深刻【9月10日】ロシアに兵員配置ミス【ウクライナ戦況図】ロシア軍ほぼ全戦線で後退 1万人は完全撤退【ウクライナ戦況図】ウクラ軍「166高地」部分奪還|日本人義勇兵がロシア側で参加

深刻【9月10日】ロシアに兵員配置ミス【ウクライナ戦況図】ロシア軍ほぼ全戦線で後退 1万人は完全撤退【ウクライナ戦況図】ウクラ軍「166高地」部分奪還|日本人義勇兵がロシア側で参加

0:00 はじめに
1:05 全般的な事柄
1:59 この日のウクライナ情勢ニュース
2:18 ロシアがウクライナに42万人の兵力を集中
3:17 ロシア軍兵力不足深刻1万人の兵力を完全撤退へ
4:01 ロシア砲弾不足も深刻化 計算合わず
5:19 各地域の戦況
5:28 北東部 ルハンスク方面クピャンスク・スバトベ・クレミンナ線の戦況
8:19 東部 バフムト方面の戦況
11:05 南東部 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカの戦況
12:19 南部 ザポリージャ州ベルボヴェ、ロボチネ、ノヴォプロコピフカの戦況
17:25 後方地域の爆発炎上
18:27 南部 ヘルソン州の戦況
19:14 日本人義勇兵 ロシア側で戦う軍事ブロガーインタビュー

#ウクライナ
#戦況
#プーチン大統領

最新の情報をお届け!その日のレポートをその日に動画にしています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。
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■より快適に見るには
・字幕が2重→YouTube側の字幕を消去
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
●投稿主はメンバーシップ動画でJREITと米国株の先行きについて毎週役に立つ話をしています。

