ロシア激痛【8月5日】軍事予算たった半年で使い果たす【ウクライナ戦況図】ウクラ軍水上ドローンで大戦果 軍艦沈む【最新】ロシア作戦低調|大増税&株価急落|ロシア民間機ブレーキ外してフライト

ロシア激痛【8月5日】軍事予算たった半年で使い果たす【ウクライナ戦況図】ウクラ軍水上ドローンで大戦果 軍艦沈む【最新】ロシア作戦低調|大増税&株価急落|ロシア民間機ブレーキ外してフライト

0:00 はじめに
1:29 全般的な事柄
2:05 この日のウクライナ情勢ニュース
2:10 クリミアで水上ドローン攻撃 揚陸艦損傷
4:33 ロシア株価急落1時間で4%下落 プーチン大統領禁断法案の署名
5:08 戦費足りない 企業に大増税 軍事予算半年で枯渇
6:20 各地域の戦況
6:28 北東部 ルハンスク方面クピャンスク・スバトベ・クレミンナ線の戦況
9:07 東部 バフムト方面の戦況
11:20 南東部 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカ、ブフレダールの戦況
12:03 南部 ザポリージャ州の戦況
13:31 南部 ヘルソン州の戦況
13:40 ロシア民間航空機 ブレーキ外して就航へ

#ウクライナ
#戦況
#プーチン大統領

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●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表で不明
●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
●投稿主はメンバーシップ動画でJREITと米国株の先行きについて毎週役に立つ話をしています。

■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。

ウクライナ情勢に関する、
最新のニュースをお伝えします。
1番目
これは様々なところで報じられていますが、
クリミア付近では複数の攻撃があり、
ロシア海軍の揚陸艦、
ロシア黒海艦隊の石油貯蔵施設、
航空燃料を運ぶタンカー、
クリミア大橋が
ターゲットとなった模様です。
公開された映像によると、
ロシアのクラスノダール近くにある、
黒海に面したノヴォロシスク港で、
ロシア海軍の揚陸艦は
ウクライナの水上ドローンと思われる
攻撃を受け、
船体が傾き、航行不能となりました。
映像では、
大型揚陸艦の
「オレネゴルスキー・ゴルニャク」に
被害があり、、
喫水線の下に穴があき、
船は電源を喪失し、
左舷に30度傾いたため、
別の船で支えて
曳航される様子が映っています。
また、
ウクライナ軍の南部軍管区の
ナタリーフメニュク報道官は、
ウクライナのテレビに登場し、
クリミア半島の東にある、
黒海に面したフェオドシヤの爆発について、
フェオドシヤには
黒海艦隊に燃料を供給する
石油貯蔵施設があり、
今後もこのような爆発が予想されると
指摘しました。
さらに、
クリミア大橋の南約30キロの黒海上では、
ロシアの化学タンカーSIGが
水上ドローンによる攻撃を受け、
エンジンルームとポンプ室が破壊され、
搭乗員がガラスの破片で
ケガをしたとのことです。
この船は以前、
クリミアからシリアに
ジェット燃料を輸送したとして、
アメリカの制裁対象となっている船です。
最後に、
8月4日の夜には
クリミア大橋で大きな爆発音が聞こえ、
橋は通行止めになったとのことです。
映像では、
黒い背景の中に
何かの閃光を確認することができます。
また、これに関連して
ウクライナの情報総局は、
クリミアでの作戦は、
ウクライナの領海内で起きたことで、
完全に合法的であると
コメントを発表しています。
2番目
金曜日のロシアの株式市場は、
午後の1時間で4%以上値下がりし、
2000億ルーブル(約3600億円)の
時価総額を失いました。
ちょうどその時間、
プーチン大統領は
軍の徴兵年齢を30歳に引上げ、
徴兵の召喚状が送られた国民に対し、
国外への移動を禁止する法案に
書名したことが伝えられ、
これが個人投資家の
売りを誘ったとのことです。

3番目
プーチン大統領は企業に対する
「超過利益税」を課す法律に署名しました。
ロシアでは、
今年前半で国防予算を使い果たしたため、
歳入の拡大が急務となっています。
この法律は、
利益が10億ルーブル(18億円)を
超える企業は、
その越えた部分の10%を
税金として追加で支払というものになります。
これにより2万5000社が
課税対象となり、
政府の歳入は
1060億ルーブル(1900億円)増える
ことになります。
ロシアでは、
ウクライナ戦争関連費用がかさみ、
6月末までの軍事費支出総額が、
5兆5900億ルーブルに達し、
年間予算の4兆9100億ルーブルを超えたため、
新たに策定した年間国防費計画では、
国防費がそれまでの2倍を超える
9兆7000億ルーブル(17兆4600億円)と
なっています。

■それでは、各地域の戦況です。
きょうも戦況の変化のあるところを
中心にお伝えします。
●北東部 ルハンスク州方面
ハルキウ、クピャンスクから、
シベルスク付近の戦況について
お伝えします。
○クピャンスク方面
この方面ではウクライナ軍が反撃し、
ロシア軍は後退しました。
1番目
位置情報付きの画像によると、
ウクライナ軍はシンキフカから
ライマンペルシィの方向に反撃し、
空爆と砲撃で
進軍していたロシア軍を撃退し、
ロシア軍を少なくとも
5月16日の位置まで戻しました。
また、その東の
ヴィルシャナの付近では、
戦況図の赤と黄色の境界付近に
ウクライナ軍が砲撃し、
この付近までウクライナ軍が
撤退するロシア軍を
追いかけた可能性があります。
衛星画像では、
この付近に砲撃によると思われる
穴がありましたので確認できました。
係争地内での出来事でしたので、
戦況図には変更はありません。

