【劣勢】ロシア兵南部で戦闘拒否続出【9月1日】困ったロシア軍がヒドい対応策編み出す【ウクライナ戦況図】バフムト方面でロシア軍集結の動き【最新】アメリカ最新戦車M1A1あと2週間でウクライナ到着か

【劣勢】ロシア兵南部で戦闘拒否続出【9月1日】困ったロシア軍がヒドい対応策編み出す【ウクライナ戦況図】バフムト方面でロシア軍集結の動き【最新】アメリカ最新戦車M1A1あと2週間でウクライナ到着か

0:00 はじめに
1:01 全般的な事柄
1:41 この日のウクライナ情勢ニュース
1:53 アメリカM1A1エイブラムス主力戦車がウクライナ到着へ
2:58 ウクライナ軍F16訓練へまもなく第2陣第3陣
4:32 NATO事務総長「ウクライナ軍の反撃予想上回る」
5:37 各地域の戦況
5:47 北東部 ルハンスク方面クピャンスク・スバトベ・クレミンナ線の戦況
8:02 東部 バフムト方面の戦況
10:48 南東部 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカの戦況
11:35 南部 ザポリージャ州の戦況
14:50 南部 ヘルソン州の戦況
15:23 南部の激戦地ケルメンチク、ノヴォドネツクののどかな風景をご覧ください

#ウクライナ
#戦況
#プーチン大統領

最新の情報をお届け!その日のレポートをその日に動画にしています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。
●過去の動画は再生リストへ

