8月4日【速報】プーチン容疑者に2枚目の逮捕状【ウクライナ戦況図】10億ドルの証拠動かずICC長官示唆|ロシア軍暑さで森林浴【分析】なぜ反転攻勢は遅いのか?

8月4日【速報】プーチン容疑者に2枚目の逮捕状【ウクライナ戦況図】10億ドルの証拠動かずICC長官示唆|ロシア軍暑さで森林浴【分析】なぜ反転攻勢は遅いのか?

0:00 はじめに
1:18 全般的な事柄
1:52 この日のウクライナ情勢ニュース
1:59 ウクライナ首相「防衛だけで国家予算越えた」
2:43 イギリス国防省「南部で●○が進軍遅らせる」
3:41 プーチン大統領に2つ目の逮捕状示唆「10億ドルで戦争犯罪の証拠」
4:08 各地域の戦況
4:53 北東部 ルハンスク方面クピャンスク・スバトベ・クレミンナ線の戦況
8:46 東部 バフムト方面の戦況
9:51 南東部 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカ、ブフレダールの戦況
11:04 南部 ザポリージャ州の戦況
13:51 南部 ヘルソン州の戦況
14:17 「なぜ反転攻勢は遅いのか?」アメリカ国際戦略研究所が分析

#ウクライナ
#戦況
#プーチン大統領

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●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表で不明
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 https://note.com/sumaitotoushi/
●投稿主はメンバーシップ動画でJREITと米国株の先行きについて毎週役に立つ話をしています。

■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。

ウクライナ情勢に関する、
最新のニュースをお伝えします。
1番目
ウクライナのシュミハル首相は、
戦争に要する費用が、
年間1兆8000万フラン(年間約7兆円)となり、
平時の国家収入を上回ると述べました。
ちなみに、
ロシア侵攻前の2021年のウクライナの政府歳入は480億ドルでした。
ウクライナ戦争に関する予算の50%は、
諸外国からの補助金でまかなわれています。
また、キーウ経済大学は、
ロシアの侵攻によるウクライナのインフラの直接被害が、
1500億ドル(22兆円)以上であると推定しました。
2番目
イギリス国防省の定期報告によると、
ウクライナ南部では、
耕作可能だった土地が1年半の間休耕となっているため、
雑草が生えていて、
これがこの地域の地上戦の進展を遅らせていると指摘しました。
毎日天気予報でもお伝えしていますが、
ウクライナの夏は暑く、
湿気も多いため、
雑草や灌木が生い茂り、
おそらく背丈以上にはなっていると思われ、
これらは遮蔽物としてロシア軍の防御陣地をカモフラージュするのに役に立っているほか、
地雷原を取り除く際の障害になっている可能性があります。
逆に、
茂みに隠れることで、
歩兵の隠密攻撃の助けになりますが、
その場合、
前進が遅くなると指摘しています。

3番目
国際刑事裁判所のホフマンスキー所長によると、
プーチン大統領の逮捕に向け、
追加の逮捕状を発行する可能性があることを示唆しました。
逮捕状の理由は、ロシア政府が少なくとも10億ドルを支出し、
資金提供したワグナーによる各種の戦争犯罪となる可能性があるとのことです。

■それでは、各地域の戦況です。
戦況の変化のあるところを中心に
お伝えします。
視聴者様からの質問で、
地名がGoogleマップと異なる
というのがありましたが、
ハルキウとハリコフ、
オリヒウとオレホポ、
ドニプロとドニエプルなど、
同じ場所でもGoogleマップは
ロシア語の地名と読み方で
表示されていますが、
この動画では
ウクライナ語の地名がわかれば
それで読むようにしていまして、
小さな集落は
アルファベットにしたものを
英語読みして表示しています。
また、最近では念のため
英語の表記も記載してあります。

●北東部 ルハンスク州方面
ハルキウ、クピャンスクから、
シベルスク付近の戦況について
お伝えします。
○クピャンスク方面
この方面ではロシア軍は
森林の中を前進した可能性があります。

1番目
未確認ですが、
ロシア軍は
オスキル川沿いの森林を南下し、
カリノヴェ近くに
進軍したとの情報があります。
また、ウクライナ軍の
セルヒーチェレバティ報道官によると、
ロシア軍がシンキフカに
攻撃をおこなったと報告しています。
ロシア軍はこの方面で
攻撃を再開した可能性があり、
今後注意が必要です。
戦況図に変更はありません。
2番目
ロシア国防省の報告を
検証したところ、
ペルショットラブネでも、
ロシア軍は林の中を進軍し、
わずかに前進した
可能性があります。
ここは3月19日に
今の戦況図となって以来、
動きがなかったところですが、
ロシア軍はこの方面で、
木陰になるところを選んで
攻撃をしているようです。
該当する部分を
係争地として戦況図を更新しました。
○スバトベ・クレミンナ線
1番目
先のセルヒーチェレバティ報道官によると、
ロシア軍はノヴォセリフスケでも
高速N26号線を確保しようと
ウクライナ軍の陣地に
攻撃をおこなったと報告しています。
ロシア軍は
連日ストームZ部隊を投入していて、
ウクライナ軍も応戦していて、
戦況図には変更はありません。
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍は戦況図の場所で、
昨日はT80戦車を
撃破したのに引き続き、
きょうはT72戦車を破壊しました。
2番目
未確認の情報では、
ウクライナ軍は
セルヒイフカに攻撃を仕掛け、
前進したとの情報があります。
続報が入れば
またお知らせします。

