重大局面【ウクライナ戦況図】ついに南部で決戦開始【8月30日】高台で両軍対峙から塹壕戦で入り乱れる状況【最新】ロシア軍兵士集まらず破格の待遇提示

重大局面【ウクライナ戦況図】ついに南部で決戦開始【8月30日】高台で両軍対峙から塹壕戦で入り乱れる状況【最新】ロシア軍兵士集まらず破格の待遇提示

0:00 はじめに
1:19 全般的な事柄
2:12 この日のウクライナ情勢ニュース
2:24 アメリカ軍事支援 サイドワインダー提供
3:42 ロシアで次々爆発 輸送機4機に損害発生
5:32 ゼレンスキー大統領「日本と安全保障協議開始」
6:16 各地域の戦況
6:26 北東部 ルハンスク方面クピャンスク・スバトベ・クレミンナ線の戦況
7:57 東部 バフムト方面の戦況
8:32 南東部 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカの戦況
10:12 南部 ザポリージャ州の戦況
12:28 南部 ヘルソン州の戦況
12:50 ロシア破格の待遇で志願兵募集も…?

#ウクライナ
#戦況
#プーチン大統領

最新の情報をお届け!その日のレポートをその日に動画にしています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。
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■より快適に見るには
・字幕が2重→YouTube側の字幕を消去
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・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
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・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
●投稿主はメンバーシップ動画でJREITと米国株の先行きについて毎週役に立つ話をしています。

