しています
記事によると、最近のロシアの囚人兵はロシア国防省と契約せず、
ドネツクの占領政府と契約させられることから、
囚人兵はロシア軍の軍人の地位にないため、
入隊時に提示された条件はすべて適用されないことが判明しました
ロシア兵は命令違反を起こすと地面の穴に落とされて戒められると聞きましたが、
法の抜け穴にも落とされて犠牲者になったようです
2番目
ウクライナ国防省の情報局は、
ロシアの最先端企業をハッキングし、乗っ取りに成功しました
今回のターゲットはIPLコンサルティングで、
ロシア軍の情報システムを手がける会社です
日本で例えればNTTデータみたいなものでしょうか?
発表によるとウクライナ国防省の専門家チームは同社の内部ネットワークに侵入し、
60テラバイトを越える多数のサーバーとデータベースを含むITインフラ全体を破壊し、
その影響はロシア防衛部門で協力関係にある多数のロシア企業にも及ぶとのことです
ロシアではハッキングにより兵器や軍事施設の図面、衛星画像データが盗まれたり、ロシア税務局のデータが消されたりする事件が続発しています
3番目
ロシア産の石油を輸送していたトラフィグラ社のタンカーが紅海でフーシ派に攻撃されました
ロシアとフーシ派の関係を簡単に説明すると、
フーシ派はイランの支援を受けている反政府組織で、
ロシアはイランからシャヘド自爆ドローンをはじめ様々な武器を入手してウクライナ戦争に投入しています
つまりロシアとフーシ派はイランを通じて同じ側にいます
そしてフーシ派の犯行声明によると、
今回史上最大の規模の攻撃をおこない、ロシアのタンカーを攻撃しました
報道によるとこのタンカーは、
ギリシャ沖で瀬取りをおこないロシア産のナフサを積んで航行し、
制裁回避の違法な取引の疑いがあったとのことで、
ブルームバーグでは「ロシアは背中を刺された」と表現してロシアの損害を伝えています
■それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところをお伝えします
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面
ハルキウ、クピャンスクから
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺から
バフムト方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は活動を活発化させ、
タバイフカとステルマヒウカで13回、
テルニーで8回、
バフムト方面で11回攻撃をおこないました
ハリコフ州のシネフボフ知事は、
シンキフカとタバイフカで
激しい戦闘が起きていると報告しました
○クピャンスク方面
1番目
ロシア軍はシンキフカに向けて
再び攻勢を開始し、
これまでロシア軍はシンキフカの北で
攻勢をかけて敗北した経験から、
今回は森林の中を前進し、
リマン湖とその東の森の出口に来たところで、
ウクライナ軍の砲撃により撃退されました
ロシア軍は森林の中で前進している
可能性がありますので、
今後注意が必要です
2番目
タバイフカでは、
ロシア軍は集落にFAB500滑空爆弾を投下した後、
地上攻撃を仕掛け、
現在戦闘が続いています
未確認の情報ではロシア軍が前進し、
現在集落の入り口が
最前線となっている模様です
タバイフカは家が3軒程度の
小さな集落となっています
この付近の係争地の範囲を拡大させました
○スバトベ・クレミンナ線
1番目
ロシア軍はテルニーの東に
攻撃を仕掛けていますが、
ウクライナ軍の防衛線を突破できず、
3日前、
おととい、
昨日と同じような場所で
同じように連日撃退されています
お見せしているのはその中で最新のもので、
地図で示した場所で、
多数のロシア軍の車両の残骸が
確認できるものとなっています
この場所は今月中旬にロシア軍が
占領したとしていましたが、
ご覧いただいたとおり、
ロシア軍はもうこの場所にいませんので
ロシア軍占領地から係争地に更新しました
○バフムト方面
1番目
昨日の動画でお伝えしたように、
ロシア軍はボホダニフカで
ウクライナ軍に反撃され、
攻撃の方向を変えてきた可能性があります
ロシアのストームZ指揮官によると、
ボホダニフカは周囲に比べて低地にあり、
「ウクライナ軍のターゲットに
なりやすい」と不満を述べています
さて位置情報付きの映像によると、
ロシア軍はボホダニフカから
フリホリフカの方向に前進し、
地図で示した場所を拠点化しました
お見せしているのはウクライナ側のもので、
戦況図の場所のロシア軍の塹壕を