まずは全般的な事柄です。
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士610名
戦車13両
装甲戦闘車8両
砲31門
多連装ロケット1両
ドローン22機
巡航ミサイル26発
その他車両28両
となっています。
この日戦線全体で、
一日で40回以上の地上戦の報告がありました。。
■戦況図の説明の前に、
ウクライナ情勢に関する最新のニュースをお伝えします。
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます。
1番目
9月になりました。
約束のエイブラムス戦車が到着する秋になりました。
ポリティコが匿名を条件に国防総省の当局者の話として伝えるところでは、
現在エイブラムス戦車31両のうち10両が最終改修をおこなっていて、
9月中旬までに第1弾がウクライナに到着する予定とのことです。
また、ウクライナの約200名の兵士は、
アメリカのM1エイブラムス戦車の訓練プログラムを終了し、
現在ドイツのスイス国境に近いホーヘンフェルス訓練場でプログラム終了後の習熟訓練をおこなっているそうです。
M1A1エイブラムスは湾岸戦争でも活躍したアメリカの主力戦車で、
西側当局者は、
ウクライナ軍がロシアの厳重な防御線を突破するのに必要な優位性を得ることができると期待しています。。
2番目
F16について、
ウクライナ軍のパイロットと整備技術者が訓練に出発したことはすでにお伝えしましたが、
ウクライナ空軍のイグナット報道官は国営テレビに登場し、
「すぐに第2、第3のグループが訓練に向かうことを願っている」と述べました。
また、現在の優先課題は、F16のためのインフラを準備することで、その例として、
「現在飛行管制と通信の方法について取り組んでいる」とも述べました。
一方、ルーマニア国防省は声明を発表し、
ルーマニア、
オランダ、
アメリカのロッキードマーチン社の間で協定を締結し、
F16のパイロット訓練センターを設立する計画の概要を公表しました。
それによると訓練センターは、
黒海に近い第86飛行中尉ゲオルゲ・モチョルニタ空軍基地に設置され、
オランダから提供されるF16がこの基地に配備され、訓練をサポートすることになり、
ロッキードマーチンは飛行教官や整備技術担当者を配置して最高の技術サポートを提供するとのことです。
スケジュールはすでに発表されていますが、
ウクライナには来年の2月から4月にF16が提供される見込みで、
その機数は70機前後になる見通しです。。
3番目
NATOのストルテンベルグ事務総長はCNNのインタビューに応え、
「ウクライナ軍の反撃が予想を上回っている」と述べました。
ストルテンベルグ事務総長は、
「ウクライナ軍は徐々に勢いを増していて、
ロシア軍を押し返している。
特に地雷原のある要塞化された地域の一部を突破できる可能性がある。
昨年のロシアによるウクライナ侵攻が始まった当初、専門家たちは、
ウクライナが持ちこたえるのは数日から数週間だけだと信じていた。
しかし実際は、
キーウ、
ハリコフ、
ヘルソン、
そしてザポリージャを奪還し成功を収めている」と述べ、
これは、ウクライナ軍の前進が遅いことについて批判する軍事関係者の評価を否定し、
現在もNATO諸国とウクライナの間で、
継続的な対話がおこなわれていることも付け加えました。。
■それでは、各地域の戦況です。
きょうも戦況の変化のあるところを中心にお伝えします。。
●北東部 ルハンスク州方面
ハルキウ、クピャンスクから、
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺の戦況についてお伝えします。
1番目
シンキフカでは、
ウクライナ軍が
前進している可能性があります。
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍の戦車が、
ヴィルシャナの村役場の付近で
ウクライナ軍に発砲している様子があり、
位置から考えるとウクライナ軍が
もう少し前進していても
おかしくはないのですが、
ロシア軍のプロパガンダ映像の可能性もあり、
戦況図はそのままとして、
続報を待つことにしたいと思います。。
2番目
戦況図に変更はありませんが、
ノヴォセリフスケの
市街地の南東付近では、
ロシア軍の占領地にいるT72戦車に対し、
ウクライナ軍がドローンで手榴弾を投下し、
戦車が爆発して炎上する一連の
様子が収められています。
手榴弾をハッチの中に落とした
操縦技術も感心しますが、
1発の手榴弾で戦車が爆発するのも
何か問題があるように思います。。
3番目
ロシアの軍事ブロガーによると、
ビロホリフカでは、
ロシア軍が空爆と砲兵支援を受けて
地上戦を仕掛けましたが、
ウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍は進軍することはできませんでした。
逆にウクライナ軍は、
この付近で反撃をおこない、
汚水処理場の西側4分の1ほどの部分を
奪還しました。
映像では、
もはやがれきとなった処理施設の
そばにあるウクライナ軍の陣地に対して
砲撃するロシア側の映像となっています。
その部分を係争地から
ウクライナ軍が奪還したとして
戦況図を更新しました。。
それ以外には、
この方面のロシア軍の攻撃は低調で、
戦況に変化はありませんでした。。
●東部 バフムト方面。
天気ははれ、
最低気温15度、最高気温29度。
今日の天気は、くもりの予報。
バフムト方面の戦況についてお伝えします。。
バフムトでは、
ロシア軍が攻撃を仕掛けるために
兵力を集結させている可能性があり、
ウクライナ軍は後方の拠点を
砲撃とドローンでたたいています。
また、ロシア軍はこの方面で
攻勢を仕掛けているところがあります。
○バフムト南方
1番目
未確認ですが複数のロシアの
軍事ブロガーの情報を総合すると、
ロシア軍はクリシチフカの北の線路から
さらにクリシチフカの北に
奇襲をかけている可能性があり、
現在ロシア軍はこの付近の
高台を取ろうとしてウクライナ軍と
戦闘になっている可能性があります。
ウクライナ軍はここ最近
南からクリシチフカ攻略を進めていたため、
北の高台への攻撃は
裏をかかれた格好になっています。
今後戦況の変化がありましたら
またお知らせします。。
2番目
ロシア軍はミコライフカに
集結しつつあり、
ウクライナ軍はドローンと砲撃により
盛んにこの付近のロシア軍を攻撃しています。
位置情報付きの映像によると、
この付近で確認できるだけでも、
グラード多連装ロケット、
型式の不明な主力戦車、
BMP2歩兵戦闘車が損害を受け、
ロシア軍集結地にも
損害が出ている模様です。。
3番目
位置情報付きの映像と
いくつかの情報を総合すると、
ウクライナ軍はオザリアニフカの南と
マヨルスクで作戦行動をおこない、
オザリアニフカの南の運河沿いで
ロシア軍を陣地から追い出した
可能性があります。
この付近は昨年の11月に
戦況の変化があってから、
長らく動いていませんので、
少し別の攻撃軸で揺さぶりを
かけようとしているのかもしれません。
映像ではマヨルスクで
ロシア軍の集結地を自爆ドローンで
攻撃している様子となっています。
オザリアニフカの南を
ウクライナ軍が奪還したとして
戦況図を更新し、
マヨルスクの戦況図付近は
ロシア軍支配地として修正しました。。
●南東部 ドネツク州
アウディーイユカから
マリンカ方面の戦況についてお伝えします。
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍はマリンカ、
ノヴォミハイリフカに攻撃をおこない、
いずれもウクライナ軍が撃退しました。
また、ロシア軍側の
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍はクラスノホリフカの東で
ウクライナ軍の陣地に
攻撃を仕掛けていることから、
この付近をウクライナ軍が
奪還したとして戦況図を更新しました。
映像は一部ですが、
3機の自爆型のドローンが
同じ場所を攻撃している様子が確認できます。。
●南部 ザポリージャ州
メルトポリのこの日の天気ははれ、
最低気温20度、最高気温30度。
今日の天気は、くもりの予報。
ドネツク州の西部から、
ザポリージャ州にかけての
戦況についてお伝えします。。
○ヴェルカノボシルカ方面
1番目
昨日の動画でお伝えした、
ウクライナ軍がブフレダール付近で
攻撃を仕掛けたのは、
どうやら単発的なもので、
この日は反対にロシア軍が
ブフレダールに空爆し、
ミキルスケからブフレダールの方向に
攻撃を仕掛けましたが、
この攻撃は
ウクライナ軍により撃退されました。。
2番目
ロシア軍はザヴィトネバザンニヤで
防御陣地を二重に構築し、
防衛を強化しています。
これに対してウクライナ軍は
砲撃をおこない、
スタロマイオルスクから限定的な
地上戦をおこなう程度となっています。。
3番目
ウクライナ軍は、
スタロマイオルスクと
プリウトネの間の高地から、
ヴォロディネに向けて攻撃をおこない、
ロシア軍を陣地から
撤退させたとの情報がありますが、
今のところ確認できる情報がなく、
ここまでで戦況図には変更はありません。。
○オリヒウ方面

■より快適に見るには
・字幕が2重→YouTube側の字幕を消去
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
・一辺10kmの正方形が所々あります
・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
●投稿主はメンバーシップ動画でJREITと米国株の先行きについて毎週役に立つ話をしています。

■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。