『私のひとこと』(高木善之)(2022.05.10)『プーチン大統領 11分間の演説について』

『私のひとこと』(高木善之)(2022.05.10)『プーチン大統領 11分間の演説について』

今回のお話の内容をご紹介します。ぜひご覧ください(^_^)v

★5月9日ロシア戦勝記念日
・プーチン氏の演説
「ウクライナのネオナチ政府はウクライナ東部のロシア市民を迫害し、ロシアに侵攻しようとしている。NATOはウクライナに最新兵器を次々と送り込み、ウクライナは核兵器を入手しようとしていた。
 ロシアは西側と対話し、合理的な解決を求めてきたが、NATOは耳を貸さなかった。
 NATOとウクライナはロシアの国境に武器を並べ、危険は日に日に増していた。
 ロシアは損略に対して先手を打つことにした。それはやむを得ず、唯一正しい決定だった。ナチズムを打ち負かし、世界規模の戦争の恐怖が繰り返されないようにすることが我々の義務である。ロシアのため、勝利のため、万歳!」
 演説のあと1万人の兵士は大声で「万歳!」「ウラー!」を叫んだが、観客はまばらな拍手をするだけで熱気はなかった。
 前回60周年には日本の小泉首相など世界50カ国の首脳が参加したが今回はゼロ。
・リハーサルでは最大の見せ場だった核戦争のシンボル『イリューシン80』(核戦争を指揮するための大統領特別機)と『ツポレフ160』(核攻撃のための重爆撃機)の飛行も中止された。

・11分間の演説はこんな内容だった。
 よくもこんなことが、事実と真逆のことが言えたものだ。まさに今プーチンがやっていることが侵略と虐殺だ。
・西側諸国の政府、国連の事務総長は一斉に異議を唱えた。
・事前には「(プーチンは)戦争宣言するのでは?核兵器の使用を宣言するのでは?国家総動員令を出すのでは?」などが取り沙汰されてきたが、勝利宣言も戦争宣言もなく、これまで通りのプロパガンダを繰り返すのみだった。
・プーチンは、ウクライナとナチを重ねて軍事侵攻を正当化しているが、実際はプーチンがやっていることはナチズムそのもの。
ナチスは無理な戦争を仕掛けて敗退したが、ロシアも無理な戦争を仕掛けて敗退するだろう。
・しかしそれまで、どれだけの犠牲が増え続けるのか。
・最大の被害はウクライナ、国土は瓦礫になり、何万人の人命が失われる
・ウクライナの主な輸出品目、小麦などの農産物、工業製品、半導体の製造材料は世界的なダメージを与える。
・ロシア経済制裁による物価上昇は、日本でも広範囲に及ぶ

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