3番目
それ以外では、
双方が主に砲撃により
攻撃をおこなっていますが、
戦況図に変化はありません。
ロシア軍は
ディブロバの西の戦況図の場所で、
ウクライナ軍陣地に
熱気化爆弾を使い、
攻撃をおこなった
ロシア側の映像があります。
またロシア軍は
クレミンナ周辺で、
部隊の再配置を完了させ、
近いうちに
攻撃を仕掛ける可能性があります。
ただ部隊の増援はないため、
ロシア軍はやりくりが難しく、
ある場所で攻撃をすれば、
別の場所での攻撃ができず、
あるいは防衛がおろそかになる
状態となっています。
○シベルスク周辺
複数の未確認の情報を総合すると、
ビロホリフカでは、
ロシア軍は町の北東側で
前進し、
昨日の動画でウクライナ軍が
奪還した場所にも攻撃し、
町まで間合いを詰めてきました。
その部分を
ウクライナ軍の奪還地から、
係争地として
戦況図を更新しました。
それ以外にはこの方面で
目立った戦況の変化はありませんでした。
●東部 バフムト方面。
天気は晴れときどきくもり、
最低気温18度、最高気温29度。
今日の天気は、はれの予報。
週末にかけて暑い日が続きます
ウクライナ軍のシルスキー司令官は、
「ウクライナ軍はバフムト方向に
徐々に前進している」と述べ、
東部軍管区の
セルヒーチェレバティ報道官は、
「バフムト方向に
数百メートルずつ前進している」
としていますが、
この方面では、
クリシチフカで
地上戦の情報はありますが、
戦況に変化はありませんでした。
ロシア軍は空爆を使い、
ウクライナ軍の陣地を攻撃し、
ウクライナ軍は砲撃で
ロシア軍のいる場所をたたいています。
ロシア軍はこの方面で、
アウディーイユカの
第150自動車化ライフル旅団を
バフムトに配置し、
防衛の強化を図ったとの
情報があります。

●南東部 ドネツク州
○アウディーイユカ周辺
ロシア軍は
カミアンカの西に攻撃を仕掛け、
この攻撃はウクライナ軍の郷土防衛隊が
いったん撃退しましたが、
ロシア軍は再度
2つの自動車化ライフル旅団の大隊と連隊で
攻撃を仕掛けました。
そしてこの攻撃は成功し、
ウクライナ軍は撤退し、
戦況図の付近を占領しました。
この付近をロシア軍の占領地として
戦況図を更新しました。
面積は1平方キロメートルほどになります。
それ以外では、
この方面でロシア軍は
限定的な攻撃を仕掛けていますが、
ウクライナ軍が防衛し、
ロシア軍は
何の成果もありませんでした。

また、昨日の動画で
ウクライナ軍が一部の地域を奪還した
ブフレダールの南では、
ウクライナ軍がミキルスケに
攻撃をおこなった情報はありますが、
戦況に変化は
ありませんでした。
●南部 ザポリージャ州
メルトポリのこの日の天気は
はれときどきくもり、
最低気温20度、最高気温30度。
今日の天気は、はれの予報。
こちらも気温がぐんぐん上昇します。
ドネツク州の西部から、
ザポリージャ州にかけての
戦況についてお伝えします。
○ヴェルカノボシルカ方面
ロシア軍は
失った陣地を取り戻そうと、
ウロジャインの北と
北東に攻撃をおこない、
その際ヘリによる空爆も
おこないましたが、
いずれもウクライナ軍が防衛し、
ロシア軍に成果は
ありませんでした。
反対にウクライナ軍は
ウロジャインのロシア軍陣地に
攻撃しましたが、
これも成果はありませんでした。
また、位置情報付きの
映像によると、
ロシア軍は
スタロマイオルスクの西の郊外で
攻撃をおこない、
ウクライナ軍のBMP1歩兵戦闘車両に
損害を与えました。
この攻撃は
ウクライナ軍も応戦し、
この付近のロシア軍の陣地に
砲撃をおこないました。
戦況図に変更はありません。
○オリヒウ方面
1番目
ヴェルボヴェの北側では、
双方が攻撃をおこないました。
位置情報付きの画像によると、
この付近の郊外で、
ロシア軍の自爆ドローンが
ウクライナ軍のレオパルド2を発見し、
そのまま降下して損害を与えました。
ちょうど戦況図の場所付近になります。
対するウクライナ軍も、
その近くでロシア軍陣地に
砲撃をおこないました。
その後ウクライナ軍は
この方面に西から地上戦を仕掛け、
わずかに前進した可能性があります。
2番目
ロボチネの北では、
ウクライナ軍がロシア軍陣地に
自走砲があるのを発見し、
クラスター弾を用いて
ロシア軍陣地を砲撃し、
いくつかの装備を
破壊した情報があります。
また、戦況図にはありませんが、
この方面のロシア軍は、
空爆を積極的におこない
ウクライナ軍の後方を攻撃しています。
○カミヤンスケ方面
この方面では、
双方が攻撃をおこないましたが、
戦況図に影響のある情報は
ありませんでした。
●南部 ヘルソン州
この方面では、
戦況図に影響のある情報は
ありませんが、
ロシア軍はヘルソンの
聖カタリナ大聖堂に砲撃し、
火災を起こしたあと、
消防車が駆けつけたところで
再び攻撃し、
消火作業をおこなっていた
消防士4人が負傷して入院したとの
情報があります。
【その他】
アメリカの国際戦略研究所の
ガディ上級研究員は、