【ウクライナ戦況図】ロシア3旅団が壊滅【9月19日】戦車枯渇で衰退|任務中にバーベキュー→爆発【最新】妊婦&脱走で13年の労役刑

【ウクライナ戦況図】ロシア3旅団が壊滅【9月19日】戦車枯渇で衰退|任務中にバーベキュー→爆発【最新】妊婦&脱走で13年の労役刑

0:00 はじめに
1:06 全般的な事柄
1:45 この日のウクライナ情勢ニュース
2:04 ロシアのキロ級潜水艦 ストームシャドウで想像以上のダメージ
2:58 ロシア戦車もうすぐ枯渇 フランス研究所分析
4:59 ロシア空挺部隊で補強は愚策 イギリス国防省分析
6:14 各地域の戦況
6:24 北東部 ルハンスク方面クピャンスク・スバトベ・クレミンナ線の戦況
8:12 東部 バフムト方面の戦況
10:11 南東部 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカの戦況
10:46 南部 ザポリージャ州ベルボヴェ、ロボチネ、ノヴォプロコピフカの戦況
13:10 後方地域の爆発炎上
15:18 南部 ヘルソン州の戦況
15:27 ウクライナが怖くて脱走した兵士に重罪 妊婦も同様

#ウクライナ
#戦況
#プーチン大統領

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●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
●投稿主はメンバーシップ動画でJREITと米国株の先行きについて毎週役に立つ話をしています。

