ウクライナ軍、ロシアに渡る筈だった北朝鮮製のBM-21用ロケット弾を押収し、ロシア軍を攻撃

ウクライナ軍、ロシアに渡る筈だった北朝鮮製のBM-21用ロケット弾を押収し、ロシア軍を攻撃

ウクライナ軍はロシア軍に渡る筈だった押収された北朝鮮製のBM-21多連装砲ロケット砲の122mmロケット弾で、ロシア軍を攻撃しました。

アメリカのファイナンシャルタイムズによれば、ウクライナ東部の激戦地バフムトで旧ソ連製のBM-21グラッド自走多連装ロケット砲を運用するウクライナ軍の砲兵部隊が最近、押収された北朝鮮製の122mmロケット砲弾を使ってロシア軍陣地を攻撃しました。その戦果は不明ですが、北朝鮮製ということもあり、砲弾の不発率は高く、信頼できないため、発射時は近づかないように警告するなど、性能はよろしくないようです。この砲弾は本来、砲弾不足に悩むロシア軍、そして、ロシア軍から十分な砲弾の供給が無かった民間軍事会社ワグネルに渡る筈でした。

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