0:00 はじめに
1:17 全般的な事柄
2:05 この日のウクライナ情勢ニュース
2:17 ドイツ 射程500キロのトーラスミサイルを提供へ
3:38 北朝鮮にVIP専用飛行機飛来 ロシアに弾薬に加え武器も供与か?
5:04 ロシア ナワリヌイ氏収監で「特別懲罰房」その生活ぶりは?
6:26 各地域の戦況
6:35 北東部 ルハンスク方面クピャンスク・スバトベ・クレミンナ線の戦況
9:27 東部 バフムト方面の戦況
10:11 南東部 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカ、ブフレダールの戦況
10:59 南部 ザポリージャ州の戦況
13:59 南部 ヘルソン州の戦況
14:24 ロシア歴史教科書に特別軍事作戦登場 内容が強烈すぎ
#ウクライナ
#戦況
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●ウクラ軍の損失は?
データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
●投稿主はメンバーシップ動画でJREITと米国株の先行きについて毎週役に立つ話をしています。
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。
ウクライナ情勢に関する、
最新のニュースをお伝えします。
YouTubeのチャプター機能で、
必要なところを見ることもできます。
1番目
正式な情報ではありませんが、
ドイツ連邦議会はトーラスミサイルのウクライナ提供で合意に達したとのことです。
ウクライナの国家安全保障国防委員会のチェルネフ副委員長が、
自身の情報源の話として公表しました。
話の前後から、
おそらくドイツの国会議員の知り合いから連絡を受けたのだろうと考えられます。
トーラスミサイルは、
空中発射型の巡航ミサイルで、
最大の特徴は500キロの射程距離で、
これはイギリスのストームシャドウの約2倍の射程となります。
ウクライナで使用した場合には、
クリミア半島全域が射程に入ります。
誘導装置はGPS、
画像認識による地形照合、
慣性航法など複数あり、
ステルス機能を備えた弾頭は、
目標地点まではマッハ1で地形に沿って低高度で進み、
目標地点で高度を上げてからほぼ垂直に降下し、
500キロ相当の2段構えの炸薬で、
敵の司令部など強化された建物などを正確に破壊するように作られています。
。
2番目
ブルームバーグが北朝鮮に詳しいNKニュースの報道として伝えるところによると、
先月ロシアのショイグ国防大臣が北朝鮮を訪問したあと、
続けてロシア空軍のIL62が北朝鮮に向かったとのことです。
この航空機は「VIP専用機」とされ、
ショイグ国防大臣が帰国した7月31日にモスクワを出発し、
8月2日に戻ってきていて、
NKニュースの韓国版では、
この訪問はロシアの高官が乗り込み、
北朝鮮が弾薬だけでなく、
砲弾などの武器をロシアに供与する合意をおこなったあと、
詳細を詰めるために飛んだとしています。
また、北朝鮮が砲弾と武器を提供した対価として、
ロシアは石油と現金を提供するのではないかと言われています。
北朝鮮は、ロシアが必要としている旧ソ連規格の砲弾とロケット弾を数多く保有し、
新型の感染性の問題と経済制裁で経済が回復途上であることから、
ショイグ国防大臣の訪問で大まかな話をつけたあと、
詳細を打ち合わせるために北朝鮮に飛んだと考えられるとのことです。
。
3番目
ロシアの反体制の政治家で、
おととしドイツへ向かう機内でノビチョク中毒で暗殺されそうになったと言われるナワリヌイ氏は、
ロシアでSHIZOと言われる特別な懲罰房に入れられたとのことです。
理由は自己紹介が不当だったとのことですが、
この懲罰房は刑務所の中の刑務所と言われ、
窓やドアには脱獄できないように追加の格子が設置されているのはもちろんのこと、
囚人は寝るときに電気を消すことができず、
24時間照明で明るく照らされた中にいて、
1つの部屋に2人から4人収容されますが、
同房者と話をすることは許されず、
移動は数人の監視の下、
後ろ手に手錠をかけられた上、
腰を曲げた姿勢で移動することが強要されます。
ときどき散歩することが許されますが、
日光が当たらず、
閉鎖された建物の中でできるとのことです。
ナワリヌイ氏は、
懲役19年の刑の判決が出たばかりで、
まずこの懲罰房に14日間入れられましたが、
懲罰房に入れられるのは、
通算で18回目になるとのことです。
。
■それでは、各地域の戦況です。
きょうも戦況の変化のあるところを
中心にお伝えします。
●北東部 ルハンスク州方面
ハルキウ、クピャンスクから、
シベルスク付近の戦況について
お伝えします。
○クピャンスク方面
この方面でロシア軍は
シンキフカに2つの方向から、
また、
ペルショットラブネの西で
攻撃をおこないました。
シンキフカの北の攻撃軸で
ロシア軍は、
ウクライナ軍の陣地まで
たどり着くことに成功しましたが、
進軍はそこで終わり、
あとはウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍は結果は出ませんでした。
。
反対に、
位置情報付きの画像によると、