■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。

戦況図の説明の前に、
ウクライナ情勢に関する最新のニュースをお伝えします。
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます。
1番目
アメリカ国防総省は、
ウクライナに対して2億5千万ドル相当の追加支援を発表しました。
その中には、
防空用のAIM9Mサイドワインダーミサイル
HIMARSロケット、155ミリ、105ミリ砲弾の弾薬
TOW、ジャベリン、対戦車ロケット
ハイドラ70ロケット、これはヘリから投射するロケット弾です
300万発以上の小火器の弾薬
装甲医療車両、ハムヴィーの救急車
障害物撤去用の爆薬
スペアパーツなどとなっています。
このうちAIM9Mは第3世代のサイドワインダーで、
本来空対空ミサイルなのですが、
ウクライナでどのように活躍するかは、
調べましたが投稿主にはわかりませんでした。
ブリンケン国務長官は、「このパッケージにはウクライナを支援するための重要な能力が含まれている。
ロシアはこの戦争を始めたが、
いつでも終わらせることができる」と述べました。。
2番目
今日もロシアでは様々な爆発が観測されました。
まず、ウクライナに近いブリャンスクでは、
何かが爆発しました。
地元の人は、ミサイルかドローンによる攻撃だとのことです。
映像では、赤い閃光が広がる様子が確認できます。。
また、エストニア、ラトビアに近いプスコフ飛行場では、
無人機による攻撃があり、
タス通信は、輸送機のIL76の4機に損害があったと伝えています。
SNS上の情報では、
飛行場は少なくとも10機の無人機により攻撃を受け、
対空砲火がありましたが、
地上で火災と爆発音がしたとのことです。
この場所は直線距離でウクライナ国境から660キロあり、
その攻撃方法の詳細は不明です。
プスコフ飛行場を写したとされる映像では、
輸送機が燃え、辺り一面に炎が広がっている様子が確認できます。。
さらに、クラスノダールのゲレンジクでも、
赤い炎が上がっているのが確認できます。
詳細は不明ですが、
この付近はリゾート施設が多く、
軍関係者が宿泊でもしていたのでしょうか?。
そのほかに、
・クリミアのセヴァストポリでも爆発が発生、
・モスクワ市長によると、モスクワのルズスキー地区で無人機が撃墜されたとの情報、
・チェリャビンスク州でロシア諜報機関のヘリが墜落したとの情報があります。。
3番目
ゼレンスキー大統領はテレグラムを更新し、
その中で岸田総理と電話会談し、
ウクライナと日本で安全保障に関する二国間協定を結ぶ用意があると伝えました。
ゼレンスキー大統領は、「ウクライナの安全保障に関し、
日本と二国間協定を締結するときが来た」と書き込んでいます。
これは先月G7諸国がウクライナの安全保障の条件を明記した共同宣言に基づくもので、
すでにアメリカ、
イギリス、
カナダがウクライナと二国間で交渉を開始しています。。
■それでは、各地域の戦況です。
きょうも戦況の変化のあるところを
中心にお伝えします。。
●北東部 ルハンスク州方面
ハルキウ、クピャンスクから
シベルスク周辺の戦況についてお伝えします。
○クピャンスク周辺
この方面ではロシア軍が
シンキフカ包囲に向け前進したという情報と、
ウクライナ軍が反撃して
ロシア軍を押し返したという
相反する情報があり、
情報戦が活発化している可能性があります。
位置情報付きの映像によると、
戦況図の場所付近の
ウクライナ軍陣地に対し、
ロシア軍がTOS1Aから
熱気化爆弾を投射した映像があり、
この画像の日付は29日とあり、
この場所にウクライナ軍が
いる可能性が高いことがわかりますので、
この付近をウクライナ軍が
奪還したとして戦況図を更新しました。
またロシア軍は、
シンキフカ、
クピャンスクに空爆と砲撃をおこない、
クピャンスクで民間人が1名
死亡した情報があります。。
それ以外では、
ロシア軍は
ノヴォエホリフカに空爆をおこない、
地上戦を仕掛けましたが、
ウクライナ軍が防衛し、
ロシア軍の攻撃は撃退されました。
また、クレミンナ方面、
シベルスク方面では、
ロシア軍の活動も低調で、
戦況の変化はありませんでした。。
●東部 バフムト方面。
天気ははれ、
最低気温14度、最高気温26度。
今日の天気は、はれの予報。
週末まで晴れの日が続きます。
バフムト方面の戦況についてお伝えします。
○バフムト北方
高速M03号線沿いでは、
激しい攻撃が続いています。
この日はロシア軍が反撃し、
ウクライナ軍のT80戦車が
破壊された映像がありました。
映像では、
戦車から炎が上がる様子が
確認できます。
道路と森林の位置関係から
位置も特定できました。
戦況図には変化はありません。。
○バフムト南方
1番目
クリシチフカ周辺では
ロシア軍の塹壕が残っていて、
兵士も次から次から供給されている
状態となっていて、
ウクライナ軍の前進を阻んでいます。。
2番目
アンドリフカの南側では、
ウクライナ軍がロシア軍陣地に
攻撃を仕掛けていますが、
ロシア軍も抵抗し続けています。
またクルデュミフカでは、
ウクライナ軍は
ロシア軍の集結地を見つけては
ドローンにより攻撃をおこなっています。
この方面も戦況図には変更はありません。。
●南東部 ドネツク州
アウディーイユカから
マリンカ方面の戦況についてお伝えします。
昨日はウクライナ軍が
大量のクラスター砲弾を使って前進した
アウディーイユカでは、
今日はロシア軍が空爆で
反撃をおこないましたが、
戦況に変化はありませんでした。
またこの方面では地上戦の報告が減少し、
ウクライナ軍の参謀本部によると、
アウディーイユカでのみ地上戦の報告があり、
この攻撃はロシア軍が撃退されました。。
●南部 ザポリージャ州
メルトポリのこの日の天気ははれ、
最低気温20度、最高気温28度。
今日の天気は、はれの予報。
しばらく最高気温が30度前後の日が続きます。
ドネツク州の西部から、
ザポリージャ州にかけての戦況について
お伝えします。。
○ヴェルカノボシルカ方面
この方面では、
ロシア軍の反撃が低調になり、
ウクライナ軍がわずかずつ前進しています。
ウクライナ軍は
スタロマイオルスクの西側で、
地雷除去を進め、
その分前進しました。
衛星画像によると、
29日の時点でロシア軍が
戦況図の場所付近に砲撃を
おこなっていることから、
この付近をウクライナ軍が奪還したとして、
戦況図を更新しました。
それ以外では、
ウクライナ軍の作戦が継続していますが、
戦況図に変化はありませんでした。。
○オリヒウ方面
ウクライナ軍はこの方面で攻撃を続け、
ロシア軍は防衛をおこない、
両軍で接近戦となっている
可能性があります。
ヴェルボヴェと
ノヴォプロコピフカの間の高地では、
攻め上がるウクライナ軍と、
高台を死守しようとする
ロシア軍の間で地上戦となっています。
ひょっとしたらこれが
ウクライナ戦争の雌雄を決する勝敗の
分かれ目に来たのかもしれません。
スカイニュースがウクライナ兵の話として
伝えるところでは、
この方面の塹壕戦では、
だれがどこにいて
どっちに向かっているのか、
今ウクライナ側の陣地にいるのか、
ロシア側の陣地にいるのか、
といったこともわからないまま、
目の前にいるのが敵ならば倒す
といった戦闘が起きているとのことで、
混沌とした状態となっているようです。
ここは祈って待つしかないようで、
決着がついたらまたお伝えします。。
●南部 ヘルソン州
ウクライナ軍の兵士は
アントノフスキー大橋の東にある、
ダチの町の戦況図の場所で、
ウクライナ国旗を掲げた映像が公開されました。
この場所をウクライナ軍が確保したとして、
戦況図を更新しました。。
■その他
イギリス国防省の定期報告によると、
ロシア国防省は、
高額な給与、
追加の社会保障などの
インセンティブを提供していますが、
志願兵募集の目標を達成する可能性が
低いと報告しました。
それによるとロシア国防省は、
通常は中尉で
月額8万1200ルーブル(月額12万5千円)
支払っているところ、
今回の募集に当たっては下級兵に
月額20万ルーブル(月額30万円)を
約束していますが、
募集には苦労しているとのことです。
これは、ロシアの国民の平均的な
給与である7万2851ルーブル(約10万円)の
2.7倍以上に相当し、
特に所得の低い地方の国民には
志願したいと思わせる給与水準ですが、
全体としてみれば、
目標を達成する可能性は
低いと分析しています。。
今日は以上です。
ご視聴いただきありがとうございました。