■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。

戦況図の説明の前に、
ウクライナ情勢に関する
最新のニュースをお伝えします。
YouTubeのチャプター機能で、
必要なところを見ることもできます。
なお、内容は英語の原文をもとに
作成しています。。
1番目
13日にウクライナの巡航ミサイルにより
破壊されたロシアの潜水艦
ロストフナドヌーの損傷の詳細な写真が
公開されました。
写真では、
予想を超えた損害が発生し、
潜水艦の船首と船体の中央部分に
大きな穴があいていることが確認できます。
潜水艦ロストフナドヌーはキロ級の潜水艦で、
ディーゼルエンジンの他に
バッテリーによる電気推進も可能ですが、
外部から確認できる損傷の様子と
内部構造と照らして考えると、
魚雷発射管、
バッテリー、
制御装置、
火災防止装置などが破壊された可能性があり、
これを報じたディフェンスエクスプレスによると、
修復は不可能である可能性が高いと報じています。。
2番目
フランスの研究者によると、
ロシアの戦車の生産と損失を比較した場合、
2025年にウクライナ戦争で
戦車が枯渇する可能性があると結論づけました。
マルセイユのアクションレジリエンス研究所では、
衛星画像や公開情報、
企業活動のデータなどを使い詳細に
分析したところ、
1.
ロシアにある7つの戦車工場は
言われているほど戦車の生産能力がなく、
現在は古いソ連製の戦車の装甲を
換装するために使われている。
2.
野原に放置された戦車の在庫と
称する6000両とも12000両とも言われるものは、
改修に適する状態ではなく、
保管状態が良いものがあったとしても、
戦車工場にそれを再生する余力はない。
3.
ロシアの生産能力は月間で32両である一方、
毎月130両の戦車を失っていて、
特にブフレダールの戦いでは
たった1週間で2ヶ月分の生産量に
相当する戦車を失った。
4.
このことは、戦場の報告で
ロシアの戦車との遭遇が
減少していることからも裏付けられる。
5.
この状況が続くと、
ロシアの戦車は2025年初頭には500両に減少し、
うち4分の1は古いT62となり、
もはや機甲師団を編成することが不可能で、
ウクライナ戦争どころか
国境の維持にも困るだろう。
とのことで、報告書では、
「この劣化が続くと、
ロシアの地上部隊の攻撃力は
近々限界に達し、
その後衰える」と結論づけました。。
3番目
イギリス国防省は、
ロシア軍は南部戦線に精鋭の
空挺部隊を投入しても、
効果は上がらないと分析しています。
定期報告によると、
「ロシア軍は空挺師団を
南部ザポリージャ州のロボチネ付近に集結させ、
その規模は5個空挺師団1万人となり、
苦戦する第58連合軍を強化した。
ロシアの空挺師団は本来攻撃のための
機動性の高い打撃部隊であるが、
いまは多くの部隊と同様に、
地上の陣地防衛を強化する歩兵として
使われている。
本来の戦力からは大幅に
低下している」と指摘しました。
もともと空挺部隊とは、
選抜された兵士のみが入隊できる
エリート部隊で、
パラシュートやヘリコプターなど
使って迅速に部隊を展開して強襲する
戦闘部隊のはずですが、
同様の指摘は戦争研究所からもあり、
今後のウクライナ軍の攻勢で
他の歩兵と同様に損耗する可能性があります。。
■それでは、各地域の戦況です。
きょうも戦況の変化のあるところを
中心にお伝えします。。
●北東部 ルハンスク州方面
ハルキウ、クピャンスクから、
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺の戦況についてお伝えします。
この方面のロシア軍の地上部隊は
再編成を進めていて、
地上戦は減少傾向にあります。。
1番目
ノヴォセリフスケでは、
ウクライナ軍のドローン攻撃により、
ロシア軍が徐々に損耗し、
その隙にウクライナ軍が町の建物を
占領しはじめています。
映像ではロシア軍は町の南西の
角にある家に向けて砲撃をおこなっていて、
この付近にウクライナ軍が
存在していることが確認できます。
鉄道の西側をロシア軍占領地から
係争地に更新しました。。
2番目
セレブリャンスキーの森から
ビロホリフカにかけては、
ロシア軍が砲撃や空爆をおこなっていますが、
戦況図には変更はありません。。
3番目
ウクライナ軍の第54機械化旅団は
ヴェルノホカミヤンカに再び
ドローン攻撃をおこない、
トラック1両、
貴重なT80戦車に2両も損害を与えました。
映像では遮蔽物で格納された戦車に
ウクライナ軍が攻撃を仕掛けている
ところとなります。
反対にロシア軍はスピルネの北にある
ウクライナ軍陣地に砲撃し、
さらに焼夷弾を使って攻撃を仕掛けました。
これによる戦況の変化はありません。。
●東部 バフムト方面。
天気ははれ、
最低気温11度、最高気温24度。
今日の天気は、はれの予報。
しばらく過ごしやすい日が続きます。
この方面では戦況図に変化はありませんが、
ウクライナ軍のシルスキー司令官は、
クリシチフカとアンドリフカの奪還により、
ウクライナ軍がバフムトと
ホリフカ(ゴルロフカ)の補給線を
妨害することができ、
ロシア軍の最大3個旅団の戦闘継続が
難しくなった可能性があると指摘しました。
また戦争研究所の分析でも、
クリシチフカの奪還によりロシア軍の
第72自動車化ライフル旅団、
第31、第83空挺旅団の戦闘能力が
完全に破壊された可能性があり、
その場合、ロシア軍はウクライナ全戦線の
部隊のやりくりが厳しくなると
指摘しています。。
○バフムト南方
1番目
解放されたクリシチフカですが、
町の北側では、
ウクライナ軍の掃討作戦に伴って、
依然として戦闘が起きているようです。
映像では、ウクライナ軍の兵士が
家から家に渡り歩き、
掃討作戦をおこなっていたところ、
アフマト部隊が攻撃してきたところが
確認できます。。
2番目
またウクライナ軍は後方をドローンで監視し、
ロシア軍のトラック、
BMP1歩兵戦闘車などを破壊しています。
映像では、
ニコライフカの付近で、
バフムトとホリフカを結ぶT0513号線付近の
トラックをウクライナ軍のドローンが
撃破した映像となっています。。
●南東部 ドネツク州
アウディーイユカから
マリンカ方面の戦況についてお伝えします。
この方面では戦況の変化はありませんが、
ウクライナ軍は戦線の後方をドローンで監視し、
アウディーイユカの東で、
GMLRSにより、ロシア軍の2S9Nona-S自走砲を
2両撃破しました。。
また、ドネツク市街の中心地では、
建物の爆発の報告がありました。、。
●南部 ザポリージャ州
トクマクのこの日の天気ははれ、
最低気温11度、最高気温24度。
今日の天気は、はれの予報。
こちらもしばらく良い天気が続きます。
ドネツク州南部から
南部ザポリージャ州方面の戦況について
お伝えします。。
ウクライナの
ハンナマリヤール元国防副大臣によると、
ウクライナ軍は
過去1週間で、5.2平方キロメートルの
領土を解放したと報告しています。。
○ヴェルカノボシルカ方面
この方面では、
両軍が砲撃戦となり、
地上戦もほぼなく、
戦況に変化のある情報は
ありませんでした。。
○トクマク方面
1番目
ヴェルボヴェでは、
ウクライナ軍が前進しています。
位置情報付きの映像によると、
戦況図の付近でロシア軍が
ウクライナ軍陣地に射撃をおこなっている
映像があることから、
この場所までウクライナ軍が
前進したとして戦況図を更新しました。
映像では、
ロシア軍の戦闘車両が機関砲で
ウクライナ軍陣地に攻撃をしていますが、
ロシア軍が通り過ぎた後、
ウクライナ軍の兵士が塹壕から
出て歩き出しているところが確認できます。
戦況図を更新しました。。
2番目
ロシア軍はロボチネの南で
攻撃を仕掛けましたが、
この攻撃は失敗に終わりました。
先のイギリス国防省によると、
この方面のロシア軍の空挺部隊は
精鋭ではあったとしても戦力としては
不足である可能性が高いと評価しています。
一方ウクライナ軍はロボチネの南で
地雷除去の作業をおこなっています。。
3番目
またウクライナ軍は、
ロボチネの西でコパニの方向に前進し、
ここでロシア軍と戦闘になっていますが、
ここまでで戦況図には変更はありません。。