最新の戦況は英語版と交互に更新しています。
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
0:00 はじめに
1:03 ウクライナ情勢の全般的な事柄
2:10 ウクライナとロシア情勢ニュース
2:20 プーチン大統領の頭がおかしい 演説にAIプーチン登場か
3:02 スターリン時代のスパイ対策組織設立へ
3:50 モスクワで暖房停止 マイナス30度の中市民凍える
5:01 各地域の戦況
5:09 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面の戦況
7:16 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
11:06 南部 ザポリージャ州ベルボヴェ、ロボチネ、ノヴォプロコピフカの戦況
11:35 南部 ヘルソン州クリンキーの状況
12:33 ロシア意味不明「謎のおとり装甲車」投入へ
#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストへ
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。
—–
みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから684日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士440名
戦車9両
装甲戦闘車14両
砲13門
多連装ロケット2両
防空システム1基
ドローン11機
巡航ミサイル1発
その他車両20両
となっています
戦線全体で、
一日で35回の地上戦の報告がありました
そして、視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対5.6で、ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその5.6倍となります
ロシア側の損失は歩兵戦闘車、軍用のトラックが多く、
ウクライナ側の損失には特に傾向はありません
■ウクライナ情勢に関するニュースを簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
新年のプーチン大統領の演説の様子がおかしいと話題になっています
ニューズウィークによると、
プーチン大統領の新年の演説は、
毎年ロシア全土で真夜中前に放送されますが、
SNSでは「プーチン大統領の頭に異変がある
挨拶はAIが作り出したもののようだ」と指摘しています
映像では、
水色で囲った首の付け根あたりに何か不自然なところが感じられるように見えます
ニューズウィークはこの件につき、
電子メールでクレムリンにコメントを求めたとのことです
2番目
イギリス国防省の定期報告によると、
ロシアでは対スパイ対策の組織を復活させた模様です
スメルシュという名前の組織は、スターリン時代に作られた組織で、
「スパイには死を」という意味のロシア語の頭文字を取ったものです
西側では、ジェームズボンドの原作でその存在が知られるようになりました
オープンソースの画像を分析したところ、
このバッジをつけている工作員がいたことが判明しました
ロシアでは、特別軍事作戦を妨害するパルチザン組織の活動が活発になり、
取り締まりのために第二次世界大戦の組織を復活させた可能性があると分析しています
3番目
ロシアでは首都モスクワでも、
気温がマイナス28度まで下がる中、
暖房の供給が止まる地域が出てきました
お見せしている地図は、
暖房の供給が停止しているところで、
モスクワの周辺にいくつか確認できます
例えばモスクワの北西、
ソルネチノゴルスクでは市の半分で暖房の供給が止まったままで、
市内にある核ミサイルレーダー施設も、
隊員が凍える中勤務しているとのことです
経済アナリストのネスミヤン氏は、
西側の制裁によりインフラの修復と近代化に必要な資材の輸入が減少したこと、
ウクライナ戦争に資金が優先され、
住宅と公共サービスに対する予算が2年ごとに半分に削減されていることのほか、
インフレと非効率も重なって、
「暖房、
給水、
電気の供給は予想以上のペースで劣化している
今年中には大惨事と言える事態に見舞われ、
閉鎖される地域も出てくるだろう」と予測しています
■それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところをお伝えします
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面
ハルキウ、クピャンスクから
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍はシンキフカと
イヴァニフカで合わせて2回、
テルニーで4回、
バフムト方面で3回攻撃をおこないましたが、
戦況図に影響のある情報は
ありませんでした
年明けからロシア軍の活動は
明らかに低下し、
天候の影響か、
次の攻撃作戦のために一時的に
休止しているのか、
今のところ情報がなく判断がつきません
1番目
ロシア領のベルゴロドでは、
連続する攻撃を受け、
ロシア軍は部隊を増強しています
ちなみにベルゴロドは豚肉と
鶏肉の大生産地ですが、
現在ロシアでは卵に加え
鶏肉も極端に不足し、
スーパーの棚から鶏肉が消えるなど、
市民生活にも影響が
出るようになりました
ロシア軍はクピャンスク方面に
配置している第11戦車連隊
第18、第79自動車化ライフル連隊を