2番目
複数の未確認の情報と
位置情報付きの画像を総合すると、
ロシア軍は
ペルショットラブネの森林から
さらに南に進軍しようとした可能性があり、
ウクライナ軍が砲撃で追い払いました。
この場所まで
ロシア軍の存在が確認できましたので、
係争地として戦況図を更新しました。

○スバトベ・クレミンナ線
○シベルスク周辺
1番目
ノヴォセリフスケでは、
ロシア軍が、
民家の中のウクライナ軍陣地を
攻撃している映像があり、
市街地では
家1軒単位の戦いとなっています。
ここも係争地内の出来事ですので、
戦況図はそのままです。

2番目
その南のセルヒイフカのあたりでは、
両軍とも積極的な攻撃を
おこなった報告はなく、
戦線は膠着しています。
セルヒイフカは引き続き
ロシア軍が占領している可能性が
高いと考えられます。

この方面の詳細な
戦況の説明はここまでで、
その南では、
クレミンナ、
ビロホリフカ、
シベルスクの周辺に至るまで
ほとんど地上戦の報告はなく、
戦況に変化はありませんでした。

●東部 バフムト方面。
天気は晴れときどきくもり、
最低気温18度、最高気温29度。
今日の天気は、はれの予報。
週末にかけて暑い日が続きます。
この暑い中でも地上戦は続いています。
ウクライナの
ハンナマリヤール国防副大臣は、
「ウクライナ軍は引き続き、
バフムト南側で前進している」と
報告しています。

○バフムト市街
正確な名前がわかりませんが、
ウクライナ軍の
第77空挺旅団の部隊は、
バフムト市街地の北で
ロシア軍の弾薬庫を破壊し、
映像を公開しています。
場所はヤヒドネの東の
駅の近くになります。

○バフムト南方
ロシアの軍事ブロガーは、
この方面のウクライナ軍は、
1日あたり20メートル前進していると
報告しています。
昨日の動画でもお伝えしていますが、
ウクライナ軍は
全般的に進軍のペースを落として、
損失を抑える戦略をとっていて、
この日の戦線全体の
損失数の比率(キルレシオ)は、
1:5となり、
ウクライナ軍の損失1に対し、
ロシア軍が5倍の損失が
あることを示しています。
そのため、
進軍のペースは
メートル単位で表されるほどの
遅いペースとなっています。
従ってクリシチフカでは、
ロシア軍の攻撃は
きょうも続いていますが、
戦況図に反映できるほどの
変化はありません。
ウクライナ軍は、
クリシチフカにやってくる
ロシア軍を撃退し続け、
ウクライナ軍の優勢が続いています。
また、位置情報付きの映像によると、
アンドリフカの南の鉄道付近では、
ウクライナ軍が攻勢を仕掛け、
クラスター砲弾を使った砲撃と空爆で、
ロシア軍の陣地をたたいています。
●南東部 ドネツク州
この方面では
戦況に影響のある情報はありませんが、
クラスノホリフカの東側で
ロシア軍がウクライナ軍陣地に
攻撃を仕掛ける映像が公開されています。
この場所は6月21日に
ウクライナ軍が奪還した場所で、
ロシア軍は装甲車で近くまで来て、
歩兵が塹壕に入って
ウクライナ軍と塹壕戦になり、
これを公開したロシア軍のコメントでは、
第5旅団の突撃部隊は、
ウクライナ軍を陣地から追い出し、
一部を再占領したとしています。

●南部 ザポリージャ州
メルトポリのこの日の天気ははれときどきくもり、
最低気温20度、最高気温30度。
今日の天気は、はれの予報。
こちらも気温が上昇し、
週末がピークとなります。
ドネツク州の西部から、
ザポリージャ州にかけての
戦況についてお伝えします。
○ヴェルカノボシルカ方面
この方面では、
双方が攻撃した情報がありますが、
戦況には変化がありませんでした。
ロシア軍は空爆と砲撃で
ウクライナ軍陣地を攻撃する作戦に
切り替えた可能性があります。

○オリヒウ方面
この方面の未確認の情報では、
「ベルヴォヴェの方向で
ウクライナ軍が前進し、
ロシア軍の第1防衛線を
突破して中間地帯に入った」
というのがありますが、
確認できる情報がなく、
きょうは戦況に変化はありません。
一方ロシア軍は
この方面でも空爆を多用し、
オリヒウ、
マラトクマチカ、
ノヴォダリフカに数回ずつ
空爆をおこなっています。
○カミヤンスケ方面
この方面では、
戦況図に影響のある情報は
ありませんでした。
●南部 ヘルソン州
この方面でも、
戦況図に影響のある情報は
ありませんでした。
■その他
ロシアの航空機は、
西側からの制裁の影響で
部品の供給が滞っています。
ロシアのアエロフロート航空では、
保有する5機のボーイング777、
2機のエアバスA321と
A320、
A330が、
航空機の降着装置の車輪に
ついているディスクブレーキが
故障したり摩耗して
使用限界を超えたため、
ブレーキを取り去って
運航しているとのことです。
航空機のブレーキは、
なくても飛行はできますが、
地上を低速で移動するとき、
横風が吹いたときや、
ぬれた滑走路に着陸するときは
滑走路を外れる危険があるとのことです。