ウクライナ軍は、
マシュティフカの付近で
ロシア軍の司令所を砲撃して
破壊しました。
戦況図には変更はありません。
。
○スバトベ・クレミンナ線
1番目
ノヴォセリフスケでは、
未確認の情報を総合すると
市街地をロシア軍が
占領した可能性があり、
ウクライナ軍は
市街地から撤退した可能性があります。
また、
この付近の地上戦は
ノヴォセリフスケ南側の
高地を巡って激しさを増しています。
戦況図はそのままとして、
別のソースで確認が取れれば
戦況図を更新します。
。
2番目
一方ウクライナ軍の
第45機械化旅団はその後方の
ノホルネにあった
ロシア軍の砲撃陣地に攻撃し、
自走砲3両、
大砲1門を破壊しました。
。
3番目
昨日ウクライナ軍が
一部地域を奪還した
カマジニフカの付近では、
ウクライナ軍は引き続き、
ロシア軍陣地に
攻撃を仕掛けていますが、
戦況図に変化は
ありませんでした。
。
それ以外の
クレミンナの周辺では、
ロシア軍は占領地の拡大に向けて
攻撃をおこなっていますが、
いずれも失敗し、
戦況図に変化はありませんでした。
一方ウクライナ軍の
第23独立自動車化ライフル旅団の部隊は、
ディブロバの北で
ロシア軍のBMP1歩兵戦闘車に
ドローン攻撃をおこない、
これは成功を収めました。
○シベルスク周辺
ロシア軍はビロホリフカに南から攻撃を仕掛けましたが、
いつものビロホリフカに戻ったようで、
この攻撃はウクライナ軍が撃退しました。
それ以外にはこの方面で、
地上戦の報告はありませんでした。
。
●東部 バフムト方面。
天気は晴れときどきくもり、
最低気温19度、最高気温34度。
今日の天気は、はれの予報。
30度を超える暑い日はこの日を最後に和らぎます。
いくつかの情報を総合しても、
この方面で地上戦の報告は、
ベルキフカと、
バフムトの南方のみとなりました。
クリシチフカから
クルデュミフカの一帯では、
双方が激しく砲撃をおこなっているため、
歩兵は陣地を
出ることができず、
戦線は膠着状態に
入った可能性があります。
。
●南東部 ドネツク州
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍はこの日、
アウディーイユカ、
マリンカに攻撃を仕掛けましたが、
ロシア軍は何の成果も
ありませんでした。
位置情報付きの画像によると、
クラスノホリフカでは、
ウクライナ軍がドローンを使い、
戦況図の場所付近で
ロシア軍のBMP歩兵戦闘車を
攻撃していることが判明したため、
その付近を係争地として
戦況図を更新しました。
この付近は9年前から
ロシア占領地でしたが、
最近になっていったん
ウクライナ軍が奪還し、
話題になった所になります。
。
●南部 ザポリージャ州
メルトポリのこの日の天気は
はれときどきくもり、
最低気温20度、最高気温34度。
今日の天気は、はれの予報。
こちらはまだまだ日中は
暑い日が続きます。
ドネツク州の西部から、
ザポリージャ州にかけての
戦況についてお伝えします。
○ヴェルカノボシルカ方面
1番目
あと3日で陥落すると言われ続けて
一週間以上経過しましたが、
ウロジャインでは、
ロシア軍の抵抗が続いています。
ロシア軍の第247空挺部隊は、
ここで撤退を続けながら
北東方向にも攻撃をおこない、
防衛をおこなっています。
ウクライナ軍は
北と西から攻撃をおこない、
西の攻撃軸では一度
モスクヤリー川を越えて進軍しましたが、
ロシア軍は市街地に入ってきた
ウクライナ軍を押し返し、
結局戦況は変わりませんでした。
。
2番目
プリウトネでは、
ウクライナ軍が北東からも
市街地を包囲する作戦を
おこなおうとしていると思われます。
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍は戦況図の場所で
ウクライナ軍に砲撃を
おこなっていることから、
ウクライナ軍は
東に攻撃をおこない、
わずかですが、
ロシア軍の陣地を奪還しました。
面積は0.5平方キロもありませんが、
その部分をロシア軍の占領地から
ウクライナ軍の奪還地に更新しました。
ちなみに戦況の変化は、
解像度を上げ、
大画面でフルスクリーン表示にすると
追いかけることができます。
。
。
○オリヒウ方面
ウクライナ軍は
ヴェルボヴェでクラスター砲弾を使い、
ロシア軍陣地に攻撃を仕掛け、
ロシア軍を徐々に損耗させ、
ロシア軍陣地との接触線を
徐々に拡大させています。
この方面を防衛していたロシア軍の
第70自動車化ライフル連隊は、
損耗が激しいため
後退させられたもようです。
ロシア軍はこの方面で
人員が不足傾向にある可能性があり、
残っている部隊を
ノヴォポクロフカと
ヴェルボヴェの間で機動的に
移動させて防衛に当たっています。
ロシア軍はこの方面で
第1、
第3、
第11、
第14の4つの予備部隊を投入し、
さらに後方からレンジャー部隊と
自動車化ライフル連隊を投入し、
防衛を継続しています。
。
。
●南部 ヘルソン州
ウクライナ主要軍事情報総局は、
特殊部隊のシャーマン大隊が
ドニプロ川左岸で作戦を
おこなっていると公表しましたが、
具体的な場所は不明です。
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