引き抜いて、
クルスクとベルゴロドに再配置したほか、
バルト艦隊の第11軍団の詳細不明の師団と
第7自動車化ライフル連隊も
この方面に配置されました
その一方で、ベルゴロドでは
ウクライナ軍によるものと思われる
ミサイル攻撃があり、
写真のように上空で爆発が発生し、
防空システムが作動した情報があります
2番目
クレミンナの東にあるルビージュネでは、
ロシア軍は
占領地内にFAB250滑空爆弾を投下し、
ウクライナ側のルハンスク州知事の
リソホル氏によると、
民間人に死傷者が発生したと伝えました
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカの天気は小雪
最低気温-11度、最高-7度
今日の天気は、はれの予報
本格的な冬が到来しました
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況について
お伝えします
○アウディーイウカ方面
ロシア軍はアウディーイウカに6回、
ペルヴォマイスケと
ネヴェレスケにも15回
攻撃を仕掛けましたが、
ウクライナ軍が防衛し、
戦況図に影響のある情報は
ありませんでした
10月からのアウディーイウカの
攻勢は2ヶ月半経過し、
まだ油断はできませんが、
この方面でも攻勢の勢いは
明らかに落ちました
さて、この方面で戦ったというロシア兵は、
その経験をSNSで暴露し、
最前線で戦って、
1分間に何百人も倒れているというのに、
「ロシア人将校たちは追悼もせず、
新年の花火を楽しんでいる様子を
目の当たりにして愕然とした」と語り、
その内容は言い換えるのが
難しいほどヒドイ話で、
アウディーイウカの最前線でロシア軍に
起きた悲惨な現状を次々と語りました
○マリンカ方面
この方面でロシア軍はマリンカと
ノヴォミハイリフカに3回
攻撃を仕掛けました
1番目
昨日の動画でもお伝えしましたが、
ロシア軍はヘオリイフカに向けて
攻撃を開始しました
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍は戦況図の教会のすぐ南に
確認できるだけで6回空爆し、
地上戦の準備をおこなっています
お見せしているのはロシア側の映像で、
戦況図の場所付近の様子となっています
戦況図には変更はありません
2番目
またマリンカの池の南のO0510号線沿いでは、
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍は攻勢を仕掛け、
1区画前進しました
ウクライナ軍はロシア軍の塹壕を
ドローンで攻撃しています
お見せしているのはウクライナ側のもので、
ウクライナ軍のドローンが、
戦況図のランナバウト(ロータリー)の
ところにあるロシア軍陣地に
お邪魔している様子となっています
この付近までロシア軍が前進したとして
戦況図を更新しました
面積は0.5平方キロほどになります
3番目
複数の情報を総合すると、
ノヴォミハイリフカでは昨日の動画で
お伝えしたウクライナ軍の攻撃により、
ロシア軍が退却し、
同時にロシア軍は新たに町の南西方向に
攻撃軸を設定し、
前進しようとしています
地図を少し引いて説明すると、
この方面のロシア軍の戦術的な目標は、
ブフレダールの補給線となる
O0532号線を遮断し、
ウクライナ軍の突出部を
包囲することにあるため、
今回ノヴォミハイリフカ市街の占領を
ひとまず諦め、
畑を西に進むことにした
可能性がありますので、
必ずしも手放しで喜べるものでもありません
ノヴォミハイリフカの南の防衛線までを
ウクライナ軍が奪還したとして
戦況図を更新し、
その南の川の手前までを係争地に、
さらに町の南西を係争地として
戦況図を更新しました
●南部 ザポリージャ州
この方面ではロシア軍は
ベルボヴェの西の方向に1回
攻撃をおこないましたが、
戦況図に変更はありませんでした
この方面では悪天候の上、
道路は泥濘から半凍結の状態が
続いていることから、
双方共に攻勢の勢いは低下し、
砲撃をおこなうのみとなっています
●南部 ヘルソン州
この方面でロシア軍はクリンキーに3回
攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍により撃退され、
戦況図に影響のある情報は
ありませんでした
ただ、位置情報付きの映像などで
その場所を確認すると、
郵便局の南の戦況図の場所で
ロシア軍のT72戦車の改良型が
ウクライナ軍のドローンにより撃破され、
森の北の戦況図の場所では、
ロシア軍がとりついた建物を
ウクライナ軍が攻撃していることから、
ロシア軍は突撃を繰り返し、
前進しようとしていることは確認できます
反対に博物館の東では、
ロシア軍が砲撃をおこなっていることから、
ウクライナ軍も橋頭堡を
拡大しようとしていることも確認でき、
実際の戦況は色分け以上に
複雑となっています
■その他
ロシア軍は、
ウクライナ軍のドローン攻撃から
身を守るためでしょうか?
車両の上に人形を乗せて
ウクライナ軍を惑わそうとしています
お見せしているのは人形に
軍服を着せたもので、
すでに破壊された車両に
無造作に乗せられています
また、その一部を赤いペンキで塗って
目立つように細工もする
念の入れようとなっています
これがおとりとして機能しているかどうかは
不明です
今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました
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