観察しているところとなっています
この場所を係争地からロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
ウクライナ軍は最近クラスター砲弾と
同様の効果を持つ105ミリ対人砲弾を使用し、
それを西側から供与された
ストライカー装甲戦闘車と
レオパルド1戦車で使用しているとのことで、
効果を発揮している模様です
それ以外はロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカの天気はくもり
最低気温は0度、最高気温は1度
今日の天気は、くもりの予報
寒さは和らぎ、
0度を挟んだ気温に変わりました
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします
○アウディーイウカ方面
この方面でロシア軍は
アウディーイウカ周辺で20回、
ペルヴォマイスケ、
ネヴェレスケに9回攻撃をおこないました
イギリス国防省の定期報告では、
ロシア軍は引き続き
アウディーイウカを優先目標として
攻撃を続けていて、
昨日の動画でお伝えしたことと
重なりますがロシア軍は
地下の下水管を通じて市街地に
侵入しているものの、
ウクライナ軍の反撃もおこなわれ、
アウディーイウカの補給線は
無傷のままであることから、
今後も数週間はウクライナ軍が
支配を続ける可能性が高いと分析しています
1番目
クラスノホリフカの北西では、
ロシア軍は戦車を出して攻勢を
仕掛けていますが、
ウクライナ軍も戦車を出して応戦し、
ロシア軍の戦車が撃破され、
遺棄されたことから、
この場所が最前線となっていることが
確認できます
2番目
またロシア軍の突撃部隊は
ヴェセレの南に攻撃を仕掛け、
地図で示した場所まで到達しましたが、
そこでウクライナ軍の反撃にあい、
ロシア軍は損害を出して撤退しました
そのほかには、未確認の情報で、
ロシア軍はペルヴォマイスケで
前進したとの情報がありますが、
今のところ確認できる情報はなく、
それ以外のアウディーイウカの南の住宅地、
ヴォジャネ、
ネヴェレスケの攻撃軸では、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退し、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
○マリンカ方面
ロシア軍はヘオリイフカの方向、
ノヴォミハイリフカに14回
攻撃を仕掛けましたが、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
このうちマリンカの西では、
ロシア軍が池の北側の地図の場所で砲撃、
ドローン攻撃、
サーモバリック爆弾の投射をおこなっていて、
地上攻撃が近い可能性があり、
要注意となっています
●南部 ザポリージャ州
この方面でロシア軍は、
ゾロタニバ、
プリウトネ、
チェルヴォネ、
ヴェルボヴェ、
ロボチネで7回攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍に成果はありませんでした
戦況図に変更はありませんが、
ロボチネの西では、
ロシア軍の攻撃により、
レオパルド2A4戦車とM113歩兵戦闘車が
損傷した情報があります
●南部 ヘルソン州
この方面ではロシア軍は4回
攻撃をおこないましたが、
戦況図には変更はありません
ロシア軍はこの方面で部隊の再編をおこない、
7個大隊により攻撃をおこなっていますが、
ウクライナ軍は依然として
橋頭堡を維持し続けています
■その他
ロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長は、
ホロコースト記念日にあたりSNSに投稿し、
「ロシアはウクライナが地球上から
永遠に消えるようにあらゆる手段を
講じるだろう」と書き込みました
メドベージェフ副議長は筋金入りの
アルコール依存症と言われ、
昨年3月に中国の習近平主席が
モスクワを訪れた際、
クレムリンで酒に酔った姿で現れ、
報道陣から「習近平国家主席の
モスクワ訪問を西側諸国は
どう考えているのか?」と質問された際、
「我々とともに西側も喜んでいる」と答え、
マスメディアがあわてて
「激怒しているのでは?」と聞き返したところ
「激怒している」と答えたことで
有名となりました
メドベージェフ副議長は
過激な発言で知られていますが、
背景にはアルコール依存症がある模様です
今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました