「反転攻勢残り30日」ついに決戦へ【ウクライナ戦況図】両軍の最精鋭部隊が高台に揃う【9月11日】ウクラ軍 決戦地で戦車活躍【最新】

「反転攻勢残り30日」ついに決戦へ【ウクライナ戦況図】両軍の最精鋭部隊が高台に揃う【9月11日】ウクラ軍 決戦地で戦車活躍【最新】

0:00 はじめに
1:04 全般的な事柄
2:24 この日のウクライナ情勢ニュース
2:43 ミリー将軍「反転攻勢は残り30日の勝負」
3:55 「ロシア戦車の日」ロシア企業のホームページ続々書き換え
4:33 各地域の戦況
4:43 北東部 ルハンスク方面クピャンスク・スバトベ・クレミンナ線の戦況
6:30 東部 バフムト方面の戦況
9:31 南東部 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカの戦況
10:44 南部 ザポリージャ州ベルボヴェ、ロボチネ、ノヴォプロコピフカの戦況
15:07 南部 ヘルソン州の戦況
15:15 ロシア爆撃機をドローンからまもる方法をまた考案

#ウクライナ
#戦況
#プーチン大統領

最新の情報をお届け!その日のレポートをその日に動画にしています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。
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■より快適に見るには
・字幕が2重→YouTube側の字幕を消去
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
●投稿主はメンバーシップ動画でJREITと米国株の先行きについて毎週役に立つ話をしています。