■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。

戦況図の説明の前に、
ウクライナ情勢に関する最新のニュースをお伝えします。
YouTubeのチャプター機能で、
必要なところを見ることもできます。
なお、内容は英語の原文をもとに作成しています。。
1番目
知っているようで知らないウクライナにいるロシア軍の規模ですが、
インターファックス通信が、
ウクライナ情報機関の話として伝えるところでは、
ロシア軍の規模は、
クリミア半島を含めたウクライナの占領地に42万人以上と公表しました。
国家警備隊、特殊部隊、治安部隊を除いた数字となっています。
また、ウクライナ軍主要情報総局のブダノフ長官はヤルタ欧州戦略年次会議で発言し、
長いので要約すると、
「我々が入手したデータにもとづけば、
ロシア軍は物理的に長期間の作戦行動を実行することができないため、
ロシアによるウクライナ侵攻は長期化しないと考えている。
ここで長期間というのは半年1年の単位だ」と述べました。。
2番目
ベラルーシの独立系監視団体の「ガユン」は、
ベラルーシに昨年10月から派遣されていた1万人規模のロシア軍が、
今年8月に完全に撤退したと明らかにしました。
共同通信によると、
2000人強のロシア軍がベラルーシに残っているものの、
それはレーダー施設などの維持のために駐留している部隊とのことで、
攻撃の部隊ではないと指摘しています。
ベラルーシのロシア軍部隊は、
キーウ再侵攻の目的で派遣されていましたが、
首都再侵攻の脅威が緩和されたことになります。。
3番目
ロイターが西側当局者の話として伝えるところでは、
「ロシアは今後数年間で大砲の砲弾の生産を年間200万発まで増やすことができるかもしれないが、
必要とする量には遠く及ばない」と指摘しました。
この当局者は匿名を条件に取材に応じ、
「ロシアは昨年ウクライナで1000万発から1100万発の砲弾を使った。
生産能力は年間100万発から200万発で必要な量にはほど遠い
それから戦車2000両失ったら、元に戻るまでには10年かかる。
これまでロシアは4000両の装甲戦闘車と100機以上の航空機を失い、27万人の死傷者を出した」と述べ、
ロシア軍は消耗戦でも厳しい状況にあることを指摘しました。
ちなみに投稿主が調べたところ、
ウクライナの砲弾の消費は1日3000発、
1ヶ月では9万発、
生産量は欧州で年間30万発という数字がありました。。
■それでは、各地域の戦況です。
きょうも戦況の変化のあるところを中心にお伝えします。。
●北東部 ルハンスク州方面
ハルキウ、クピャンスクから、
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺の戦況についてお伝えします。。
この方面のロシア軍の作戦状況の
落ち込みは深刻で、
もともと南部ザポリージャ州の
ウクライナ軍をこちらに引きつけるために
おこなったロシア軍の攻勢は、
兵力を大幅に損耗した結果となりました。
ロシア軍は新たな攻撃部隊を投入できず、
仕方なくこれまでの攻撃で
敗北して損耗した部隊を寄せ集めて編成し、
攻撃に投入しようとしています。
しかし、それだけでは足りず、
今度は通信部隊を攻撃部隊に転換して
攻撃の準備をおこなっています。
この方面のロシア軍は、
すでに攻撃力を大幅に失った可能性があり、
末期的な状況かもしれません。。
ウクライナ軍の参謀本部の発表をお伝えすると、
ロシア軍はシンキフカ、
ノヴォエホリフカ、
ディブロバの南東、
ベレストーベに攻撃を仕掛けましたが、
これらの攻撃はウクライナ軍が
撃退したと報告しています。。
1番目
位置情報付きの映像によると、
ノヴォエホリフカの東の後方では、
今日もロシア軍の2S4チュリバンが
ドローンに狙われて破壊されました。
場所は昨日の動画とほぼ同じ場所ですが、
違う車両と思われます。
映像では、
偵察用ドローンの監視の下で
攻撃用ドローンが突っ込んで爆発を
起こした様子が確認できます。。
2番目
ロシア軍はビロホリフカに空爆をおこない、
その後排水処理施設のウクライナ軍陣地に
砲撃を加えていますが、
戦況には変更はありません。
映像はロシア側のもので、
ウクライナ軍の陣地に攻撃をしている
様子となっています。
あまり当たっているようには
見えないのですが気のせいでしょうか?。
3番目
反対にウクライナ軍の第57機械化旅団は、
バフムトとリシチャンスクを結ぶ
幹線道路を巡回し、
ヤコブリフカの市街で
輸送トラックを発見し破壊しました。
映像では道端にあるトラックに
プロペラ式の自爆ドローンが
突っ込んでいる様子が確認できます。。
いずれも戦況図には変更はありません。。
●東部 バフムト方面。
天気ははれときどきくもり、
最低気温9度、最高気温15度。
今日の天気は、はれときどきくもりの予報。
時折雨も降る天気となっています。
バフムト方面の戦況についてお伝えします。
この方面でもロシア軍は
じりじりと後退しつつあります。
ウクライナ軍のエヴラシュ報道官は、
ウクライナ軍は
クリシチフカで成功を収めたと報告し、
ロシアの軍事ブロガーは、
ウクライナ軍がアンドリフカを
完全に解放したと主張しています。。
○バフムト南方
ロシア軍はクリシチフカで,
まだ抵抗を続けています。
1番目
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍はクリシチフカ市街地の
北の端に空爆をおこない、
ロシア軍がまだ撤退していないことが
確認できます。
映像では、
クリシチフカの池、
鉄道が写った場所で、
おそらく無誘導ロケット弾で
ロシア軍を掃討しているところに、
Su25が偵察任務をおこない
その様子を撮影しています。
Su25は、かなり近いところで
撮影していて、
ロシア軍のバフムトの防空体制は
かなり低下していると推察できます。。
2番目
アンドリフカでは、
ロシア軍が撤退している
可能性がありますが、
集落の中ではまだ抵抗を続けています。
ウクライナ軍はアンドリフカの
線路の東側でクラスター砲弾を使い、
撤退路を潰しています。
映像では、道沿いの小規模な塹壕に対し
クラスター砲弾が着弾しているところが
確認できます。。
3番目
また集落の南側では、
第3突撃旅団がロシア軍の陣地を
掃討しています。
映像は一部ですが、
境界林に沿ったロシア軍の陣地に、
迫撃砲が撃ち込まれ、
M113ブラッドレー歩兵戦闘車が入り、
その後歩兵が突撃して、
ロシア軍を陣地から追い出している
様子となっています。。
対するロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍の後方に
数回空爆している程度で、
補給もない中でロシア軍は
塹壕の中で耐えている
状況となっているようです。。
●南東部 ドネツク州
アウディーイユカから
マリンカ方面の戦況についてお伝えします。
ロシア占領地のドネツク市内では、
どういうわけかウクライナの国旗が
掲揚されています。
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍はアウディーイユカと
マリンカでウクライナ軍を
排除しようと10回攻撃を仕掛けましたが、
すべて失敗したと報告しています。
この日もウクライナ軍が前進しました。。
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍は
ペルヴォマイスケから前進し、
ピスキー郊外の一部を奪還しました。
ロシア軍がこの場所に
砲撃していることから、
ウクライナ軍がここに陣地を
構築していることがわかります。
映像はロシア側のもので、
ロシア軍の特殊部隊が砲撃を
おこなっている様子となっています。
この部分を係争地から
ウクライナ軍が奪還したとして
戦況図を更新しました。
面積は0.5平方キロほどになります。。
●南部 ザポリージャ州
メルトポリのこの日の天気は
はれときどきくもり、
最低気温9度、最高気温15度。
今日の天気は、
はれときどきくもりの予報。
ブフレダールから
南部ザポリージャ州方面の戦況について
お伝えします。
○ヴェルカノボシルカ方面