最新の戦況は英語版と交互に更新しています。
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
0:00 はじめに
1:07 ウクライナ情勢の全般的な事柄
2:15 ウクライナとロシア情勢ニュース
2:25 ロシア家計厳しい「67%が中産階級に届かず」
3:38 ロシア対外資産45兆円没収にG7協議開始 一部で没収始まる
4:45 プーチン「5年間は継戦可能」実は・・・
5:46 ウクライナ各地域の戦況
5:54 北東部 ルハンスク州シンキフカ、セレブリャンスキーの森林方面
7:22 東部 バフムト方面ボホダニフカ、クリシチフカ、アンドリフカの戦況
8:20 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
11:50 南部 ザポリージャ州ベルボヴェ、ロボチネ、ノヴォプロコピフカの戦況
12:37 後方地域の爆発炎上
13:02 南部 ヘルソン州クリンキーの状況
13:25 消息不明のロシア野党政治家北極圏で発見
#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストへ
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
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ウクライナ情勢に関するニュースを簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要部分を見ることもできます
1番目
ロシア高等経済局が発表した家計行動調査によると、
ロシア国民の生活は引き続き厳しいことがわかりました
ロシアでは、賃金の上昇以上に物価が上昇していて、
回答者のうち26%が服や靴を買うのに十分な収入がなく、
7%は食料品を買う余裕もないと回答しました
また、家電製品を無理なく買えるロシアの消費者は33%しかなく、
専門家は「回答者の67%が中産階級の水準にない」と結論づけています
さらに、生活を維持するために必要な収入を聞いたところ、
平均6万3500ルーブル(10万1600円)となりましたが、
実際の収入はその半分の平均3万3千ルーブル(5万2800円)にとどまり、
ロシア政府の公式発表よりもかなり低く、
専門家は「制裁により国外の商品が少なくなり、
消費者は自由にものを買えなくなっている」と分析しました
2番目
フィナンシャルタイムズは、
アメリカはロシアの凍結資産3000億ドル(45兆円)を没収し、
次回のG7サミットに向けてウクライナ支援に活用する選択肢を提示できるよう作業を進めると報じました
検討は3つの項目で構成され、
没収する法的根拠、
没収した場合のリスクを軽減する方法、
ウクライナへの支援に振り向ける方法について、
実施可能な選択肢を提示することを目的としています
ブリンケン国務長官も「ロシアの対外資産をウクライナに振り向けるための法的選択肢を検討している」と述べ、
EUの法制局でも368億ドルの凍結資産をウクライナ再建の資金調達に活用する計画を策定していることから、
実現に向けて進んでいるようです
次回のG7サミットは6月にイタリアでおこなわれる予定で、
それに先だって2月には何かしらの案が出てくる可能性があります
3番目
プーチン大統領は中国の習近平国家主席に「ロシアは少なくとも5年間はウクライナで戦うことができる」と日経アジアが伝えたニュースについて、
ウクライナ軍の予備役少佐のヘットマン氏はロシア語のテレビ局に登場し、
「ロシアが生産できる武器の数と損失数を比べると、
ロシアが戦えるのは1年か1年半がせいぜいだろう」と述べました
少佐は、「ロシアは月20両の戦車を製造し、
保管倉庫から50両の戦車を取り出し、
合計70両を前線に投入しているが、
ウクライナ軍は月に2000両以上の戦車を破壊している」として、
「ロシア戦車の在庫が15000両とすれば、
来年中にはロシアから戦車がなくなるだろう」と指摘し、
「プーチン大統領は、戦車も砲弾も使わない情報戦を念頭に置いているだろう」と語りました
■それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところをお伝えします
●北東部 ルハンスク州方面
ハルキウ、クピャンスクからスバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
シンキフカと
ペトロパブリフカの周辺で9回、
セレブリャンスキーの森林と
その周辺で3回攻撃をおこない、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
戦況図に影響のある情報は
ありませんでした
○シベルスク周辺
1番目
スピルネでは戦闘となっています
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍はスピルネの南に
従軍記者を連れて取材をさせていて、
その中の映像から、
戦況図の場所をロシア軍が砲撃を
おこなっていることが確認できます
また未確認の情報では、
ロシア軍はスピルネの池の南に
回り込んだとの情報もあり、
この付近を係争地として
戦況図を更新しました
2番目
さらにその南西のヴィムカの方向では、
ロシア軍が鉄道と線路の2つの攻撃軸で
攻勢を仕掛け、
前進している可能性があり、
その範囲を係争地として
オレンジ色の線で表示しました
こちらは確認ができれば
再度戦況図を更新します
●東部 バフムト方面
バフムト方面の戦況についてお伝えします
○バフムト周辺
この方面でロシア軍は2回
攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍が撃退しました
1番目
クリシチフカでは、
位置情報付きの映像によると、
東の池の周囲にウクライナ軍が前進し、
拠点を維持しています
お見せしているのはチェチェンの
アフマト部隊の戦術評価の映像で、
この付近にあるウクライナ軍陣地の
様子となっています
ここは取ったり取られたりと
支配が入れ替わっていますが、
ここ1週間ほどウクライナ軍が
拠点を維持していますので、
この付近を係争地からウクライナ軍が
奪還したとして戦況図を更新しました
面積は1平方キロほどになります
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカの天気は晴れ
最低気温-5度、最高5度
今日の天気は晴れの予報
数日前は-30度の寒波が来る
とお伝えしましたが、
日を追うごとに予報が回復傾向に変化し、
晴れの日も出てきました
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況に
ついてお伝えします
○アウディーイウカ方面
ロシア軍はこの方面で32回の
攻撃をおこない、
アウディーイウカの包囲に向け
戦力を集中させています
一方、ウクライナ軍の
タルナフスキー司令官は
ウクライナのテレビに登場し、
「敵は市街戦で損失が
急増するのを避けるため、
アウディーイウカ市内に突入せず、
郊外の方向で攻撃をおこなっている」
と指摘しました
1番目
クラスノホリフカの北、
西、
南西の方向では、
ロシア軍は
多数の攻撃をおこなっていますが、
ウクライナ軍が防衛し、
戦況図に変更のある情報は
ありませんでした
この1日でロシア兵24人が
降伏したとの情報もあります
2番目
テリコンと呼ばれる鉱山跡の
南東の住宅地では、
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍が前進しました
映像はウクライナ軍の
「ブラックレイブン」ドローン部隊が
戦況図の場所にあるロシア軍陣地を
監視しているところとなっています
この付近を係争地からロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
面積は0.2平方キロほどになります
それ以外のアウディーイウカの
南の工場地帯、
ヴォジャネ、
ペルヴォマイスケの攻撃軸では、
ロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありません
○マリンカ方面
マリンカは大部分をロシア軍が
占領しましたが、
ウクライナ軍も抵抗を続けています
マリンカは戦略的な価値は
高くないものの、
周辺の攻撃をおこなう際に
足がかりとなり、
特にブフレダール方向の南側の
ウクライナ軍の突出部に対しては
脅威の度合いが増すことになります
1番目
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍はマリンカの釣り堀の南で
拠点を設け、
前進しました
お見せしているのはウクライナ軍の
第46航空強襲旅団のもので、
この場所のロシア軍陣地を
攻撃前にドローンで監視し、
その後ロシア兵が中から出てきて
逃げているところとなっています
この場所の樹木森林帯までを
ロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
面積は0.9平方キロほどになります
今日はノヴォミハイリフカに
関する情報はありませんでしたが、
ロシア軍はマリンカとブフレダールの間に
部隊を配置し、
今後この方面で攻勢を
かけてくる可能性があります
●南部 ザポリージャ州
この方面でロシア軍は
ベルボヴェとロボチネで3回
攻撃をおこないましたが、
戦況図に影響のある情報は
ありませんでした
一方ウロジャインでは、
ロシア軍は新たな種類の
部隊を投入しました
戦争研究所が28日のリアノーボスチと
ロシア国営テレビの情報として
伝えるところでは、
「ロシア軍はウロジャインで
ウクライナ兵の捕虜を使った70名の
部隊を組織し、
ウクライナ軍との戦闘に投入した」
とのことで、
捕虜を捕まえた側の戦闘行為に
使用することはジュネーブ条約の違反ですが、
もはやロシアの無数の違反のうちの
一つとなっています
●後方地域
パナマ船籍の穀物輸送船が
ドナウ川の河口でロシアの機雷に触れ、
乗組員二人が負傷、
船は火災が発生しその後操縦不能になり、
船長は船を沈没させないように
浅瀬に座礁させ、
火は消し止められました
現場はムスラ湾の中にあります
●南部 ヘルソン州
クリンキーでは、
双方が係争地内に拠点を設け、
互いにドローンで
相手の拠点をたたいていて、
建物ごとに支配が変わり、
複雑で入り乱れた戦闘となっています
その範囲をロシア軍占領地から
係争地に修正しました
■その他
プーチン大統領が次期大統領選に立候補するのと同じ時期に、
野党政治家のナワリヌイ氏は、
北極圏の刑務所に移送されたことが判明しました
反体制派のナワリヌイ氏はプーチン大統領の再選を最も脅かす可能性があると言われていますが、
19日間行方がわからなくなっていました
今回、
ヤマロ・ネネツ自治管区のハルブ村にある「第3ポーラーウルフ」と呼ばれる「世界で最も僻地の刑務所」で発見されました
支援者は「刑務所の周囲は永久凍土帯で、
そこに行くことは困難で手紙や郵便も届かない場所にある」と語り、
ナワリヌイ氏は「サンタクロースのように最高の隔離状態だ」と語りました
今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました
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