0:00 はじめに
1:14 イスラエルの戦況
1:55 ウクライナ情勢の全般的な事柄
4:18 この日のイスラエル情勢・ウクライナ戦況ニュース
4:37 NATO全加盟国がウクライナ加盟に同意
5:22 ベルギーもF-16供与へ
5:55 各地域の戦況
6:10 北東部 ルハンスク州方面 国境方面、クピャンスク、スバトベ、クレミンナ、シベルスク方面の戦況
7:35 東部 バフムト方面の戦況
8:46 南東部 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカ方面の戦況
12:56 南部 ザポリージャ州ベルボヴェ、ロボチネ、ノヴォプロコピフカの戦況
14:34 南部 ヘルソン州の戦況
14:43 ザポリージャ原発不安定化 監視員2名だけで運転中
#ウクライナ戦況
#イスラエル情勢
#プーチン大統領
最新の情報をお届け!その日のレポートをその日に動画にしています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。
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■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
●投稿主はメンバーシップ動画でJREITと米国株の先行きについて毎週役に立つ話をしています。
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから595日、
まずは全般的な事柄です。
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士820名
戦車34両
装甲戦闘車91両
砲18門
多連装ロケット1両
防空システム1基
航空機1機
ドローン19機
その他車両24両
となっています。
戦線全体で、
一日で108回の地上戦の報告がありました。
昨日の動画でもお伝えしましたが、
ロシア軍はアウディーイユカで大規模な攻勢を実行し、
わずかに前進しましたが、
大量の損害が発生しました。
投稿主の記憶では、
地上戦はキーウ侵攻開始以来最多で、
装甲戦闘車も91両と最多の損失数となります。。
また、視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対7.7で、
ウクライナ側の損失数を1とすると、
ロシア軍の損失はその7.7倍となります。
■戦況図の説明の前に、
ウクライナ情勢に関する最新のニュースをお伝えします。
YouTubeのチャプター機能で、
必要なところを見ることもできます。
なお、内容は英語の原文をもとに作成しています。。
1番目
NATOのストルテンベルグ事務総長は、
ラムシュタイン会議の中で発言し、
「NATOの全加盟国が、
ウクライナのNATO加盟に同意した」と述べました。
またストルテンベルグ事務総長はその理由について、
「戦場でウクライナが強くなれば、
交渉でのウクライナの立場が強くなる。
我々は歴史が繰り返されないようにしなければならない。
ロシアは弱体化したが、
野望を諦めてはいない」と説明し、
ロシアによるウクライナ侵攻を繰り返さないためにウクライナのNATO加盟が必要であるとの見解を示しました。。
2番目
ベルギーのデドンデル国防大臣はベルギーのテレビ局のインタビューで、
「ベルギーは、ウクライナにF16を供与する予定である」と述べました。
機数については明らかにしませんでしたが、
F35の取得にあわせて退役させるF16をウクライナに供与することから、
その機数は数機になる模様です。
また、時期については「2025年に到着する」と語りました。。
■それでは、各地域の戦況です。
きょうも戦況の変化のあるところを中心に
お伝えします。
特に、アウディーイユカでロシア軍が
大攻勢を仕掛け、
大きく損害を出しました。
●北東部 ルハンスク州方面
ハルキウ、クピャンスクから、
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺の戦況についてお伝えします。
ウクライナ東部軍のエヴラシュ報道官は、
ロシア軍はこの方面で
合計30回の攻撃をおこないましたが、
ロシア軍は前進できなかったと
報告しています。
またロシア国防省はシンキフカ、
キスリフカに攻撃を
おこなったとしていますが、
ロシアの軍事ブロガーによると
この付近にはウクライナ軍の地雷が設置され、
前進が困難であったと主張しています。。
マキイウカでは、
ロシア軍は戦車数両で攻撃を仕掛けましたが、
ウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍は前進できませんでした。
映像は、ウクライナ側のもので、
ロシア軍の装甲車の車列が
森林境界線沿いに進軍したものの、
ウクライナ軍の攻撃により
破壊されたところとなっています。