■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。

戦況図の説明の前に、
ウクライナ情勢に関する
最新のニュースをお伝えします。
YouTubeのチャプター機能で、
必要なところを見ることもできます。
なお、内容は英語の原文をもとに
作成しています。。
1番目
アメリカのマーク・ミリー統合参謀本部議長は、
BBCのインタビューに応じ、
ウクライナ軍反転攻勢は天候悪化まで続き、
あと30日から45日あると述べました。
インタビューでは、
「ウクライナ軍の反転攻勢は
予想より遅れているものの、
ウクライナ軍は信念を持って
着実に前進している」と語り、
「それで失敗かどうか判断するのは
時期尚早だ。
この戦争は長く、
遅く、
厳しく、
多大な損失をもたらすだろうと
最初から考えていたが、
その通りだった」と強調しました。
一方、ウクライナ軍事情報局の
ブダノフ長官はロイターのインタビューに応じ、
「ウクライナ軍の反撃は
悪天候になっても続く。
寒く、
湿気が多く、
ぬかるみの中で戦うのは困難だが、
天候を理由に反撃は止まらない」と述べ、
11月頃のぬかるんだ季節でも
反撃を続ける意思を示しました。。
2番目
「ロシア連邦の戦車記念日」にあわせ、
何者かがロシア企業のホームページを書き換え、
ロシア軍の戦車の損失が、
4500両以上である画像が
表示されるようになりました。
ウクライナ軍のテレグラムによると、
サンクトペテルブルグと
セヴァストポリにある様々な企業の
ウェブサイトが書き換えられ、
焼け落ちた戦車の画像が掲載され、
「ロシア国民は、
ロシア戦車の本当の『偉大さ』を
知ることになるだろう」との
メッセージが添えられたとのことです。。
■それでは、各地域の戦況です。
きょうも戦況の変化のあるところを
中心にお伝えします。。
●北東部 ルハンスク州方面
ハルキウ、クピャンスクから、
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺の戦況についてお伝えします。。
この方面では地上戦の報告はほとんどなく、
ロシア国防省の報告でも、
クゼミフカ、
ディブロバで地上戦の報告を
おこなうのみとなっています。。
1番目
位置情報付きの映像によれば、
ウクライナ軍はセレブリャンスキーの
森林の戦況図の場所付近で
ロシア軍に攻撃をおこなっているところが、
8月の映像として公開されています。
映像では、
もはや木の幹だけが針の山のように
残っている森林で、
ウクライナ軍がロシア軍の塹壕に
攻撃している映像となっています。。
2番目
スピルネでロシア軍は、
堰を切ったように激しく砲撃をおこない、
その映像を公開しています。
どうも昨日お伝えした
ビロホリフカの映像の中に、
スピルネの攻撃映像が混じってたようで、
ウクライナ軍がこの付近で、
集落の周辺の建物を
奪還したことがきっかけとなり、
その後ロシア軍は反撃し、
スピルネに砲撃と空爆をおこない、
ドローン攻撃も実施しました。
その攻撃の場所を、
ウクライナ軍が奪還したとして
戦況図を更新しました。
ウクライナ軍が奪還した面積はわずかで、
0.1平方キロメートルほどとなっています。。
●東部 バフムト方面。
天気ははれ、
最低気温11度、最高気温20度。
今日の天気は、はれの予報。
時折雨も降る天気となっています。
バフムト方面の戦況についてお伝えします。
○バフムト北方
1番目
ロシア軍はデュヴォボバシリフカの
高台でBMD4の機関砲を使い、
ウクライナ軍を攻撃しました。
映像では、
機関砲の攻撃により
地面から煙が出ていますが、
塹壕に機関砲を向けて遠方から射撃して、
効果があるかと言われると疑問です。
攻撃しましたという実績づくりの
プロパガンダ映像の可能性もあります。。
2番目
ロシア軍は、
チャシフヤールの東のO0506号線沿いに
ドローンで攻撃を仕掛け、
ウクライナ軍の輸送トラック、
SUVを攻撃しました。
映像は、ロシア軍のドローンが
ウクライナ軍の輸送トラックなどを
攻撃しているところで、
この道路がロシア軍のドローンの
射撃管制下にあることを示しています。。
○バフムト南方
ロシア軍は引き続き
クリシチフカで抵抗を続け、
その間に撤退をすすめようとしています。。
1番目
ウクライナ軍は戦況図の線路付近で
ロシア軍を監視し、
砲撃とドローン攻撃で
撤退するロシア軍をたたいています。
この日はちょうど線路と交差する
ところでウクライナ軍第80空挺旅団が
ロシア軍のBMP歩兵戦闘車を発見し、
第45空挺旅団が連携して
砲撃とドローンで破壊しました。。
2番目
アンドリフカではロシア軍は
集落で抵抗を続け、
引き続きウクライナ軍の攻撃が
続いています。
今日も第3突撃旅団が映像を更新し、
アンドリフカの南の線路付近で、
夜明け前から掃討作戦を
おこなっているところをYouTubeで
公開しています。
映像ではロシア軍も応戦し、
戦闘が継続している様子が
確認できます。。
3番目
またウクライナ軍は、
後方でロシア軍の動きを監視し、
ザイツェヴェ付近で
R330電子妨害車両とT80戦車、
コデマの東で
グラード多連装ロケット2両と
2S1自走砲を攻撃し、
損害を与えました。
ここまでで戦況図には変更はありません。。
●南東部 ドネツク州
アウディーイユカから
マリンカ方面の戦況についてお伝えします。
この方面でもウクライナ軍が、
連日どこかで前進しています。
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍はケラミク、
アウディーイユカ、
マリンカで攻撃をおこないましたが、
これらの攻撃はウクライナ軍が
撃退したと報告しています。。
一方、おとといの動画でお伝えした
オピトネについて、
続報が入りました。
アウディーイユカ市の
バラバシュ管理局長は、
ウクライナ軍がオピトネ市内に入り、
戦闘となっていると述べ、
ロシアの軍事ブロガーも
オピトネの町で戦闘が起きていると
報告しています。
その他の情報も総合すると、
ウクライナ軍はオピトネの郊外から
町の手前までを奪還したとして、
また町の南の運河までで
戦闘が起きていることから、
町全体をロシア軍占領地から
係争地に戦況図を更新しました。。
●南部 ザポリージャ州
メルトポリのこの日の天気ははれ、
最低気温10度、最高気温22度。
今日の天気は、はれの予報。
ブフレダールから南部ザポリージャ州方面の
戦況についてお伝えします。
○ヴェルカノボシルカ方面
1番目
昨日ウクライナ軍が前進したと
お伝えしたノヴォマヨルスクでは、
今日は情報がありませんが、
衛星画像では町の中心部にかけて
砲撃の跡が確認でき、
激しい戦闘となっていると考えられます。
動画の冒頭でお伝えした
キルレシオが1対1.7になったのは、
この方面でウクライナ軍の車両が
多数地雷に触れたためと考えられます。
今日はロシア軍が
反撃しているというロシア側からの情報が
いくつか聞かれていますが、
確認できる情報がないことから、
戦況に変化がありましたら
またお知らせします。。
2番目
それ以外のノヴォドネツクから
プリウトネにかけて、
戦況に影響のある情報はありませんでした。。
○トクマク方面
戦線がオリヒウから
次第に遠くなったので、
今日から呼び方を変えました。
この方面では激しい攻撃が
続いていますが、
ウクライナ軍はこの日も前進しています。
ウクライナ軍のシュトゥプン報道官は、
ウクライナ軍はロボチネ付近で前進し、
1.5平方キロの領土を
解放したと報告しています。。