0:00 はじめに
0:38 全般的な事柄
1:15 この日のウクライナ情勢ニュース
1:29 バクーで大爆発 ●傷者多数か?
2:12 ロシア兵舎にミサイル ●傷者多数報告される
2:36 クラスノダールでロシア空軍機また墜落
3:06 ロシア中央部で油田爆発か?
3:20 ロシア社会が9月30日で停止状態に
4:34 ロシア航空サービス荒廃 離陸まで2日待ちも
6:12 各地域の戦況
6:21 北東部 ルハンスク方面クピャンスク・スバトベ・クレミンナ線の戦況
9:03 東部 バフムト方面の戦況
10:39 南東部 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカ、ブフレダールの戦況
10:58 南部 ザポリージャ州の戦況
14:30 南部 ヘルソン州の戦況
#ウクライナ
#戦況
#プーチン大統領
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ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。
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・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中
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・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど
●距離
スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
●投稿主はメンバーシップ動画でJREITと米国株の先行きについて毎週役に立つ話をしています。
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。
戦況図の説明の前に、
ウクライナ情勢に関する、
最新のニュースをお伝えします
YouTubeのチャプター機能で、
必要なところを見ることもできます
1番目
きょうもロシアでは爆発などの
異変が起きています
まず、カスピ海に面した
バクーの北にある、
ダゲスタンにあるマハチカラの油田で
爆発が発生しました
かなり遠方の爆発のようですが、
明るい閃光を見ることができます
近くの映像では、
車のフロントガラスが割れるほどの
惨事になっているようです
原稿を書いている時点ですが、
この爆発で犠牲者は少なくとも35人、
負傷者は60人に上り、
現在も増え続けている可能性があります
次に、こちらは画像しかありませんが、
マリウポリの南西にあるユリエフカでは、
ロシア軍の兵舎に2発のミサイルによる
攻撃があり、
少なくとも二人が死亡し、
50人以上の兵士が
マリウポリに搬送される重傷、
そのほかに100名以上の兵士が
ケガをしているとのことです
また、クリミアの東にある
クラスノダールでは、
ロシア軍の練習機L39が墜落し、
パイロットが死亡しました
飛行機は飛行場で着陸進入中に
墜落したとのことです
L39は1960年代に、
チェコスロバキアで開発された
ジェット練習機で、
昔のワルシャワ条約機構加盟国の
主力練習機となっていました
さらに、ロシア中央部の
カザフスタンの北にある
ハンティ・マシン自治管区の油田で
2回爆発があり、
死者、重症者合わせて5人いる
との情報があります
2番目
ロシアでは、
9月30日に日常生活に関する
様々なものが停止するリスクがあります
ロシアのシャダエフ通信大臣は、
マイクロソフトが9月30日をもって、
ロシアでソフトウェアの更新を停止すると
通知したことを受けて、
「ロシアでは、
マイクロソフトのソフトウェアに
かわるものを持っている
混乱は生じない」と発言しました
その理由としてロシアでは、
Linuxベースのロシア製OSがあり、
皆それに切り替えているためとしています
マイクロソフトの製品は
ロシアの企業のうち8割程度で
使用されていることから、
モスクワタイムズが専門家に聞いたところ、
「マイクロソフトの製品から
ロシア製のソフトに移行するというのは、
一からシステムを作り直すことになるため、
多くの費用と時間がかかり、
できるまではシステムは動かず、
動いたとしても問題が起きないはずがない
多くの企業では、
海賊版を購入して
使うことになるだろう」と述べました
3番目
同じような話は航空業界でも
当てはまるようで、
ロシアでは、
西側の制裁で航空機の部品を
購入できなくなったため、
航空サービスが徐々に
荒廃しているとのことです
インターファックス通信によると、
ロシアの航空会社のレッドウイングスの、
アンタルヤ発エカテリンブルグ行きの航空機は、
8月12日に離陸する予定でしたが、
410人の乗客は14日になっても搭乗できず、
2日以上空港で待っているとのことです
また、
スマタビア航空でも
サンクトペテルブルク行きの航空機が8時間遅れ、
S7航空でもモスクワ行きの
航空機が7時間以上遅れるなど、
飛行機の遅れが目立つようになりました
ロシアの航空規制当局は、
ロシアに対する西側の制裁が始まって以降、
ロシアの各航空会社に対し、
技術的な欠陥があっても
飛行記録に記載しないよう指導していて、
飛行機は故障したまま
飛ぶのが常態化しているとのことです
専門家によると、
航空機は定期的に、
オーバーホールが必要になるため、
2025年にはロシアで
エアバスやボーイングなどの
西側の飛行機は飛べなくなり、
多くは部品取りに使われ、
現在ある736機の半数は
失うことになるだろうとのことです
■それでは、各地域の戦況です
きょうも戦況の変化のあるところを
中心にお伝えします
●北東部 ルハンスク州方面
ハルキウ、クピャンスクから、
シベルスク付近の戦況についてお伝えします
○クピャンスク方面
○スバトベ・クレミンナ線
クピャンスク方面では
ロシア軍の攻撃が活発となっていますが、
それ以外は低調となっています
南部ザポリージャ戦線から最も遠いところに、
ウクライナ軍を引きつけたいという
ロシア軍の考えなのかもしれません
シンキフカの付近では、
ロシア軍はウクライナ軍陣地に
攻撃を仕掛けましたが、
ウクライナ軍も防衛し、
戦況に変化はありません
ロシア軍はこの方面で
部隊の入れ替えをおこなっているようで、
今後新しい部隊が再度前進し、
ウクライナ軍の陣地に
攻撃を仕掛けてくると予想されています
それ以外には、
ロシア軍はキスリフカ、
ノヴォセリフスケに
攻撃をおこないましたが、
ロシア軍は前進することは
できていません
ノヴォセリフスケの南の
戦況図の付近では、
ウクライナ軍は
ロシア軍のT72に攻撃をおこない、
ドローンで足止めして砲撃で破壊しました
クレミンナ付近でも
ウクライナ軍はトルスケ、
ディブロバでそれぞれ
BMP歩兵戦闘車をドローンで攻撃し、
損害を与えています
○シベルスク周辺
1番目
ロシア軍はビロホリフカに攻撃せず、
空爆のみ実施した模様です
2番目
ウクライナ軍の第54機械化旅団は、
ベルホノカミヤンカに大量のドローンを飛ばし、
ロシア軍の集結地、装備に攻撃をおこない、
確認できるだけでもD30榴弾砲、
複数のトラックを破壊しました
映像では正確な砲撃で
ロシア軍のトラックを破壊する様子が
収められています
3番目
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍は、
ヴェセレの東の戦況図の場所で、
ロシア軍の陣地に
攻撃をおこなっている映像があることから、
この付近をロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
面積はおよそ1平方キロメートルになります
●東部 バフムト方面
天気ははれ、
最低気温16度、最高気温26度
今日の天気は、はれの予報
しばらく晴れの日が続きます
バフムト方面の戦況についてお伝えします
○バフムト南方
昨日の動画では、
ロシア軍の
第83独立航空強襲旅団が
クリシチフカ南部に戦車で攻撃をおこない、
一定の成果があったクリシチフカ周辺ですが、
きょうもロシア軍は
積極的に攻撃に出ようとしています
しかし、ロシア軍の攻撃は
ことごとくウクライナ軍に撃退され、
戦況図には変更はありませんでした
位置情報付きの映像によると、
アンドリフカの駅の東側に
集結したロシア軍は、
攻撃の準備をしていたところを
ウクライナ軍に発見されました
すかさずウクライナ軍は正確な砲撃により
ロシア軍の3両のT90、
MTLB装甲車両、
BMP歩兵戦闘車2両、
ウラルトラックが
撃破または遺棄されました
映像は、
ウクライナ軍の攻撃により
破壊された車両の映像の一部で、
ロシア軍の最新戦車のT90Mが3両、
MT-LB装甲車両とBMPが
写っているところとなります
●南東部 ドネツク州
ウクライナ軍の参謀本部によれば、
ロシア軍はきょうもアウディーイユカ、
その南のクラスノホリフカ、
マリンカに攻撃を仕掛けましたが、
これらの攻撃は
ウクライナ軍が撃退しました
●南部 ザポリージャ州
メルトポリのこの日の天気ははれ、
最低気温19度、最高気温29度
今日の天気は、はれの予報
こちらもしばらく晴れの日が続きます
ドネツク州の西部から、
ザポリージャ州にかけての戦況について
お伝えします
○ヴェルカノボシルカ方面
ウロジャインでは、
戦況図に変更はありませんが、
ロシア軍の敗走が続き、
ウクライナ軍が追撃しています
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍は戦況図の付近で、
ロシア軍に対しクラスター砲弾で攻撃し、
それに巻き込まれたロシア軍の
トラックが停止しました
また同じ場所で、
ウクライナ軍の自爆ドローンが
ロシア軍のBMP2歩兵戦闘車に攻撃をおこない、
BMP2は炎上して撃破されました
同様に、
ウクライナ軍の第35海兵旅団は、
これまた同じ場所で、
ロシア軍のBMP2を攻撃し、
損害を与えました
現在は、
なんとか撤退して
ザヴィネバザンニヤに
逃げ込もうとするロシア軍と、
それを阻止すべく追撃する
ウクライナ軍の構図となっています
ロシア軍の地上部隊は
混乱している中、
ロシア軍は一矢報いようと
空爆と砲撃により
ウクライナ軍の追撃を
とめようとしています
少し地図を引いてみると、
今後ウクライナ軍は、
前哨地のザヴィネバザンニヤ、
防衛線に接続するスタロムリニフカ、
その南のノヴォペトリキフカあたりが
当面の奪還目標で、
さらに地図を引いてみると、
その先にはマリウポリがあります
このあたりは川が多く、
補給線が細いことが
ロシア軍の防衛の
ネックになる可能性があります
○オリヒウ方面
1番目
ロボチネでは、
攻防戦が続いています
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