ウクライナ軍はここ5日間で
15両の戦車を撃破したとのことです。
投稿主が見たところ、
以前のブフレダールの敗北のような
雰囲気が漂う惨状となっています。。
●東部 バフムト方面。
天気はくもり、
最低気温2度、最高気温12度。
今日の天気は、はれの予報。
放射冷却で気温は下がり、
天気は周期的に変化しています。。
○バフムト北方
昨日お伝えしたベルキフカの貯水池付近では、
ロシア軍が線路沿いに攻撃を仕掛け、
ロシアに近いSNSでは、
ロシア軍が前進しました。
昨日お伝えした映像の続きで
ロシア軍がウクライナ軍陣地に入って
状況を確認しているシーンがありましたので、
この付近をウクライナ軍の奪還地から
ロシア軍が占領したとして、
戦況図を更新しました。
面積は、0.1平方キロほどになります。。
○バフムト南方
この方面では、鉄道を巡り
双方が攻撃をおこなっていますが、
確認された前進はなく、
戦況図に影響のある情報はありませんでした。。
●南東部 ドネツク州
アウディーイユカから
マリンカ方面の戦況についてお伝えします。。
この方面でロシア軍は
攻撃作戦を開始しました。
○アウディーイユカ方面
ロシア軍は午前5時に攻撃作戦を開始し、
まずアウディーイユカの市街地に
空爆で500キロ爆弾と1500キロ爆弾を
数十発投下しました。
その後ロシア軍は200門の大砲を用いて
砲撃をおこない、
攻撃ヘリコプターを使用して
ロケット弾を打ち込み、
その後アウディーイユカの北にある
クラスノホリフカと、
南にあるヴォジャネから
地上戦を仕掛けました。
目標はアウディーイユカの
補給線のラストチョキネ、
オリリフカを制圧し、
アウディーイユカを包囲すること
だったとみられます。
規模は諸説ありますが、
2個旅団、8000人の兵士を投入した
との情報もあれば、
3つの大隊で3000人から6000人の兵力を
投入して攻撃をおこなった
との情報もあります。
いずれにせよ、ロシア軍は
ウクライナ軍の陣地に向かって前進しました。。
一方、ウクライナ軍の陣地では、
大量のロシア軍兵士が
近づいてきたため、
前線の兵士は後退し、
後方から砲撃と対戦車ミサイルで
応戦しました。
しかし昨日の動画でも
お伝えしましたが、
ロシア軍は戦闘区域に到達する前に、
オピトネの仮設橋で兵員輸送車が転落し、
後続の車両は転回して後退するなど、
戦う前から損害を出しました。
映像は昨日も紹介しましたが、
ロシア軍の装甲車が
橋から転落する様子となっています。
そしてロシア軍はそれでも前進し、
接触線を越えて地上攻撃を
おこなったところ、
車両は砲撃と対戦車ミサイルで
ことごとく破壊され、
歩兵の突撃は密集していて
ウクライナ軍の的となりました。
映像はクラスノホリフカから
アウディーイユカに前進する
ロシア軍の車列の戦闘が、
ウクライナ軍から攻撃を受け、
後続の車両が渋滞している
ところになります。
こうなると、ロシア軍は後退もできず、
ウクライナ軍の砲撃でやられるのを
待つだけになります。
一方、南のヴォジャネから
進軍してきたロシア軍も、
正午頃にはロシア軍は戦況図から
200メートルほど前進しましたが、
ウクライナ側の戦記によると、
午後に入り、
ロシア軍は部隊間の連絡に
手間取りはじめ、
狭い地域に部隊が密集したため、
ついに同士討ちが発生し、
結局ほとんど前進することが
できませんでした。。
映像では、
ウクライナ軍の設置した地雷により
撃破されているところが確認できます。
そうこうしているうちに日も落ち、
ロシア軍はセヴェルネの郊外に
いるものと考えられます。
映像はセヴェルネに向かって
まっすぐ突進するロシア軍の車両と
歩兵となっています。
以上のことから、
戦況図ではクラスノホリフカの西側から
線路までの一部分と、
セヴェルネ近郊の一部を
ロシア軍が占領したとし、
それ以外はロシア軍の前進はなかった
として戦況図を更新しました。。
○マリンカ方面
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍はマリンカ、ポピエダ、
ノヴォミハイリフカに攻撃しました。
これらの攻撃はウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍に成果はありませんでした。。
●南部 ザポリージャ州
トクマクのこの日の天気はくもり、
最低気温1度、最高気温12度。
今日の天気は、はれの予報。
○ブフレダール方面
○ヴェルカノボシルカ方面
○フリャイポール方面
この方面では戦況図に影響のある情報は
ありませんでした。。
○ヴェルボヴェ・ノヴォプロコピフカ方面
ウクライナ軍の
タルナフスキー司令官によると、
ウクライナ軍はこの方面で
戦術的位置を改善したと報告しました。
この方面では双方が
攻撃を仕掛けましたが、
戦況図に影響のある情報は
ありませんでした。
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